今回は、【1481】上場インデックスファンド日本経済貢献株について解説していきます。
【1481】上場インデックスファンド日本経済貢献株は、日興アセットマネジメントが運用する、「JPX/S&P 設備・人材投資指数」に連動する日本株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1481-j.pdf
また、設備・人材投資指数に連動する日本株ETFについては、こちらのページで解説しています。

JPX/S&P 設備・人材投資指数とは
「JPX/S&P 設備・人材投資指数」は、TOPIXをユニバースとして「設備投資の成長性」「設備投資の効率性」「人材投資の充実度」の3点から評価を行い、総合スコア上位200銘柄で構成される株価指数です。
今回見ていく【1481】上場インデックスファンド日本経済貢献株の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月31日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | 【6758】ソニーグループ | 5.27% |
2 | 【8035】東京エレクトロン | 4.58% |
3 | 【9432】日本電信電話(NTT) | 3.45% |
4 | 【7974】任天堂 | 3.45% |
5 | 【8766】東京海上ホールディングス | 3.40% |
【1481】上場インデックスファンド日本経済貢献株のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.165% |
分配金 | 36円(年2回) |
分配金利回り | 1.81% |
直近5年間の値動き | +36.48%(1,450円→1,979円) |
必要投資金額 | 1,979円(1口) |
上場日 | 2016年5月25日 |
長期投資おすすめ度 | ★★★★ |
流動性 | ☆(取引が難しい最低レベル) |
※各データは、2022年6月13日時点の値。
【1481】上場インデックスファンド日本経済貢献株は、「JPX/S&P 設備・人材投資指数」に連動する日本株ETFです。
日本株ETFとして見ると、分配金利回りはTOPIXと同程度となっており、直近5年間の値上がり率はTOPIX連動型ETFより10%ほど高くなっています。
日本株ETFとしておすすめですが、流動性が、取引が難しい最低レベルしかない点には注意が必要です。
同ETFは、設備・人材投資指数に連動する日本株ETFの中では最も流動性が大きい銘柄ですが、それでも流動性は最低レベルとなっています。
まとめ
【1481】上場インデックスファンド日本経済貢献株は、「JPX/S&P 設備・人材投資指数」に連動する日本株ETFです。
「JPX/S&P 設備・人材投資指数」は、TOPIXをユニバースとして「設備投資の成長性」「設備投資の効率性」「人材投資の充実度」の3点から評価を行い、総合スコア上位200銘柄で構成される株価指数です。
【1481】上場インデックスファンド日本経済貢献株は、分配金利回りはTOPIXと同程度となっており、直近5年間の値上がり率はTOPIX連動型ETFより10%ほど高くなっています。
日本株ETFとしておすすめのETFですが、流動性が最低レベルしかない点には注意が必要です。
それでも、同ETFは、設備・人材投資指数に連動する日本株ETFの中では最も流動性が大きいため、成長ETFである設備・人材投資指数連動型ETFとしては最もおすすめの銘柄です。
投資する際には、取引量が最も大きくなる大引けに引成注文をするなどして、少しでも流動性リスクを小さくするように心掛けましょう。