「みずほ銀行でiDeCoを始めてみたいけど、どの銘柄を選べばいいんだろう?」と、お困りではありませんか?
みずほ銀行のiDeCoは、条件を満たすと手数料が最安値となり、たわらノーロードシリーズを中心に信託報酬が低い商品が揃っていることが特徴です。
今回は、みずほ銀行のiDeCo商品全15銘柄について徹底解説した上で、おすすめの銘柄を紹介していきます。
みずほ銀行でiDeCoを始めるメリットとは?
個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)は、自分の手で老後資産を形成する私的年金制度です。
iDeCoでは、60歳になるまで掛け金を拠出し、60歳以降に一時金もしくは年金として受け取ることが可能となっています(ただし、原則として60歳になるまで資産を引き出すことはできません)。
iDeCoの最大のメリットは、次の3つの税制優遇を受けられることです。
①iDeCoへの拠出金は、確定申告の際に「小規模企業共済等掛金控除」の対象となるため、全額所得控除されます。
②iDeCoで運用した商品の運用益は非課税となるため、非課税分も再投資でき、運用による複利効果をより大きくすることができます。
③60歳以上の受給年齢に達したときに、一時金で受け取る場合には「退職所得控除」、年金で受給する場合は「公的年金等控除」の対象となります。
ただ、iDeCoへの月々の拠出金には制限があります。自営業者やフリーランサーなどの国民年金受給者は月額6.8万円(年額81.6万円)まで、会社員は企業年金によって月額1.2~2.3万円(年額14.4万円~27.6万円)まで、公務員は月額1.2万円(年額14.4万円)までとなっています。いずれの場合も最低掛け金は月々5,000円からの1,000円単位です。
また、iDeCo口座は1人につき1つの金融機関にしか開設することができません。iDeCoの運用は金融機関ごとに用意されている運用商品で行い、運用商品の配分は1%単位で調整することが可能です。
iDeCo口座を選ぶポイントは、手数料が最安であること(※)に加えて、優良な運用商品が揃っていることが重要です。
※iDeCoの手数料は、初回時には国民年金基金連合会へ加入するときに支払う初回手数料2,829円(税込)が発生します。その後、掛け金を拠出する度に105円、信託銀行に66円の合計171円が発生します(拠出しない月は信託銀行に66円のみ)(いずれも税込)。ここまでの手数料はどの金融機関を選んでも共通で発生するものであり、拠出する際に金融機関に払う手数料が0円となる金融機関が手数料最安となります。
みずほ銀行のiDeCoは、下記の条件(※)を満たすと手数料が最安値となり、たわらノーロードシリーズを中心に信託報酬が低い商品が揃っていることが大きなメリットです。
※下記2種類の条件のいずれかを満たしていた場合に手数料が最安値となります。
条件A:iDeCo残高または掛金累計額が50万円以上の方
条件B:次の3点すべてを満たす方
①月額掛金が1万円以上
②iDeCo専用ウェブサイトにてメールアドレス登録する
③「SMART FOLIO 」にて目標金額登録する
今回は、みずほ銀行のiDeCoで取り扱っている全15銘柄について徹底解説していきます。
みずほ銀行のiDeCoで扱っている銘柄の注目ポイント
みずほ銀行のiDeCoで扱っている銘柄の注目ポイントについて抑えておきましょう。
※みずほ銀行のiDeCoで扱っている銘柄一覧についてはみずほ銀行の「「みずほのiDeCo」の商品ラインアップ」を参照しています。また、「信託報酬」や「直近5年間の成績」については、日本経済新聞社の各投資信託ページに掲載されている2020年3月末時点のデータを参照しています。
・「商品種別」をチェック!
iDeCoで運用する投資信託は、株式や債券など構成される資産によってさまざまなタイプに分けられます。
一般的には、債券より株式の方がリスク・リターンが高く、先進国より新興国の方がリスク・リターンが高くなる傾向があります。
また、複数の資産を組み合わせたバランス型や、不動産投資信託のREIT、若い時にはリスクの高い運用を行い年齢が上がるにつれて安定運用を行うターゲット・イヤー・ファンドなどがあります。
・「運用タイプ」をチェック!
