楽天証券のiDeCo全32銘柄について徹底解説!【2020年最新版】

「楽天証券でiDeCoを始めてみたいけど、どの銘柄で運用すればいいんだろう?」と、お困りではありませんか?

楽天証券のiDeCoは手数料が最安であることはもちろん、先進国株の「たわらノーロード先進国株式」や世界株の「iTrust世界株式」といった外国株投信に強く、日本株の「iTrust日本株式」や債券、バランス投信でも優れた銘柄が並びます。

今回は、楽天証券のiDeCo商品全32銘柄について徹底解説した上で、おすすめの銘柄を紹介していきます。

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楽天証券でiDeCoを始めるメリットとは?

個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)は、自分の手で老後資産を形成する私的年金制度です。

iDeCoでは、60歳になるまで掛け金を拠出し、60歳以降に一時金もしくは年金として受け取ることが可能となっています(ただし、原則として60歳になるまで資産を引き出すことはできません)。

iDeCoの最大のメリットは、次の3つの税制優遇を受けられることです。
①iDeCoへの拠出金は、確定申告の際に「小規模企業共済等掛金控除」の対象となるため、全額所得控除されます。
②iDeCoで運用した商品の運用益は非課税となるため、非課税分も再投資でき、運用による複利効果をより大きくすることができます。
③60歳以上の受給年齢に達したときに、一時金で受け取る場合には「退職所得控除」、年金で受給する場合は「公的年金等控除」の対象となります。

ただ、iDeCoへの月々の拠出金には制限があります。自営業者やフリーランサーなどの国民年金受給者は月額6.8万円(年額81.6万円)まで、会社員は企業年金によって月額1.2~2.3万円(年額14.4万円~27.6万円)まで、公務員は月額1.2万円(年額14.4万円)までとなっています。いずれの場合も最低掛け金は月々5,000円からの1,000円単位です。

また、iDeCo口座は1人につき1つの金融機関にしか開設することができません。iDeCoの運用は金融機関ごとに用意されている運用商品で行い、運用商品の配分は1%単位で調整することが可能です。

iDeCo口座を選ぶポイントは、手数料が最安であること(※)に加えて、優良な運用商品が揃っていることが重要です。
※iDeCoの手数料は、初回時には国民年金基金連合会へ加入するときに支払う初回手数料2,829円(税込)が発生します。その後、掛け金を拠出する度に105円、信託銀行に66円の合計171円が発生します(拠出しない月は信託銀行に66円のみ)(いずれも税込)。ここまでの手数料はどの金融機関を選んでも共通で発生するものであり、拠出する際に金融機関に払う手数料が0円となる金融機関が手数料最安となります。

楽天証券のiDeCoは手数料が最安であることはもちろん、日本株の「iTrust日本株式」、先進国株の「たわらノーロード先進国株式」、世界株の「iTrust世界株式」と優良な商品が揃っており、債券やバランス投信でも優れた銘柄が並びます。

先進国株・世界株と外国株式投信に強いことが楽天証券の強みと言ってよいでしょう。

今回は、楽天証券のiDeCoで取り扱っている全32銘柄について徹底解説していきます。

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楽天証券のiDeCoで扱っている銘柄の注目ポイント

楽天証券のiDeCoで扱っている銘柄の注目ポイントについて抑えておきましょう。

※楽天証券のiDeCoで扱っている銘柄一覧については楽天証券の「iDeCo取扱商品一覧ページ」を参照しています。また、「信託報酬」や「直近5年間の成績」については、日本経済新聞社の各投資信託ページに掲載されている2020年3月末時点のデータを参照しています。

 

・「商品種別」をチェック!

iDeCoで運用する投資信託は、株式や債券など構成される資産によってさまざまなタイプに分けられます。

一般的には、債券より株式の方がリスク・リターンが高く、先進国より新興国の方がリスク・リターンが高くなる傾向があります。

また、複数の資産を組み合わせたバランス型や、不動産投資信託のREIT、若い時にはリスクの高い運用を行い年齢が上がるにつれて安定運用を行うターゲット・イヤー・ファンドなどがあります。

 

・「運用タイプ」をチェック!

投資信託は、運用する方法によって「インデックス」と「アクティブ」に分けられます。

インデックスとは、日経平均株価やTOPIX、NYダウといった指数(インデックス)との連動を目指すファンドです。

アクティブは、ファンドが独自の観点で運用を行い、インデックスファンドよりも優れた成績を目指すファンドです。

インデックスファンドの方がリスク・リターンが低く、アクティブファンドはリスク・リターンが高いと認識しておきましょう。また、信託報酬もインデックスファンドの方が低くなる傾向があります。

 

・投資信託の手数料である「信託報酬」をチェック!

iDeCoでは掛け金の拠出時に発生する手数料に加えて、投資信託の運用においてもファンドに支払う手数料である「信託報酬」が発生してきます。信託報酬は年率で表示され、保有残高から日割り計算した金額が毎日差し引かれていきます。

信託報酬は投資信託ごとに異なりますが、言うまでもなく、信託報酬は低ければ低いに越したことはありません。

 

・「直近5年間の成績」をチェック!

