国内REIT型ETFの【1660】MAXIS高利回リJリート上場投信を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【1660】MAXIS高利回リJリート上場投信について解説していきます。

【1660】MAXIS高利回リJリート上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「野村高利回りJリート指数」に連動する国内REIT型ETFETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1660-j.pdf

また、REIT型ETFについては、こちらのページで解説しています。

J-REIT指数・海外REIT指数に連動するREIT型ETF全18銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
「REIT型ETFに興味があるけど、具体的にどの銘柄に投資すればいいんだろう?」と、お困りではありませんか?ETFによるREIT投資は、少額から不動産投資が始められかつ、多くの分配金を貰えることがメリットです。また、REITに投資すれば複数...

 

野村高利回りJリート指数とは

「野村高利回りJリート指数」は、国内市場に上場する全てのREITの中から、予想配金利回りの高い銘柄を組み入れた指数です。

予想配金利回りが高い銘柄の構成ウェイトを高めた非時価総額加重型指数となっており、個別銘柄のウェイト上限は5%となっています。

今回見ていく【1660】MAXIS高利回リJリート上場投信の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年2月28日時点)。

  銘柄名 構成比率
1 【8984】大和ハウスリート投資法人 5.53%
2 【8951】日本ビルファンド投資法人 5.38%
3 【8952】ジャパンリアルエステイト投資法人 5.16%
4 【3462】野村不動産マスターファンド投資法人 5.05%
5 【8960】ユナイテッド・アーバン投資法人 4.72%

 

【1660】MAXIS高利回リJリート上場投信のETFデータ

【1660】MAXIS高利回リJリート上場投信

信託報酬(税込) 0.1595%
分配金 400円(年4回)
分配金利回り 3.52%
直近5年間の値動き +29.77%(8,750円→11,355円)
必要投資金額 11,355円(1口)
上場日 2017年10月11日
長期投資おすすめ度 ★★★★★
流動性

※各データは、2022年8月5日時点の値。

【1660】MAXIS高利回リJリート上場投信は、「野村高利回りJリート指数」に連動する国内REIT型ETFです。

「東証REIT指数」に連動するETFと比較すると、信託報酬は低めとなっており、分配金利回りは高く、直近5年間の値上がり率は10%ほど大きくなっています。
※参考:「東証REIT指数」に連動する【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信の分配金利回りは3.22%、直近5年間の値動きは+19.46%(2022年8月5日時点)。

国内REIT型ETFでは圧倒的な成績を誇る銘柄ですが、取引量は最低レベルで流動性リスクが高い点がネックです。

大引けに引成注文で取得するなどして少しでも流動性リスクを抑える必要はあるものの、国内REIT型ETFとしてはおすすめの銘柄です。

 

まとめ

【1660】MAXIS高利回リJリート上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「野村高利回りJリート指数」に連動する国内REIT型ETFETFです。

「野村高利回りJリート指数」は、国内市場に上場する全てのREITの中から、予想配金利回りの高い銘柄を組み入れた指数です。

【1660】MAXIS高利回リJリート上場投信は、「東証REIT指数」に連動するETFと比較すると、信託報酬は低めで、分配金利回りは高く、直近5年間の値上がり率は10%ほど大きくなっています。

ただ、取引量は最低レベルで流動性リスクが高いため、投資する際には大引けに引成注文で取得するなどして少しでも流動性リスクを抑えるようにしましょう。

国内REIT型ETFでは圧倒的な成績を誇る銘柄となっており、ポートフォリオにREITを加えたい場合はもちろん、高配当ETFとしてもおすすめの銘柄です。

 

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