今回は、【1651】ダイワ上場投信-TOPIX高配当40指数について解説していきます。
【1651】ダイワ上場投信-TOPIX高配当40指数は、大和アセットマネジメントが運用する、「TOPIX高配当40指数」に連動する日本株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1651-j.pdf
また、日本株の高配当株で構成される高配当株指数に連動するETFについては、こちらのページで解説しています。
TOPIX高配当40指数とは
「TOPIX高配当40指数」は、東証プライム市場銘柄の中でも時価総額・流動性が高い100銘柄で構成される「TOPIX100」の構成銘柄から、配当利回りが高い40銘柄で構成される株価指数です。
今回見ていく【1651】ダイワ上場投信-TOPIX高配当40指数の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年3月31日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | 【8058】三菱商事 | 5.75% |
2 | 【7203】トヨタ自動車 | 5.43% |
3 | 【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループ | 5.01% |
4 | 【8001】伊藤忠商事 | 4.84% |
5 | 【9432】日本電信電話(NTT) | 4.82% |
【1651】ダイワ上場投信-TOPIX高配当40指数のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.209% |
分配金 | 33.5円(年4回) |
分配金利回り | 2.77% |
直近5年間の値動き | +14.70%(1,054円→1,209円) |
必要投資金額 | 12,090円(10口) |
上場日 | 2017年9月26日 |
長期投資おすすめ度 | ★★★ |
流動性 | ★★ |
※各データは、2022年6月17日時点の値。
【1651】ダイワ上場投信-TOPIX高配当40指数は、高配当株指数「TOPIX高配当40指数」に連動する日本株ETFです。
分配金利回りは3%弱となっており、直近5年間の値上がり率も15%弱となっています。
また、取引量も1億円程度はあるため、大引けで取得するようにすれば特に問題もありません。
TOPIX連動型ETFと比べてみてもそん色ない成績です。
※参考:【1306】NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信の直近5年間の値上がり率は+18.96%、分配金利回りは1.89%となっています(2022年6月17日時点)
ただ、そこまで大きな差はないため、一般論からすると、銘柄分散リスクや流動性リスクがより低いTOPIX連動型ETFに投資しておいた方が無難と言えるでしょう。
まとめ
【1651】ダイワ上場投信-TOPIX高配当40指数は、大和アセットマネジメントが運用する、「TOPIX高配当40指数」に連動する日本株ETFです。
「TOPIX高配当40指数」は、東証プライム市場銘柄の中でも時価総額・流動性が高い100銘柄で構成される「TOPIX100」の構成銘柄から、配当利回りが高い40銘柄で構成される株価指数です。
【1651】ダイワ上場投信-TOPIX高配当40指数は、TOPIX連動型ETFに比べて分配金利回りが1%ほど高く、直近5年間の値上がり率はやや低くなっています。
TOPIX連動型ETFと比べてみてもそん色ない成績ですが、そこまで大きな差はないため、一般論からすると、銘柄分散リスクや流動性リスクがより低いTOPIX連動型ETFに投資しておいた方が無難と言えるでしょう。