投資信託の運用成績をはかる上では、「直近5年間の成績」(2020年3月末時点)をチェックしましょう。

なお、投資信託の運用成績は、個別株投資やETF投資とは異なり、分配金が再投資された上での成績となっています。つまり、「直近5年間の成績」は、直近5年間の値上がり益(キャピタルゲイン)と分配金(インカムゲイン)の合計です。また、投資信託の基準価額は信託報酬が控除されてからの値であるため、信託報酬も「直近5年間の成績」にしっかりと含まれています。

 

国内株式投資信託全6銘柄について徹底解説!

楽天証券のiDeCoで扱っている国内株式投資信託全6銘柄について詳しく見ていきましょう。

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

三井住友DSアセットマネジメント

商品種別 国内株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.176%
直近5年間の成績 +0.83%

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドは、三井住友DSアセットマネジメントが運用する、「東証株価指数TOPIX」に連動するインデックス型の日本株投資信託です。

「東証株価指数TOPIX」は、日経平均株価と並ぶ日本株指数であり、東京証券取引所第一部に上場している全銘柄の時価総額加重平均で算出される株価指数です。構成銘柄上位は、トヨタ自動車(3.5%)、ソニー(1.8%)、三菱UFJフィナンシャルグループ(1.6%)、NTT(1.5%)、ソフトバンクグループ(1.4%)となっています。

TOPIXの構成銘柄は2,100銘柄以上と、225銘柄から構成される日経平均の10倍程度リスク分散されています。日経平均と比べるとリスク・リターンが小さくなっていると認識して問題ありません。

同投資信託は、信託報酬も低く、代表的な日本株投資信託です。ただ、直近5年間ではややプラスに留まっており、日経平均に連動する「たわらノーロード 日経225」に比べると見劣りします。

TOPIXはリスク分散され過ぎているあまりリターンも小さくなってしまっているため、当サイトでは、TOPIXよりも日経平均に連動する日本株投資信託の方をおすすめします。

 

たわらノーロード 日経225

アセットマネジメントOne

商品種別 国内株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.187%
直近5年間の成績 +3.97%

たわらノーロード 日経225は、アセットマネジメントOneが運用する、「日経平均株価」に連動するインデックス型の日本株投資信託です。

「日経平均株価は、日本株を代表するインデックスであり、日本を代表する225銘柄の単純平均で算出される株価指数です。構成銘柄上位は、ファーストリテイリング(9.7%)、ソフトバンクグループ(3.6%)、東京エレクトロン(3.2%)、ファナック(3.1%)、KDDI(2.6%)となっており、ユニクロを展開するファーストリテイリングの比率が高くなっていることが特徴です。

楽天証券のiDeCoで取り扱っているインデックス型日本株投信では最もおすすめの銘柄となります。

 

iTrust日本株式

ピクテ投信投資顧問

商品種別 国内株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.979%
直近5年間の成績 +20.93%

iTrust日本株式は、ピクテ投信投資顧問が運用する、アクティブ型の日本株投資信託です。

優れたブランド力や技術力、商品・サービス開発力、マーケティング力を有する業界トップシェア企業に主に投資するファンドです。構成銘柄上位は、NTT(2.4%)、信越化学工業(2.4%)、トヨタ自動車(+2.2%)、セコム(2.2%)、ソニー(2.2%)となっています。

信託報酬はやや高めですが、直近5年間では+20%を超えるリターンとなっており、高い手数料に見合った運用実績があります。

日本株でリスクを取りたい方にはおすすめの銘柄です。

 

MHAM日本成長株ファンド<DC年金>

アセットマネジメントOne

商品種別 国内株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.705%
直近5年間の成績 +49.40%

MHAM日本成長株ファンド<DC年金>は、アセットマネジメントOneが運用する、アクティブ型の日本株投資信託です。

国内株式を独自の62業種に分類した上で、個別企業の定量・定性両面にわたる綿密な調査・分析により厳選投資するファンドです。

信託報酬は高いものの、直近5年間では約+50%という驚異的な成績を残しています。ただ、直近1年では-18.23%となっており、リスクが高いことは間違いありません。

老後資産の形成というiDeCoの目的に照らして考えると、さすがにリスクが高過ぎる銘柄であると言わざるを得ません。投資するとしても、ポートフォリオを全振りするようなことはしないようにしましょう。

 

フィデリティ・日本成長株・ファンド

フィデリティ投信

商品種別 国内株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.683%
直近5年間の成績 +6.21%

フィデリティ・日本成長株・ファンドは、フィデリティ投信が運用する、アクティブ型の日本株投資信託です。

国内株の中から長期的な成長力がある企業を選定した上で、利益成長性等と比較して妥当と思われる株価水準で投資するファンドです。構成銘柄上位は、ミスミグループ本社(4.5%)、三浦工業(3.4%)、キーエンス(3.3%)、シマノ(2.5%)、オリンパス(2.4%)となっています。

