今回は、【1679】Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信について解説していきます。
【1679】Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信は、シンプレクス・アセット・マネジメントが運用する、「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均」に連動する米国株ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/1679-j.pdf
また、米国株ETFについては、こちらのページで解説しています。
ダウ・ジョーンズ工業株30種平均とは
「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均(ダウ平均株価)」は、米国を代表する30銘柄で構成される米国市場を代表する株価指数です。
ダウ平均株価は、構成される30銘柄の株価単純平均で算出され、30銘柄で米国市場の時価総額約25%を占めています。
今回見ていく【1679】Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年2月28日時点)。
銘柄名 | 構成比率 | |
1 | ダウ・ジョーンズ工業株価平均ファンド | 100.02% |
2 | SAMマネー・マザーファンド | 0.00% |
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5 |
【1679】Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信のETFデータ
信託報酬(税込) | 0.55% |
分配金 | 600円(年1回) |
分配金利回り | 1.55% |
直近5年間の値動き | +74.47%(22,100円→38,560円) |
必要投資金額 | 385,600円(10口) |
上場日 | 2009年12月10日 |
長期投資おすすめ度 | ★★★★ |
流動性 | ★ |
※各データは、2022年8月29日時点の値。
【1679】Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信は、「ダウ平均株価」に連動する米国株ETFです。
直近5年間の値上がり率は70%以上となっており、分配金利回りも悪くありません。
信託報酬はやや高く、流動性リスクもかろうじて及第点とデメリットもありますが、成長率はそれらのデメリットを打ち消すものです。
ただ、価格帯が大きいにも関わらず、10口からしか取引できないため、必要投資金額が大きくなってしまう点はポートフォリオを組む上ではデメリットとなるため★-1です。
「S&P500指数」に隠れているものの、米国株の運用はダウ連動型へのインデックス投資でも悪くありません。
まとめ
【1679】Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信は、シンプレクス・アセット・マネジメントが運用する、「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均」に連動する米国株ETFです。
「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均(ダウ平均株価)」は、米国を代表する30銘柄の株価単純平均で算出される株価指数です。
【1679】Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信は、直近5年間の値上がり率は70%以上となっており、分配金利回りも悪くありません。
ただ、価格帯が大きいにも関わらず、10口からしか取引できないため、必要投資金額が大きくなってしまう点はポートフォリオを組む上ではデメリットとなります。
「S&P500指数」に隠れていますが、米国株の運用はダウ連動型のインデックス投資で行うのもおすすめです。