投資信託は、運用する方法によって「インデックス」と「アクティブ」に分けられます。
インデックスとは、日経平均株価やTOPIX、NYダウといった指数(インデックス)との連動を目指すファンドです。
アクティブは、ファンドが独自の観点で運用を行い、インデックスファンドよりも優れた成績を目指すファンドです。
インデックスファンドの方がリスク・リターンが低く、アクティブファンドはリスク・リターンが高いと認識しておきましょう。また、信託報酬もインデックスファンドの方が低くなる傾向があります。
・投資信託の手数料である「信託報酬」をチェック!
iDeCoでは掛け金の拠出時に発生する手数料に加えて、投資信託の運用においてもファンドに支払う手数料である「信託報酬」が発生してきます。信託報酬は年率で表示され、保有残高から日割り計算した金額が毎日差し引かれていきます。
信託報酬は投資信託ごとに異なりますが、言うまでもなく、信託報酬は低ければ低いに越したことはありません。
・「直近5年間の成績」をチェック!
投資信託の運用成績をはかる上では、「直近5年間の成績」(2020年3月末時点)をチェックしましょう。
なお、投資信託の運用成績は、個別株投資やETF投資とは異なり、分配金が再投資された上での成績となっています。つまり、「直近5年間の成績」は、直近5年間の値上がり益(キャピタルゲイン)と分配金(インカムゲイン)の合計です。また、投資信託の基準価額は信託報酬が控除されてからの値であるため、信託報酬も「直近5年間の成績」にしっかりと含まれています。
国内株式投資信託全1銘柄について徹底解説!
みずほ銀行のiDeCoで扱っている国内株式投資信託全1銘柄について詳しく見ていきましょう。
One DC 国内株式インデックスファンド
商品種別 | 国内株式 |
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.154% |
直近5年間の成績 | +0.99% |
One DC 国内株式インデックスファンドは、アセットマネジメントOneが運用する、「東証株価指数TOPIX」に連動するインデックス型の日本株投資信託です。
「東証株価指数TOPIX」は、日経平均株価と並ぶ日本株指数であり、東京証券取引所第一部に上場している全銘柄の時価総額加重平均で算出される株価指数です。構成銘柄上位は、トヨタ自動車(3.51%)、ソニー(1.84%)、ソフトバンクグループ(1.70%)、三菱UFJフィナンシャルグループ(1.57%)、NTT(1.55%)、となっています。
TOPIXの構成銘柄は2,100銘柄以上と、225銘柄から構成される日経平均の10倍程度リスク分散されています。日経平均と比べるとリスク・リターンが小さくなっていると認識して問題ありません。
同投資信託は、信託報酬も低く、代表的な日本株投資信託です。ただ、直近5年間ではややプラスに留まっており、日経平均に連動する日本株投信に比べると見劣りします。
TOPIXはリスク分散され過ぎているあまりリターンも小さくなってしまっているため、当サイトでは、TOPIXよりも日経平均に連動する日本株投資信託の方をおすすめしますが、残念ながらみずほ銀行のiDeCoでは国内株投信はこの銘柄しか扱っていません。
みずほ銀行iDeCoの国内株式投資信託一覧
国内株式投資信託 | 運用タイプ | 信託報酬 | 直近5年間の成績 |
One DC 国内株式インデックスファンド | インデックス | 0.154% | +0.99% |
先進国株式投資信託全2銘柄について徹底解説!
