日本株ETFの【1629】NEXT FUNDS 商社・卸売(TOPIX-17)上場投信を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【1629】NEXT FUNDS 商社・卸売(TOPIX-17)上場投信について解説していきます。

【1629】NEXT FUNDS 商社・卸売(TOPIX-17)上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「TOPIX-17 商社・卸売」に連動する日本株ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1629-j.pdf

また、業種別株価指数TOPIX17シリーズに連動する日本株型ETFについては、こちらのページで解説しています。

業種別株価指数に連動する日本株ETF全19銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
「日本株にETFでインデックス投資したいけど、業種別に投資できるETFはないのかな?」とお困りではありませんか?日本株と言っても一様ではなく、ディフェンシブ銘柄が多い食品や医薬品、成長が期待される精密機器やIT産業など、さまざまな特色を持っ...

 

TOPIX-17 商社・卸売とは

業種別株価指数「TOPIX17」シリーズは、東証プライム市場に上場している全銘柄を、17業種別に区分した株価指数となっています。

業種別株価指数に連動するETFに投資するメリットは、資産運用の目的に合わせた業種・セクターに投資できることです。

例えば、安全に運用したい場合にはディフェンシブセクターである食品や医薬品、値上がり益を期待したい場合には成長セクターである電機・精密や情報通信(IT)といったセクターを選んで投資することが可能です。

また、ETFなら業種別に銘柄がリスク分散されているため、個別株投資をするよりも圧倒的にリスクが小さいことは言うまでもありません。

今回見ていく【1629】NEXT FUNDS 商社・卸売(TOPIX-17)上場投信は、東証の商社セクターで構成される「TOPIX-17 商社・卸売」連動型ETFです。

【1629】NEXT FUNDS 商社・卸売(TOPIX-17)上場投信の構成銘柄比率は次のようになっています(2021年8月31日時点)。

  銘柄名 構成比率
1 【8058】三菱商事 20.92%
2 【8001】伊藤忠商事 17.58%
3 【8031】三井物産 15.68%
4 【8002】丸紅 8.54%
5 【8053】住友商事 8.11%

 

【1629】NEXT FUNDS 商社・卸売(TOPIX-17)上場投信のETFデータ

【1629】NEXT FUNDS 商社・卸売(TOPIX-17)上場投信

信託報酬(税込) 0.352%
分配金 2,024円(年1回)
分配金利回り 4.48%
直近5年間の値動き +60.50%(28,130円→45,150円)
必要投資金額 45,150円(1口)
上場日 2008年3月25日
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性

※各データは、2022年5月27日時点の値。

【1629】NEXT FUNDS 商社・卸売(TOPIX-17)上場投信は、東証の商社セクターで構成される「TOPIX-17 商社・卸売」連動型の日本株ETFです。

商社株は高配当株セクターとなっているだけあって、分配金利回りが高いことが特徴です。

また、直近5年間の値上がり率はTOPIX連動型ETFの2倍以上となっています。

業種別ETFの中では相対的に流動性は大きいものの、投資する際には終値で取得するなどの工夫が必要です。

日本株のインデックス投資をする上でもおすすめの銘柄です。

 

まとめ

【1629】NEXT FUNDS 商社・卸売(TOPIX-17)上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「TOPIX-17 商社・卸売」に連動する日本株ETFです。

「TOPIX-17 商社・卸売」は、日本株の業種別株価指数「TOPIX17」シリーズの一つで、商社セクターで構成される株価指数となっています。

【1629】NEXT FUNDS 商社・卸売(TOPIX-17)上場投信は、商社株が高配当株セクターとなっているだけあって分配金利回りが高く、直近5年間の値上がり率もTOPIX連動型ETFの2倍です。

高配当の日本株ETFとしておすすめの銘柄ですが、流動性が小さいため、投資する際には取引量が最も多くなる終値に引成注文をして取得するなどの工夫が必要です。

 

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