直近5年間ではプラスですが、信託報酬は「iTrust日本株式」の約2倍となっています。リスクが高い一方で、リターンは中途半端であるため、他の日本株投資信託をおすすめします。

 

コモンズ30ファンド

コモンズ投信

商品種別 国内株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.078%
直近5年間の成績 +6.13%

コモンズ30ファンドは、コモンズ投信が運用する、アクティブ型の日本株投資信託です。

国内上場銘柄から厳選した30銘柄程度に長期投資するファンドです。構成銘柄上位は、エーザイ(4.0%)、東京エレクトロン(3.8%)、ディスコ(3.7%)、ダイキン工業(3.7%)、ユニチャーム(3.7%)となっています。

信託報酬はアクティブ型としては平均程度ですが、直近5年間のリターンは物足りません。

 

楽天証券iDeCoの国内株式投資信託一覧

国内株式投資信託 運用タイプ 信託報酬 直近5年間の成績
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド インデックス 0.176% +0.83%
たわらノーロード 日経225 インデックス 0.187% +3.97%
iTrust日本株式 アクティブ 0.979% +20.93%
MHAM日本成長株ファンド<DC年金> アクティブ 1.705% +49.40%
フィデリティ・日本成長株・ファンド アクティブ 1.683% +6.21%
コモンズ30ファンド アクティブ 1.078% +6.13%

 

米国株式投資信託全1銘柄について徹底解説!

楽天証券のiDeCoで扱っている米国株式投資信託全1銘柄について詳しく見ていきましょう。

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))

楽天投信投資顧問

商品種別 米国株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.162%
直近5年間の成績 +0.55%

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))は、楽天投信投資顧問が運用する、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)」に連動するインデックス型の米国株投資信託です。

「CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)」は、米国市場の大型・中型・小型株約4,000銘柄で構成される指数です。NYダウやS&P 500指数よりも銘柄が分散されていることが特徴です。構成銘柄上位は、Microsoft Corp.(3.6%)、Apple Inc.(3.3%)、Amazon.com Inc.(2.5%)、Facebook Inc. Class A(1.5%)、Berkshire Hathaway Inc. Class B(1.3%)となっています。

楽天証券のiDeCoでは人気銘柄となっていますが、あまりにもリスク分散され過ぎているためリターンも削ってしまっていると言えます。

せっかく優良世界株・先進国株投信が揃っている楽天証券のiDeCoを使うなら、他の銘柄を選ぶこととおすすめします。

 

楽天証券iDeCoの米国株式投資信託一覧

米国株式投資信託 運用タイプ 信託報酬 直近5年間の成績
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) インデックス 0.162% +0.55%

 

全世界株式投資信託全3銘柄について徹底解説!

楽天証券のiDeCoで扱っている全世界株式投資信託全3銘柄について詳しく見ていきましょう。

なお、当サイトでは、全世界株式投資信託は「日本を含む複数の国の株式で構成されている投資信託」もしくは「日本を除く先進国・新興国の株式で構成されている投資信託」と定義します。

 

セゾン資産形成の達人ファンド

セゾン投信

商品種別 全世界株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.55%
直近5年間の成績 +12.93%

セゾン資産形成の達人ファンドは、セゾン投信が運用する、アクティブ型の世界株投資信託です。

世界各地の地域で強みを持ち、安全性や長期的な収益力といった長期的な視点から投資を行う世界株ファンドです。資産配分比率は、先進国株式(除く日本(68.7%)、新興国株式(14.08%)、国内株式(11.01%)、短期金融資産(6.21%)となっています。国別配分比率上位は、アメリカ(44.5%)、日本(11.9%)、中国(6.4%)、フランス(5.8%)、スイス(4.7%)となっています。

アクティブ型世界株ファンドの代名詞的な銘柄です。ただ、信託報酬と成績では、「iTrust世界株式」の方に軍配が上がります。

 

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))

楽天投信投資顧問

商品種別 全世界株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.212%
直近5年間の成績 -10.17%

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))は、楽天投信投資顧問が運用する、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)」に連動するインデックス型の世界株投資信託です。

「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)」は、新興国を含む世界株約7,400銘柄で構成されている世界株指数です。国別配分比率上位は、アメリカ(54.94%)、その他の国・地域(13.88%)、日本(7.78%)、イギリス(5.0%)、中国(3.5%)となっています。

信託報酬は低いものの、直近ではマイナスとなっています。また、世界株投資信託としてはリスク分散され過ぎており、大きなリターンが期待できません。

楽天証券のiDeCoでは人気商品となっていますが、当サイトでは他の銘柄をおすすめします。

 

iTrust世界株式

ピクテ投信投資顧問

商品種別 全世界株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.979%
直近5年間の成績 +24.05%

iTrust世界株式は、ピクテ投信投資顧問が運用する、アクティブ型の世界株投資信託です。

世界的にブランド名が知られており、強力なマーケティング・販売網を構築している高い競争優位性をもつグローバル優良企業に分散投資するファンドです。国別配分比率上位は、アメリカ(54.0%)、欧州(10.2%)、イギリス(9.8%)、フランス(7.1%)、ドイツ(6.3%)、日本(4.2%)となっています。