みずほ銀行のiDeCoで扱っている先進国株式投資信託全2銘柄について詳しく見ていきましょう。
なお、当サイトでは、先進国株式投資信託は「日本を除く複数の先進国の株式で構成されている投資信託」と定義します。
たわらノーロード先進国株式
商品種別 | 先進国株式 |
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.10989% |
直近5年間の成績 | +12.73% |
たわらノーロード先進国株式は、アセットマネジメントOneが運用する、「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)」に連動するインデックス型の先進国株投資信託です。
「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)」は、日本以外の先進国の株式で構成される先進国株価指数です。国際配分比率上位は、アメリカ(65.68%)、先進国(除く日本)(6.50%)、イギリス(5.94%)、フランス(3.83%)、カナダ(3.75%)となっています。
信託報酬が非常に低いにも関わらず、直近5年間では+10%を超える成績となっています。
みずほ銀行のiDeCoでは最も基本となるおすすめの銘柄です。
たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>
商品種別 | 先進国株式 |
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.22% |
直近5年間の成績 | +13.19% |
たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>は、アセットマネジメントOneが運用する、「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジあり)」に連動するインデックス型の先進国株投資信託です。
「たわらノーロード先進国株式」の為替ヘッジ版となります。「たわらノーロード先進国株式」の代わりにポートフォリオに組み込んでも問題ありません。
みずほ銀行iDeCoの先進国株式投資信託一覧
先進国株式投資信託 | 運用タイプ | 信託報酬 | 直近5年間の成績 |
たわらノーロード先進国株式 | インデックス | 0.10989% | +12.73% |
たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり> | インデックス | 0.22% | +13.19% |
国内債券投資信託全1銘柄について徹底解説!
みずほ銀行のiDeCoで扱っている国内債券投資信託全1銘柄について詳しく見ていきましょう。
たわらノーロード国内債券
商品種別 | 国内債券 |
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.154% |
直近5年間の成績 | +4.66% |
たわらノーロード国内債券は、アセットマネジメントOneが運用する、「NOMURA-BPI総合」に連動するインデックス型の国内債券投資信託です。
「NOMURA-BPI総合」は、野村證券株式会社が公表している、国内で発行された公募利付債券の市場全体の動向を表す投資収益指数です。
ローリスク・ローリターンの代表的な投資信託であり、低リスクでの運用を目指すならポートフォリオに組み込んでもよいでしょう。
みずほ銀行iDeCoの国内債券投資信託一覧
国内債券投資信託 | 運用タイプ | 信託報酬 | 直近5年間の成績 |
たわらノーロード国内債券 | インデックス | 0.154% | +4.66% |
先進国債券投資信託全2銘柄について徹底解説!
みずほ銀行のiDeCoで扱っている先進国債券投資信託全2銘柄について詳しく見ていきましょう。
たわらノーロード先進国債券
商品種別 | 先進国債券 |
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.187% |
直近5年間の成績 | +3.08% |
たわらノーロード先進国債券は、アセットマネジメントOneが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジなし)」と連動するインデックス型の先進国債券投資信託です。
「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジなし)」は、日本を除く世界主要国の国債の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均した指数です。国別配分比率上位は、アメリカ(48.2%)、フランス(9.97%)、イタリア(9.28%)、イギリス(6.18%)、ドイツ(6.16%)となっています。
信託報酬・リスクが低いディフェンシブ投信です。リスクヘッジしたい場合にポートフォリオに組み込んでおきましょう。
たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)
商品種別 | 先進国債券 |
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.22% |
直近5年間の成績 | +5.14% |
たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)は、アセットマネジメントOneが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジあり)」と連動するインデックス型の先進国債券投資信託です。
「たわらノーロード先進国債券」の為替ヘッジ版となります。「たわらノーロード先進国債券」の代わりにポートフォリオに組み込んでも問題ありません。
みずほ銀行iDeCoの先進国債券投資信託一覧
先進国債券投資信託 | 運用タイプ | 信託報酬 | 直近5年間の成績 |
たわらノーロード先進国債券 | インデックス | 0.187% | +3.08% |
たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり) | インデックス | 0.22% | +5.14% |
国内REIT投資信託全1銘柄について徹底解説!
