今回は、【2519】NEXT FUNDS 新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信について解説していきます。
【2519】NEXT FUNDS 新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス」に連動する新興国債権ETFです。
なお、より詳しくは東証が公表しているETFパンフレットを参照ください。
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/files/2519-j.pdf
また、日本国債・米国国債・外国国債に連動する債券ETFについては、こちらのページで解説しています。

J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラスとは
「J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス」は、新興国が発行する米ドル建のブレディ債、ローン、ユーロボンドを対象とした指数です。
今回見ていく【2519】NEXT FUNDS 新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信の構成銘柄比率は次のようになっています(2022年2月28日時点)。
| 銘柄名 | 構成比率 | |
| 1 | REPUBLIC OF ARGENTINA | 2.01% |
| 2 | RUSSIAN FEDERATION | 1.67% |
| 3 | REPUBLIC OF ARGENTINA | 1.66% |
| 4 | TURKEY GLOBAL | 1.59% |
| 5 | REPUBLIC OF ARGENTINA | 1.54% |
【2519】NEXT FUNDS 新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信のETFデータ

| 信託報酬(税込) | 0.209% |
| 分配金 | 34.1円(年2回) |
| 分配金利回り | 3.80% |
| 直近5年間の値動き | -12.38%(1,022円→895.4円) |
| 必要投資金額 | 8,954円(10口) |
| 上場日 | 2018年7月10日 |
| 長期投資おすすめ度 | ★★ |
| 流動性 | ☆(取引が難しい最低レベル) |
※各データは、2022年10月13日時点の値。
【2519】NEXT FUNDS 新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信は、「J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス」に連動する新興国債権ETFです。
ロシア債権も含まれているということもあり、2022年2~3月には大きく下落しました。
分配金利回りは高めですが、直近5年間トータルでは10%超の下落となっています。
取引量も少なく流動性リスクがある点もネックです。
債権ETFとして、あまりおすすめできる銘柄ではありません。
まとめ
【2519】NEXT FUNDS 新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス」に連動する新興国債権ETFです。
「J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス」は、新興国が発行する米ドル建のブレディ債、ローン、ユーロボンドを対象とした指数です。
【2519】NEXT FUNDS 新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信は、分配金利回りは高めですが、直近5年間トータルでは10%超の下落となっています。
ロシア債権も含まれているためウクライナ情勢の影響も懸念される銘柄となっており、債権ETFとしてはリスクがあります。