信託報酬は高いものの、その実績は確かであり、直近5年間では+20%以上の成績を残しています。

こちらの銘柄を扱っていることは、楽天証券のiDeCoの大きな強みです。是非、ポートフォリオに組み込みましょう。

 

楽天証券iDeCoの全世界株式投資信託一覧

全世界株式投資信託 運用タイプ 信託報酬 直近5年間の成績
セゾン資産形成の達人ファンド アクティブ 1.55% +12.93%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) インデックス 0.212% -10.17%
iTrust世界株式 アクティブ 0.979% +24.05%

楽天証券

先進国株式投資信託全2銘柄について徹底解説!

楽天証券のiDeCoで扱っている先進国株式投資信託全2銘柄について詳しく見ていきましょう。

なお、当サイトでは、先進国株式投資信託は「日本を除く複数の先進国の株式で構成されている投資信託」と定義します。

 

たわらノーロード先進国株式

アセットマネジメントOne

商品種別 先進国株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.10989%
直近5年間の成績 +12.73%

たわらノーロード先進国株式は、アセットマネジメントOneが運用する、「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)」に連動するインデックス型の先進国株投資信託です。

「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)」は、日本以外の先進国の株式で構成される先進国株価指数です。国際配分比率上位は、アメリカ(65.68%)、先進国(除く日本)(6.50%)、イギリス(5.94%)、フランス(3.83%)、カナダ(3.75%)となっています。

信託報酬が非常に低いにも関わらず、直近5年間では+10%を超える成績となっています。

楽天証券でiDeCoをするとしたら最も基本となるおすすめの銘柄です。

 

ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)

ラッセル・インベストメント

商品種別 先進国株式
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.463%
直近5年間の成績 +0.32%

ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)は、ラッセル・インベストメントが運用する、アクティブ型の先進国株投資信託です。

日本を除く先進国株を投資対象とし、複数の運用スタイル・運用会社を組み合わせた「マルチ・マネージャー運用」を行っているファンドです。国別配分比率上位は、アメリカ(64.62%)、イギリス(5.68%)、スイス(5.28%)、フランス(4.55%)、先進国(除く日本)(3.96%)となっています。

信託報酬が高いだけで、特にメリットはありません。他の銘柄を選ぶようにしましょう。

 

楽天証券iDeCoの先進国株式投資信託一覧

先進国株式投資信託 運用タイプ 信託報酬 直近5年間の成績
たわらノーロード先進国株式 インデックス 0.10989% +12.73%
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け) アクティブ 1.463% +0.32%

 

新興国株式投資信託全1銘柄について徹底解説!

楽天証券のiDeCoで扱っている新興国株式投資信託全1銘柄について詳しく見ていきましょう。

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式

日興アセットマネジメント

商品種別 新興国株式
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.605%
直近5年間の成績 -15.82%

インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式は、日興アセットマネジメントが運用する、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円ヘッジなし・円ベース)」に連動するインデックス型の新興国株投資信託です。

「MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円ヘッジなし・円ベース)」は、新興国株式の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均して指数化したものです。国別配分比率上位は、中国(18.70%)、新興国(16.71%)、アメリカ(12.02%)、韓国(10.75%)、台湾(10.19%)となっています。なお、アメリカが入っているのは、中国のアリババなど米国市場に上場している新興国株が入っているからです。

アジアのグローバル企業で構成されていますが、直近5年間では大きなマイナスとなっています。また、同指数に連動する新興国株投信としては、信託報酬が高めです。

楽天証券iDeCoの中ではおすすめできない銘柄です。

 

楽天証券iDeCoの新興国株式投資信託一覧

新興国株式投資信託 運用タイプ 信託報酬 直近5年間の成績
インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 インデックス 0.605% -15.82%

 

国内債券投資信託全2銘柄について徹底解説!

楽天証券のiDeCoで扱っている国内債券投資信託全2銘柄について詳しく見ていきましょう。

たわらノーロード国内債券

アセットマネジメントOne

商品種別 国内債券
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.154%
直近5年間の成績 +4.66%

たわらノーロード国内債券は、アセットマネジメントOneが運用する、「NOMURA-BPI総合」に連動するインデックス型の国内債券投資信託です。

「NOMURA-BPI総合」は、野村證券株式会社が公表している、国内で発行された公募利付債券の市場全体の動向を表す投資収益指数です。

ローリスク・ローリターンの代表的な投資信託であり、低リスクでの運用を目指すならポートフォリオに組み込んでもよいでしょう。

 