みずほ銀行のiDeCoで扱っている国内REIT投資信託全1銘柄について詳しく見ていきましょう。
たわらノーロード国内リート
商品種別 | 国内REIT |
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.275% |
直近5年間の成績 | +6.02% |
たわらノーロード国内リートは、アセットマネジメントOneが運用する、「東証REIT指数(配当込み)」に連動するインデックス型の国内REIT投資信託です。
「東証REIT指数(配当込み)」は、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数です。構成銘柄上位は、日本ビルファンド投資法人(6.8%)、ジャパンリアルエステイト投資法人(6.3%)、野村不動産マスターファンド投資法人(5.5%)、ユナイテッド・アーバン投資法人(4.2%)、オリックス不動産投資法人(4.2%)となっています。
不動産投資信託のREITは、値上がり益はもちろん、賃料・テナント収入という形で分配金に優れる商品となっています。
直近5年間ではプラスとなっており、iDeCoで不動産投資をしたい場合にはポートフォリオに組み込んでもよいでしょう。
みずほ銀行iDeCoの国内REIT投資信託一覧
国内REIT投資信託 | 運用タイプ | 信託報酬 | 直近5年間の成績 |
たわらノーロード国内リート | インデックス | 0.275% | +6.02% |
先進国REIT投資信託全1銘柄について徹底解説!
みずほ銀行のiDeCoで扱っている先進国REIT投資信託全1銘柄について詳しく見ていきましょう。
たわらノーロード先進国リート
商品種別 | 先進国REIT |
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.297% |
直近5年間の成績 | -14.51% |
たわらノーロード先進国リートは、アセットマネジメントOneが運用する、「S&P先進国REIT指数(除く日本、円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)」に連動するインデックス型の先進国REIT投資信託です。
「S&P先進国REIT指数(除く日本、円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)」は、S&Pが算出するグローバル・インデックスである「S&Pグローバル株価指数」から、REIT及びREITと同様の制度に基づく銘柄から算出される指数です。国別配分比率上位は、アメリカ(74.2%)、オーストラリア(6.5%)、イギリス(4.9%)、シンガポール(3.9%)、カナダ(1.9%)となっています。
内容的には悪い銘柄ではありませんが、直近5年間では大きなマイナスとなっています。
みずほ銀行iDeCoの先進国REIT投資信託一覧
先進国REIT投資信託 | 運用タイプ | 信託報酬 | 直近5年間の成績 |
たわらノーロード先進国リート | インデックス | 0.297% | -14.51% |
バランス投資信託全6銘柄について徹底解説!
みずほ銀行のiDeCoで扱っているバランス投資信託全6銘柄について詳しく見ていきましょう。
投資のソムリエ<DC年金>リスク抑制型
商品種別 | バランス |
運用タイプ | アクティブ |
信託報酬 | 0.649% |
直近5年間の成績 | +11.85% |
投資のソムリエ<DC年金>リスク抑制型は、アセットマネジメントOneが運用する、アクティブ型のバランス投資信託です。
国内外の公社債や株式、REITに投資して、それぞれの配分比率を適宜変更するファンドです。中長期的に安定的なリターンと、価格変動リスクを年率2%程度に抑えながら運用することを目的としています。資産配分比率は、先進国債券(除く日本)(46.24%)、新興国債券(12.51%)、短期金融資産(9.91%)、国内債券(9.31%)、国内株式(6.41%)、外国REIT(6.11%)、新興国株式(5.01%)、先進国株式(除く日本)(2.50%)、国内REIT(2.00%)となっています。
バランス投信として信託報酬はやや高いものの、リターンが期待できるおすすめの銘柄です。
投資のソムリエ<DC年金>
商品種別 | バランス |
運用タイプ | アクティブ |
信託報酬 | 1.21% |
直近5年間の成績 | +9.60% |
投資のソムリエ<DC年金>は、アセットマネジメントOneが運用する、アクティブ型のバランス投資信託です。
国内外の公社債や株式、REITに投資して、それぞれの配分比率を適宜変更するファンドです。中長期的に安定的なリターンと、価格変動リスクを年率4%程度に抑えながら運用することを目的としています。資産配分比率は、先進国債券(除く日本)(44.85%)、新興国債券(14.88%)、外国REIT(9.09%)、国内株式(8.39%)、国内債券(5.19%)、新興国株式(5.0%)、国内REIT(4.6%)、短期金融資産(4.5%)、先進国株式(除く日本)(3.5%)となっています。
