米国株ETFの【2634】NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【2634】NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信について解説していきます。

【2634】NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「S&P500指数(TTM、円建て、円ヘッジ)」に連動する米国株ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/2634-j.pdf

また、米国株ETFについては、こちらのページで解説しています。

ダウ平均株価・S&P500指数などに連動する米国株ETF全9銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
「ETFで米国株に投資してみたいけど、どの米国株ETFを選べばいいのか分からない……」と、お困りではありませんか? GAFAに代表されるグローバル企業がけん引する米国市場は成長し続けており、今後も米国株は値上がり続けることが期待されます。 ...

 

S&P500指数(TTM、円建て、円ヘッジ)とは

「S&P500指数(TTM、円建て、円ヘッジ)」は、米国市場を代表する500銘柄で構成され、時価総額ベースで算出される米国株指数です。

構成銘柄で米国市場の時価総額約75%を占めており、ダウ工業平均株価よりも米国市場全体の状態を表す株価指数となっています。

なお、当ETFは円建てによる為替ヘッジ付きETFとなっています。

「S&P500指数」連動型ETFはドル建て資産のため円安ドル高になるとプラスになりますが、当ETFは円建てであるため円安ドル高になると収益がマイナスになる点には注意が必要です。

円安対策の資産としては、為替ヘッジが付いていない通常の「S&P500指数」連動型ETFを選択するようにしましょう。

今回見ていく【2634】NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年2月28日時点)。

  銘柄名 構成比率
1 【AAPL】APPLE INC 6.76%
2 【MSFT】MICROSOFT CORP 5.87%
3 【AMZN】AMAZON.COM INC 3.53%
4 【GOOGL】ALPHABET INC-CL A 2.13%
5 【GOOG】ALPHABET INC-CL C 1.98%

 

【2634】NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信のETFデータ

【2634】NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.077%
分配金 16円(年2回)
分配金利回り 0.80%
直近5年間の値動き -0.27%(2,001円→1,995.5円)
必要投資金額 1,995.5円(10口)
上場日 2021年3月31日
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ★★

※各データは、2022年9月9日時点の値。

【2634】NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信は、「S&P500指数」を対円で為替ヘッジしたものと連動する米国株ETFです。

信託報酬は低く、流動性は及第点であるため、為替ヘッジされている「S&P500指数」連動型ETFとしては問題ありません。

ただ、2022年の急激な円安を受けて、上場から約1年半でマイナスとなっています。

米国株ETFですが、ドル建て資産にはならない点に注意しておきましょう。

 

まとめ

【2634】NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「S&P500指数(TTM、円建て、円ヘッジ)」に連動する米国株ETFです。

「S&P500指数(TTM、円建て、円ヘッジ)」は、米国市場を代表する500銘柄で構成され、時価総額ベースで算出される米国株指数で、対円で為替ヘッジされています。

【2634】NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信は、信託報酬は低く、流動性は及第点であるため、為替ヘッジされている「S&P500指数」連動型ETFとしては問題なく運用できます。

ただ、対円で為替ヘッジされているため、2022年の急激な円安を受けて、上場から約1年半でマイナスとなっています。

米国株ETFですが、ドル建て資産にはならない点に注意しておきましょう。