※この銘柄は2023年7月12日付で上場廃止になりました。
今回は、【1394】UBS ETF 先進国株(MSCIワールド)について解説していきます。
【1394】UBS ETF 先進国株(MSCIワールド)は、UBSファンド・マネジメント(ルクセンブルク)が運用する、「MSCIワールドインデックス」に連動する先進国株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1394-j.pdf
また、世界株ETF・先進国株ETFについては、こちらのページで解説しています。
MSCIワールドインデックスとは
「MSCIワールドインデックス」は、日本を含む先進国23ヶ国の株式市場の大型株・中型株で構成される浮動株調整後時価総額加重平均型の指標です。
今回見ていく【1394】UBS ETF 先進国株(MSCIワールド)の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年1月31日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | アップル | 4.89% |
2 | マイクロソフト | 3.76% |
3 | アマゾン・ドット・コム | 2.31% |
4 | アルファベット A | 1.38% |
5 | テスラ | 1.33% |
【1394】UBS ETF 先進国株(MSCIワールド)のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.30% |
分配金 | 394円(年2回) |
分配金利回り | 1.02% |
直近5年間の値動き | +78.43%(21,560円→38,470円) |
必要投資金額 | 38,470円(1口) |
上場日 | 2015年3月18日 |
長期投資おすすめ度 | ★★★ |
流動性 | ☆(取引が難しい最低レベル) |
※各データは、2022年9月22日時点の値。
【1394】UBS ETF 先進国株(MSCIワールド)は、「MSCIワールドインデックス」に連動する先進国株ETFです。
直近5年間で+78%もの上昇率となっており、この数字だけ見れば文句なしでおすすめの銘柄です。
ただ、あまりにも取引量が少なく流動性リスクが大きくなっています。
流動性リスクは最低ランクの「☆(取引が難しい最低レベル)」としていますが、買い値の売り値の乖離が大きいため、さらに2~3段階小さいものと認識してください。
取引するだけで3%程度の乖離が生じてしまいます。
先進国株ETFとしては、流動性リスクがあまりにも高いためおすすめできない銘柄です。
まとめ
【1394】UBS ETF 先進国株(MSCIワールド)は、UBSファンド・マネジメント(ルクセンブルク)が運用する、「MSCIワールドインデックス」に連動する先進国株ETFです。
「MSCIワールドインデックス」は、日本を含む先進国23ヶ国の株式市場の大型株・中型株で構成される浮動株調整後時価総額加重平均型の指標です。
【1394】UBS ETF 先進国株(MSCIワールド)は、直近5年間で+78%もの上昇率となっていますが、あまりにも取引量が少なく流動性リスクが大きくなっていることがネックの銘柄です。
先進国株ETFとしては、流動性リスクがあまりにも高いためおすすめできません。