信託報酬は高いものの、悪い銘柄ではありません。投資初心者がバランス型投信でややリスクを取ってもよい場合にはおすすめです。ただ、みずほ銀行のiDeCoでは、より信託報酬が低い「投資のソムリエ<DC年金>リスク抑制型」をおすすめします。
たわらノーロード スマートグローバルバランス(安定型)
商品種別 | バランス |
運用タイプ | アクティブ |
信託報酬 | 0.55% |
直近5年間の成績 | +0.50% |
たわらノーロード スマートグローバルバランス(安定型)は、アセットマネジメントOneが運用する、アクティブ型のバランス投資信託です。
国内外の株式、公社債、REITに投資するファンドです。先進国株式、先進国債券は、その一部または全部につき為替ヘッジを行います。資産配分比率は、先進国債券(除く日本)(37.9%)、国内債券(28.5%)、先進国株式(除く日本)(12.6%)、国内REIT(8.1%)、国内株式(7.0%)、外国REIT(3.0%)、新興国株式(2.1%)、短期金融資産(0.80%)となっています。
バランス投信としては信託報酬がやや高めです。みずほ銀行のiDeCoで運用するなら、「投資のソムリエ<DC年金>リスク抑制型」の方がおすすめです。
たわらノーロード スマートグローバルバランス(安定成長型)
商品種別 | バランス |
運用タイプ | アクティブ |
信託報酬 | 0.55% |
直近5年間の成績 | -2.42% |
たわらノーロード スマートグローバルバランス(安定成長型)は、アセットマネジメントOneが運用する、アクティブ型のバランス投資信託です。
国内外の株式、公社債、REITに投資するファンドです。先進国株式、先進国債券は、その一部または全部につき為替ヘッジを行います。資産配分比率は、先進国債券(除く日本)(27.93%)、先進国株式(除く日本)(19.32%)、国内債券(18.52%)、国内REIT(11.11%)、国内株式(11.01%)、外国REIT(8.01%)、新興国株式(3.10%)、短期金融資産(1.00%)となっています。
みずほ銀行iDeCoのバランス投信では、「投資のソムリエ」シリーズの方がおすすめです。
たわらノーロード スマートグローバルバランス(成長型)
商品種別 | バランス |
運用タイプ | アクティブ |
信託報酬 | 0.55% |
直近5年間の成績 | -5.48% |
たわらノーロード スマートグローバルバランス(成長型)は、アセットマネジメントOneが運用する、アクティブ型のバランス投資信託です。
国内外の株式、公社債、REITに投資するファンドです。先進国株式、先進国債券は、その一部または全部につき為替ヘッジを行います。資産配分比率は、先進国株式(除く日本)(28.46%)、国内株式(15.93%)、先進国債券(除く日本)(15.93%)、国内REIT(13.13%)、外国REIT(12.02%)、国内債券(9.52%)、新興国株式(4.21%)、短期金融資産(0.80%)となっています。
株式比率を高めてリターン重視となっていますが、そうなると、より投資のソムリエシリーズの方がおすすめです。
たわらノーロード スマートグローバルバランス(積極型)
商品種別 | バランス |
運用タイプ | アクティブ |
信託報酬 | 0.55% |
直近5年間の成績 | -8.72% |
たわらノーロード スマートグローバルバランス(積極型)は、アセットマネジメントOneが運用する、アクティブ型のバランス投資信託です。
国内外の株式、公社債、REITに投資するファンドです。先進国株式、先進国債券は、その一部または全部につき為替ヘッジを行います。資産配分比率は、先進国株式(除く日本)(36.80%)、国内株式(20.00%)、外国REIT(16.00%)、国内REIT(15.10%)、新興国株式(5.20%)、先進国債券(除く日本)(5.00%)、国内債券(1.50%)、短期金融資産(0.40%)となっています。
リターン最重視のバランス投信ですが、みずほ銀行iDeCoでは投資のソムリエシリーズの方がおすすめです。
みずほ銀行iDeCoのバランス投資信託一覧
バランス投資信託 | 運用タイプ | 信託報酬 | 直近5年間の成績 |
投資のソムリエ<DC年金>リスク抑制型 | アクティブ | 0.649% | +11.85% |
投資のソムリエ<DC年金> | アクティブ | 1.21% | +9.60% |
たわらノーロード スマートグローバルバランス(安定型) | アクティブ | 0.55% | +0.50% |
たわらノーロード スマートグローバルバランス(安定成長型) | アクティブ | 0.55% | -2.42% |
たわらノーロード スマートグローバルバランス(成長型) | アクティブ | 0.55% | -5.48% |
たわらノーロード スマートグローバルバランス(積極型) | アクティブ | 0.55% | -8.72% |
元本確保型商品全1銘柄について徹底解説!