明治安田DC日本債券オープン

明治安田アセットマネジメント

商品種別 国内債券
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.66%
直近5年間の成績 +7.37%

明治安田DC日本債券オープンは、明治安田アセットマネジメントが運用する、アクティブ型の国内債券投資信託です。

国内の公社債へ分散投資し、「NOMURA-BPI総合」を上回る投資成果を目指すファンドです。

直近5年間ではプラスとなっており、「NOMURA-BPI総合」に連動する国内債券投資信託よりも優れた成績となっています。しかし、そもそもリスク重視であることがメリットの債券投資信託でアクティブ型を選ぶことは矛盾していると言えます。信託報酬も高く、あまりおすすめできません。

 

楽天証券iDeCoの国内債券投資信託一覧

国内債券投資信託 運用タイプ 信託報酬 直近5年間の成績
たわらノーロード国内債券 インデックス 0.154% +4.66%
明治安田DC日本債券オープン アクティブ 0.66% +7.37%

 

先進国債券投資信託全3銘柄について徹底解説!

楽天証券のiDeCoで扱っている先進国債券投資信託全3銘柄について詳しく見ていきましょう。

たわらノーロード先進国債券

アセットマネジメントOne

商品種別 先進国債券
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.187%
直近5年間の成績 +3.08%

たわらノーロード先進国債券は、アセットマネジメントOneが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジなし)」と連動するインデックス型の先進国債券投資信託です。

「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジなし)」は、日本を除く世界主要国の国債の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均した指数です。国別配分比率上位は、アメリカ(48.2%)、フランス(9.97%)、イタリア(9.28%)、イギリス(6.18%)、ドイツ(6.16%)となっています。

信託報酬・リスクが低いディフェンシブ投信です。リスクヘッジしたい場合にポートフォリオに組み込んでおきましょう。

 

たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)

アセットマネジメントOne

商品種別 先進国債券
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.22%
直近5年間の成績 +5.14%

たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)は、アセットマネジメントOneが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジあり)」と連動するインデックス型の先進国債券投資信託です。

「たわらノーロード先進国債券」の為替ヘッジ版となります。「たわらノーロード先進国債券」の代わりにポートフォリオに組み込んでも問題ありません。

 

みずほUSハイイールドファンド<DC年金>

アセットマネジメントOne

商品種別 米国債券
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.54%
直近5年間の成績 -2.63%

みずほUSハイイールドファンド<DC年金>は、アセットマネジメントOneが運用する、アクティブ型の米国債券投資信託です。

米国の高利回り債(ハイイールド債)に投資する債券ファンドです。

信託報酬は高く、直近5年間ではマイナスとなっています。高い分配金利回りが得られる可能性があるメリットがある一方で、値下がりリスクも高い銘柄です。

低リスク・低信託報酬によるリスクヘッジという、iDeCoでの先進国債券投信の目的からすると、手を出してはいけない銘柄です。

 

楽天証券iDeCoの先進国債券投資信託一覧

先進国債券投資信託 運用タイプ 信託報酬 直近5年間の成績
たわらノーロード先進国債券 インデックス 0.187% +3.08%
たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり) インデックス 0.22% +5.14%
みずほUSハイイールドファンド<DC年金> アクティブ 1.54% -2.63%

 

新興国債券投資信託全1銘柄について徹底解説!

楽天証券のiDeCoで扱っている新興国債券投資信託全1銘柄について詳しく見ていきましょう。

インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券(1年決算型)

日興アセットマネジメント

商品種別 新興国債券
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.572%
直近5年間の成績 -14.55%

インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券(1年決算型)は、日興アセットマネジメントが運用する、「JPモルガン・GBI-EM グローバル・ダイバーシファイド(円ヘッジなし・円ベース)」に連動するインデックス型の新興国債券投資信託です。

「JPモルガン・GBI-EM グローバル・ダイバーシファイド(円ヘッジなし・円ベース)」は、JPモルガン社が算出・公表している、新興国政府が現地通貨建てで発行する債券で構成される債権指数です。国別配分比率上位は、新興国(46.88%)、ブラジル(10.12%)、インドネシア(9.88%)、メキシコ(9.84%)、タイ(8.65%)となっています。

直近5年間では大きなマイナスとなっています。低リスクがメリットの債券投資信託で、わざわざリスクの高い新興国債券を選ぶのはおすすめできません。かといって、リターン目的でもおすすめできません。

 

楽天証券iDeCoの新興国債券投資信託一覧

新興国債券投資信託 運用タイプ 信託報酬 直近5年間の成績
インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券(1年決算型) インデックス 0.572% -14.55%

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国内REIT投資信託全2銘柄について徹底解説!

