インバース型ETFの【1457】ダイワ上場投信-TOPIXインバース(-1倍)指数を解説!【ETF投資 2022年最新版】

今回は、【1457】ダイワ上場投信-TOPIXインバース(-1倍)指数について解説していきます。

【1457】ダイワ上場投信-TOPIXインバース(-1倍)指数は、大和アセットマネジメントが運用する、「TOPIXインバース(-1倍)指数」に連動するインバース型ETFです。

なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。

https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/leveraged-inverse/files/1457-j.pdf

また、インバース型ETFについては、こちらのページで解説しています。

インバース指数に連動するインバース型ETF全9銘柄を徹底解説!【2020年最新版】
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TOPIXインバース(-1倍)指数とは

「TOPIXインバース(-1倍)指数」は、TOPIX(配当なし)の前日比変動率(%)に-1倍を乗じた変動率となるように計算された指数です。

なお、TOPIXは、東証プライム市場に上場している全銘柄の時価総額加重平均によって算出される日本株を代表する株価指数となっています。

インバース型ETFは、日経平均株価やTOPIX、JPX日経インデックス400といった代表的な指数の変動率に対して逆(-1倍)の値動きをするインバース指数に連動するETFです。

インバース型ETFは、相場の下落局面において、デイトレードやスイングトレードといった短期投資に適するETFとなっています。

一方、インバース型ETFには分配金は出ず、信託報酬も高めです。

ETFによるインデックス投資は市場全体の長期的な成長を享受できることがメリットですが、インバース型ETFではこのメリットを逆に受けてしまうため長期投資には全く向きません。

短期投資におすすめできるかどうかは、流動性(売買代金)があるか?ボラティリティ(値幅)が十分にあるか?信託報酬は安いか?の3点によって決まります。

 

【1457】ダイワ上場投信-TOPIXインバース(-1倍)指数のETFデータ

【1457】ダイワ上場投信-TOPIXインバース(-1倍)指数

信託報酬(税込) 0.825%
分配金 0円(年1回)
分配金利回り 0%
直近5年間の値動き -34.82%(7,380円→4,810円)
必要投資金額 4,810円(1口)
上場日 2015年4月27日
短期投資おすすめ度
流動性 ☆(取引が難しい最低レベル)

※各データは、2022年12月2日時点の値。

【1457】ダイワ上場投信-TOPIXインバース(-1倍)指数は、「TOPIXインバース(-1倍)指数」に連動するインバース型ETFです。

TOPIXは、日経平均株価に比べてリスクが低いという特徴がありますが、これは短期投資においてはボラティリティが低くなるためデメリットです。

同ETFは、取引量が全くなく、短期投資に必要な流動性がありません。

短期投資どころか長期投資に必要な流動性もないため、下手に手を出してはいけない銘柄です。

 

まとめ

【1457】ダイワ上場投信-TOPIXインバース(-1倍)指数は、大和アセットマネジメントが運用する、「TOPIXインバース(-1倍)指数」に連動するインバース型ETFです。

【1457】ダイワ上場投信-TOPIXインバース(-1倍)指数は、リスクが低いTOPIX型のインバースETFであるためボラティリティがなく、取引量が全くないため短期投資に必要な流動性もありません。

下落相場であったとしても、下手に手を出してはいけない銘柄です。