今回は、【1483】iシェアーズ JPXS&P 設備・人材投資 ETFについて解説していきます。
【1483】iシェアーズ JPXS&P 設備・人材投資 ETFは、ブラックロック・ジャパンが運用する、「JPX/S&P 設備・人材投資指数」に連動する日本株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1483-j.pdf
また、設備・人材投資指数に連動する日本株ETFについては、こちらのページで解説しています。
JPX/S&P 設備・人材投資指数とは
「JPX/S&P 設備・人材投資指数」は、TOPIXをユニバースとして「設備投資の成長性」「設備投資の効率性」「人材投資の充実度」の3点から評価を行い、総合スコア上位200銘柄で構成される株価指数です。
今回見ていく【1483】iシェアーズ JPXS&P 設備・人材投資 ETFの構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月31日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | 【6758】ソニーグループ | 5.29% |
2 | 【8035】東京エレクトロン | 4.57% |
3 | 【7974】任天堂 | 3.49% |
4 | 【9432】日本電信電話(NTT) | 3.44% |
5 | 【6861】キーエンス | 3.44% |
【1483】iシェアーズ JPXS&P 設備・人材投資 ETFのETFデータ
信託報酬(税込) | 0.209% |
分配金 | 28円(年2回) |
分配金利回り | 1.33% |
直近5年間の値動き | +44.74%(1,446円→2,093円) |
必要投資金額 | 2,093円(1口) |
上場日 | 2016年6月10日 |
長期投資おすすめ度 | ★★★ |
流動性 | ☆(取引が難しい最低レベル) |
※各データは、2022年6月14日時点の値。
【1483】iシェアーズ JPXS&P 設備・人材投資 ETFは、「JPX/S&P 設備・人材投資指数」に連動する日本株ETFです。
直近5年間の値上がり率は、TOPIXの2倍弱となっています。
ただ、流動性が非常に低く、取引が難しいレベルとなっています。
流動性がなく売られていないがゆえに、直近5年間の値上がり率が高めに出ている面もありそうです。
「JPX/S&P 設備・人材投資指数」に連動するETFとしては、【1481】上場インデックスファンド日本経済貢献株の方が、信託報酬が低く、流動性が高いためおすすめです。
まとめ
【1483】iシェアーズ JPXS&P 設備・人材投資 ETFは、ブラックロック・ジャパンが運用する、「JPX/S&P 設備・人材投資指数」に連動する日本株ETFです。
「JPX/S&P 設備・人材投資指数」は、TOPIXをユニバースとして「設備投資の成長性」「設備投資の効率性」「人材投資の充実度」の3点から評価を行い、総合スコア上位200銘柄で構成される株価指数です。
【1483】iシェアーズ JPXS&P 設備・人材投資 ETFは、直近5年間の値上がり率はTOPIXの2倍弱と高い成長率を誇る日本株ETFとなっています。
ただ、流動性が非常に低く、取引が難しいレベルとなっています。
「JPX/S&P 設備・人材投資指数」に連動するETFとしては、【1481】上場インデックスファンド日本経済貢献株の方が、信託報酬が低く、流動性が高いためおすすめです。