楽天証券のiDeCoで扱っている国内REIT投資信託全2銘柄について詳しく見ていきましょう。

三井住友・DC日本リートインデックスファンド

三井住友DSアセットマネジメント

商品種別 国内REIT
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.275%
直近5年間の成績 -2.54%

三井住友・DC日本リートインデックスファンドは、三井住友DSアセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数(配当込み)」に連動するインデックス型の国内REIT投資信託です。

「東証REIT指数(配当込み)」は、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数です。構成銘柄上位は、日本ビルファンド投資法人(7.3%)、ジャパンリアルエステイト投資法人(6.7%)、野村不動産マスターファンド投資法人(5.3%)、日本リテールファンド投資法人(5.3%)、ユナイテッド・アーバン投資法人(4.1%)となっています。

不動産投資信託のREITは、値上がり益はもちろん、賃料・テナント収入という形で分配金に優れる商品となっています。

iDeCoで不動産投資をしたい場合にはポートフォリオに組み込むのもアリですが、直近5年間ではややマイナスとなっています。楽天証券のiDeCoでは後述する「野村J-REIT ファンド(確定拠出年金向け)」の方がおすすめです。

 

野村J-REIT ファンド(確定拠出年金向け)

野村アセットマネジメント

商品種別 国内REIT
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.045%
直近5年間の成績 +8.39%

野村J-REIT ファンド(確定拠出年金向け)は、野村アセットマネジメントが運用する、アクティブ型の国内REIT投資信託です。

流動性や収益性・成長性等を勘案して国内REITに分散投資を行うファンドです。構成銘柄上位は、オリックス不動産(7.36%)、ケネディクス・オフィス(6.31%)、ジャパンリアルエステイト(5.67%)、Oneリート(5.36%)、野村不動産マスターファンド(4.82%)となっています。

信託報酬は高いものの、直近5年間では「東証REIT指数(配当込み)」の成績を上回り続けています。楽天証券のiDeCoで不動産投資したい場合には、こちらの銘柄がおすすめです。

 

楽天証券iDeCoの国内REIT投資信託一覧

国内REIT投資信託 運用タイプ 信託報酬 直近5年間の成績
三井住友・DC日本リートインデックスファンド インデックス 0.275% -2.54%
野村J-REIT ファンド(確定拠出年金向け) アクティブ 1.045% +8.39%

 

先進国REIT投資信託全1銘柄について徹底解説!

楽天証券のiDeCoで扱っている先進国REIT投資信託全1銘柄について詳しく見ていきましょう。

三井住友・DC外国リートインデックスファンド

三井住友DSアセットマネジメント

商品種別 先進国REIT
運用タイプ インデックス
信託報酬 0.297%
直近5年間の成績 -8.98%

三井住友・DC外国リートインデックスファンドは、三井住友DSアセットマネジメントが運用する、「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)」に連動するインデックス型の先進国REIT投資信託です。

「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)」は、S&Pが算出するグローバル・インデックスである「S&Pグローバル株価指数」から、REIT及びREITと同様の制度に基づく銘柄から算出される指数です。国別配分比率上位は、アメリカ(72.2%)、オーストラリア(6.8%)、イギリス(4.9%)、フランス(3.9%)、シンガポール(3.8%)となっています。

内容的には悪い銘柄ではありませんが、直近5年間ではマイナスとなっています。

 

楽天証券iDeCoの先進国REIT投資信託一覧

先進国REIT投資信託 運用タイプ 信託報酬 直近5年間の成績
三井住友・DC外国リートインデックスファンド インデックス 0.297% -8.98%

 

バランス投資信託全5銘柄について徹底解説!

楽天証券のiDeCoで扱っているバランス投資信託全5銘柄について詳しく見ていきましょう。

三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型)

三井住友DSアセットマネジメント

商品種別 バランス
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.292%
直近5年間の成績 -8.03%

三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型)は、三井住友DSアセットマネジメントが運用する、アクティブ型のバランス投資信託です。

複数の投資信託に投資して、世界の債券、株式、REITに投資するファンドです。資産配分比率は、新興国債券(23.92%)、外国REIT(18.02%)、先進国債券(除く日本)(17.42%)、先進国債券(11.31%)、国内株式(10.01%)、短期金融資産(7.51%)、新興国株式(5.11%)、先進国株式(除く日本)(4.8%)、世界REIT(1.9%)となっています。

信託報酬が高く、バランス型投信としては問題外の銘柄です。バランス型投信をポートフォリオに組み込む目的はリスクヘッジにありますが、リスクのある新興国債券の割合が高く、全く目的にかなっていません。

 

三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN)

三菱UFJ国際投信

商品種別 バランス
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.66%
直近5年間の成績 +4.97%

三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN)は、三菱UFJ国際投信が運用する、アクティブ型のバランス投資信託です。

日本を含む先進国の株式と債券に投資を行うファンドです。資産比率は、投資環境の局面に応じて、国内株式0~22%、先進国株式0~22%、国内債券0~51%、先進国債券25%となっています。

バランス型投資信託としては悪い銘柄ではありません。自分の手でポートフォリオを組むことが難しいと感じる場合にはおすすめです。

 

