米国債ETFの【1482】iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【1482】iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)について解説していきます。

【1482】iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)は、ブラックロック・ジャパンが運用する、「FTSE米国債7-10年セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース)」に連動する米国債ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1482-j.pdf

また、日本国債・米国国債・外国国債に連動する債券ETFについては、こちらのページで解説しています。

日本国債・米国国債・外国国債に連動する債券ETF全15銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
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FTSE米国債7-10年セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース)とは

「FTSE米国債7-10年セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース)」は、償還残存期間7年以上10年未満の米国債で構成される指数です。

なお、当ETFは円建てによる為替ヘッジ付きETFとなっています。

米国債ETFはドル建て資産のため円安ドル高になるとプラスになりますが、当ETFは円建てであるため円安ドル高になると収益がマイナスになる点には注意が必要です。

円安対策のローリスク資産としては、為替ヘッジが付いていない外国債券ETFを選択するようにしましょう。

今回見ていく【1482】iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月8日時点)。

銘柄名構成比率
1TREASURY NOTE (2OLD)11.63%
2TREASURY NOTE (OLD)11.50%
3TREASURY NOTE11.37%
4TREASURY NOTE11.06%
5TREASURY NOTE10.86%

 

【1482】iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)のETFデータ

【1482】Iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)

信託報酬(税込)0.154%
分配金29円(年4回)
分配金利回り1.53%
直近5年間の値動き-20.46%(2,370円→1,885円)
必要投資金額1,885円(1口)
上場日2016年5月27日
長期投資おすすめ度★★★
流動性★★

※各データは、2022年10月14日時点の値。

【1482】iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)は、「FTSE米国債7-10年セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース)」に連動する米国債ETFです。

債権ETFの中では取引量が最も多い銘柄の一つとなっており、流動性は問題ありません。

2021年11月以降は、米国利上げと円高によるダブルパンチとなっており、直近5年間では-20%を超える値下がりとなっています。

今後、米国利上げによって分配金利回りは上がることは間違いありませんが、それを差し引いても大きなマイナスです。

 

まとめ

【1482】iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)は、ブラックロック・ジャパンが運用する、「FTSE米国債7-10年セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース)」に連動する米国債ETFです。

「FTSE米国債7-10年セレクト・インデックス(国内投信用 円ヘッジ円ベース)」は、償還残存期間7年以上10年未満の米国債で構成される指数となっており、対円で為替ヘッジされています。

【1482】iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)は、2021年11月以降、米国利上げと円高によるダブルパンチとなっており、直近5年間では-20%を超えるマイナスとなっています。

債権ETFの中では取引量が最も多い銘柄の一つで、今後、米国利上げによって分配金利回りが上がることは間違いありませんが、リスクについては認識しておきましょう。