みずほ銀行のiDeCoで扱っている元本確保型商品全1銘柄について詳しく見ていきましょう。
みずほDC定期預金(1年)
商品種別 | 元本確保型商品 |
運用タイプ | 定期預金 |
信託報酬 | 0% |
直近5年間の成績 | 年利0.01% |
みずほDC定期預金(1年)は、みずほ銀行が運用する、定期預金型の元本確保型商品です。
みずほ銀行iDeCoの元本確保型商品となります。年利は0.01%です。
折角、iDeCoで運用するのに、元本確保型商品を選ぶのはもったいないとしか言いようがありません。
みずほ銀行iDeCoの元本確保型商品一覧
元本確保型商品 | 運用タイプ | 信託報酬 | 直近5年間の成績 |
みずほDC定期預金 | 定期預金 | 0% | 年利0.01% |
結論:みずほ銀行のiDeCoでおすすめの銘柄とポートフォリオ!
最後に、みずほ銀行のiDeCoでおすすめの銘柄とポートフォリオについてまとめていきましょう。
国内株では、TOPIXに連動するリスク重視の「One DC 国内株式インデックスファンド」しか選択肢がありません。
先進国株では、「たわらノーロード先進国株式」「たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>」はみずほ銀行のiDeCoの核となる銘柄です。いずれかの銘柄を軸にポートフォリオを構築するようにしましょう。
債券では、国内債券に連動する「たわらノーロード国内債券」、先進国債券に連動する「たわらノーロード先進国債券」もしくは「たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)」がおすすめです。ポートフォリオのリスクを小さくしたい場合にはバランスよく組み込んでおきましょう。
iDeCoで不動産投資をしたい場合には、国内REITで運用する「たわらノーロード国内リート」、先進国REITに連動する「たわらノーロード先進国リート」をポートフォリオに組み込んでもよいでしょう。
バランス型では、「投資のソムリエ<DC年金>リスク抑制型」がおすすめです。
以上のおすすめ銘柄からポートフォリオを考えていきましょう。
リターン重視の攻めのポートフォリオの一例は次のようになります。
・30% 「One DC 国内株式インデックスファンド」
・70% 「たわらノーロード先進国株式」
バランスを取ったポートフォリオの一例は次のようになります。
・25% 「One DC 国内株式インデックスファンド」
・50% 「たわらノーロード先進国株式」
・25% 「投資のソムリエ<DC年金>リスク抑制型」
よりリスク重視の守りのポートフォリオの一例は次のようになります。
・33% 「たわらノーロード国内債券」
・33% 「たわらノーロード先進国債券」
・33% 「たわらノーロード先進国株式」
みずほ銀行のiDeCoは、低リスクのたわらノーロードシリーズが中心となっています。問題なくポートフォリオを組むことが可能ですが、リターンが期待できる銘柄がなく面白みには欠けます。銘柄ラインナップは楽天証券のほぼ下位互換となっており、特に国内株は弱いと言わざるを得ません。
基本的なiDeCo運用はできるため問題はありませんが、もう少しリターン重視のポートフォリオを組みたい場合には他の金融機関でiDeCo口座を開設することをおすすめします。