投資のソムリエ<DC年金>

アセットマネジメントOne

商品種別 バランス
運用タイプ アクティブ
信託報酬 1.21%
直近5年間の成績 +9.60%

投資のソムリエ<DC年金>は、アセットマネジメントOneが運用する、アクティブ型のバランス投資信託です。

国内外の公社債や株式、REITに投資して、それぞれの配分比率を適宜変更するファンドです。中長期的に安定的なリターンと、価格変動リスクを年率4%程度に抑えながら運用することを目的としています。資産配分比率は、先進国債券(除く日本)(44.85%)、新興国債券(14.88%)、外国REIT(9.09%)、国内株式(8.39%)、国内債券(5.19%)、新興国株式(5.0%)、国内REIT(4.6%)、短期金融資産(4.5%)、先進国株式(除く日本)(3.5%)となっています。

信託報酬は高いものの、悪い銘柄ではありません。投資初心者がバランス型投信でややリスクを取ってもよい場合にはおすすめです。

 

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

セゾン投信

商品種別 バランス
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.59%
直近5年間の成績 +4.12%

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、セゾン投信が運用する、アクティブ型のバランス投資信託です。

世界中の株式と債券に分散投資を行い、株式と債券の比率は50%ずつとするファンドです。資産配分比率は、先進国債券(除く日本)43.6%、先進国株式(除く日本)40.3%、新興国株式5.9%、国内債券5.6%、国内株式3.6%、短期金融資産1.0%となっています。国際配分比率上位は、アメリカ(54.2%)、ユーロ圏(18.2%)、ヨーロッパ(9.6%)、日本(9.2%)、新興国(5.9%)となっています。

バランス投資信託として定評がある銘柄です。楽天証券のiDeCoで、もし何か1銘柄だけで運用するとしたら、こちらの銘柄をおすすめします。また、債券投信の代わりにポートフォリオに組み込んでも問題ありません。

 

楽天・インデックス・バランス(DC年金)

楽天投信投資顧問

商品種別 バランス
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.207%
直近5年間の成績 +3.82%

楽天・インデックス・バランス(DC年金)は、楽天投信投資顧問が運用する、アクティブ型のバランス投資信託です。

インデックス投資信託に投資して、日本を含む全世界の株式と債券に分散投資するファンドです。資産配分は株式15%、債券85%としており、対円為替ヘッジを行っています。

債券が中心で守りのポートフォリオでありながら、信託報酬は低く、2018年5月25日からわずか2年の運用でありながら成績はプラスです。

楽天証券iDeCoのバランス投資信託では最もリスクが低く、おすすめの銘柄です。

 

楽天証券iDeCoのバランス投資信託一覧

バランス投資信託 運用タイプ 信託報酬 直近5年間の成績
三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型) アクティブ 1.292% -8.03%
三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN) アクティブ 0.66% +4.97%
投資のソムリエ<DC年金> アクティブ 1.21% +9.60%
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド アクティブ 0.59% +4.12%
楽天・インデックス・バランス(DC年金) アクティブ 0.207% +3.82%

 

コモディティ投資信託全1銘柄について徹底解説!

楽天証券のiDeCoで扱っているコモディティ投資信託全1銘柄について詳しく見ていきましょう。

ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ

商品種別 コモディティ
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.895%
直近5年間の成績 +14.67%

ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)は、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズが運用する、金(ゴールド)価格への連動を目指すコモディティ投資信託です。

金(ゴールド)価格連動ETFである「SPDR ゴールド・シェア」に投資するとともに、為替ヘッジを行うファンドです。

金(ゴールド)価格は上昇しているため、直近5年間では大きな上昇となっていますが、信託報酬が1%近くあるのはネックとなります。また、金(ゴールド)のようなコモディティ投信は分配金が出ないため、完全に先物価格に頼ることになってしまいます。

iDeCoで金(ゴールド)運用したい場合を除くと、あまりおすすめはできません。

 

楽天証券iDeCoのコモディティ投資信託一覧

コモディティ投資信託 運用タイプ 信託報酬 直近5年間の成績
ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり) アクティブ 0.895% +14.67%

 

ターゲットイヤー投資信託全3銘柄について徹底解説!

楽天証券のiDeCoで扱っているターゲットイヤー投資信託全3銘柄について詳しく見ていきましょう。

楽天ターゲットイヤー2030

楽天投信投資顧問

商品種別 ターゲットイヤー
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.8975%
直近5年間の成績 +7.43%

楽天ターゲットイヤー2030は、楽天投信投資顧問が運用する、ターゲットイヤー投資信託です。

日本を含む先進国の株式と債券に分散投資を行い、株式54%・債券46%の資産比率から、2030年をターゲットイヤーとして債権の比率を増やしていくファンドです。

40代以上におすすめのターゲットイヤー投資信託となります。ただ、信託報酬が高いため、自分の手で運用を行えるならおすすめしません。

なお、楽天証券iDeCoのターゲットイヤー投資信託はいずれも成績が良いように見えますが、これは運用開始が2016年10月3日からと株安の時点で運用開始した幸運が重なっているためです。

 

楽天ターゲットイヤー2040

楽天投信投資顧問

商品種別 ターゲットイヤー
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.9175%
直近5年間の成績 +8.37%

楽天ターゲットイヤー2040は、楽天投信投資顧問が運用する、ターゲットイヤー投資信託です。

日本を含む先進国の株式と債券に分散投資を行い、株式75%・債券25%の資産比率から、2040年をターゲットイヤーとして債権の比率を増やしていくファンドです。

30代におすすめのターゲットイヤー投資信託となります。ただ、信託報酬が高いため、自分の手で運用を行えるならおすすめしません。

 

楽天ターゲットイヤー2050

楽天投信投資顧問

商品種別 ターゲットイヤー
運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.9175%
直近5年間の成績 +8.26%

楽天ターゲットイヤー2050は、楽天投信投資顧問が運用する、ターゲットイヤー投資信託です。

日本を含む先進国の株式と債券に分散投資を行い、株式75%・債券25%の資産比率から、2050年をターゲットイヤーとして債権の比率を増やしていくファンドです。

20代におすすめのターゲットイヤー投資信託となります。ただ、信託報酬が高いため、自分の手で運用を行えるならおすすめしません。

 

楽天証券iDeCoのターゲットイヤー投資信託一覧

ターゲットイヤー投資信託 運用タイプ 信託報酬 直近5年間の成績
楽天ターゲットイヤー2030 アクティブ 0.8975% +7.43%
楽天ターゲットイヤー2040 アクティブ 0.9175% +8.37%
楽天ターゲットイヤー2050 アクティブ 0.9175% +8.26%

 

元本確保型商品全1銘柄について徹底解説!

楽天証券のiDeCoで扱っている元本確保型商品全1銘柄について詳しく見ていきましょう。

みずほDC定期預金(1年)

みずほ銀行

商品種別 元本確保型商品
運用タイプ 定期預金
信託報酬 0%
直近5年間の成績 年利0.01%

みずほDC定期預金(1年)は、みずほ銀行が運用する、定期預金型の元本確保型商品です。

楽天証券iDeCoの元本確保型商品となります。直近の年利は0.01%です。

折角、iDeCoで運用するのに、元本確保型商品を選ぶのはもったいないとしか言いようがありません。

 

楽天証券iDeCoの元本確保型商品一覧

元本確保型商品 運用タイプ 信託報酬 直近5年間の成績
みずほDC定期預金 定期預金 0% 年利0.01%

楽天証券

結論:楽天証券のiDeCoでおすすめの銘柄とポートフォリオ!

最後に、楽天証券のiDeCoでおすすめの銘柄とポートフォリオについてまとめていきましょう。

国内株では、日経平均に連動する「たわらノーロード 日経225」か、アクティブ型の「iTrust日本株式」がおすすめです。安定性を求めるなら前者、リターンを求めるなら後者を選択するようにしましょう。なお、ハイリスク・ハイリターンの「MHAM日本成長株ファンド<DC年金>」もアリですが、老後資産の形成というiDeCoの目的からするとおすすめできません。

先進国株では、信託報酬が低いインデックスファンドの「たわらノーロード先進国株式」、世界株ではアクティブ型世界株投信の「iTrust世界株式」がおすすめです。安定性を求めるなら前者、リターンを求めるなら後者を選択するようにしましょう。先進国株・世界株は、楽天証券のiDeCoの強みです。上記2銘柄のどちらかは必ずポートフォリオに組み込むようにしましょう。

債券では、国内債券に連動する「たわらノーロード国内債券」、先進国債券に連動する「たわらノーロード先進国債券」もしくは「たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)」がおすすめです。ポートフォリオのリスクを小さくしたい場合にはバランスよく組み込んでおきましょう。

iDeCoで不動産投資をしたい場合には、国内REITで運用する「野村J-REIT ファンド(確定拠出年金向け)」、先進国REITに連動する「三井住友・DC外国リートインデックスファンド」をポートフォリオに組み込んでもよいでしょう。

バランス型では、リスクを重視する場合には「楽天・インデックス・バランス(DC年金)」、リターン重視なら「投資のソムリエ<DC年金>」、その中間をとると「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」がおすすめです。

以上のおすすめ銘柄からポートフォリオを考えていきましょう。

リターン重視の攻めのポートフォリオの一例は次のようになります。
・33% 「iTrust日本株式」
・66% 「iTrust世界株式」

バランスを取ったポートフォリオの一例は次のようになります。
・50% 「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」
・25% 「たわらノーロード先進国株式」
・25% 「たわらノーロード 日経225」

よりリスク重視の守りのポートフォリオの一例は次のようになります。
・100% 「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」

楽天証券のiDeCoは、先進国株の「たわらノーロード先進国株式」、世界株の「iTrust世界株式」を取り扱っていることが最大の強みです。この2銘柄を軸にポートフォリオを構成していくようにしましょう。

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