「つみたてNISAで、4~5資産に分散されたバランス型投信を運用してみたいけど、どの銘柄を選べばいいんだろう?」と、お困りではありませんか?
つみたてNISAで運用できるバランス投信にはさまざまなタイプのものがありますが、国内外の株式や債券で構成される4~5資産バランス型投信はミドルリスク・ミドルリターンの商品です。
今回は、つみたてNISAの対象となっている4~5資産バランス型投信全19銘柄について徹底解説した上で、おすすめの銘柄を紹介していきます。
- つみたてNISAで4~5資産バランス型投信を運用するメリットとは?
- つみたてNISAで運用できる4~5資産バランス型投信の注目ポイント
- つみたてNISAで運用できる4資産バランス型投信全17銘柄について徹底比較!
- JP4資産均等バランス
- auスマート・ベーシック(安定)
- ダイワ・ライフ・バランス30
- ダイワ・ライフ・バランス50
- ダイワ・ライフ・バランス70
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
- DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)
- DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)
- DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)
- DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)
- 三井住友・DCターゲットイヤーファンド2040(4資産タイプ)
- 三井住友・DCターゲットイヤーファンド2045(4資産タイプ)
- 三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
- 三井住友・DC年金バランス50(標準型)
- 三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)
- eMAXIS バランス(4資産均等型)
- つみたて4資産均等バランス
- つみたてNISAで運用できる4資産バランス型投信の比較一覧表
- つみたてNISAで運用できる5資産バランス型投信全2銘柄について徹底比較!
- つみたてNISAで運用できる5資産バランス型投信の比較一覧表
- 結論:つみたてNISAで運用できる4~5資産バランス型投信でおすすめの銘柄!
- つみたてNISAで4~5資産バランス型投信を運用できるおすすめネット証券は?
つみたてNISAで4~5資産バランス型投信を運用するメリットとは?
つみたてNISAは、2018年1月から始まった、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
つみたてNISAの非課税投資枠は毎年40万円、2018年から2037年までの20年間で最大800万円となっています。
※2018年から2037年まで毎年積み立てた場合に非課税枠が最大800万円になるということであり、2020年から始めた場合には2037年までの18年間で最大720万円となります。また、投資信託の購入から20年間が非課税期間となります(2037年に購入した投資信託は2056年まで非課税)。
今回は、つみたてNISAの対象となっている4~5資産バランス型投信全19銘柄について徹底解説した上で、おすすめの銘柄を紹介していきます。
バランス型投信は、株式・債券・REITが一定のポートフォリオで構成された投資信託です。
今回見ていくバランス型投信は、①国内外資産で構成される4資産バランス型投信、②国内外資産で構成される5資産バランス型投信の2タイプとなります。
いずれの銘柄も国内外の株式・債券・REIT4~5資産から構成されており、その構成比率は銘柄ごとに異なります。株式・REITの配分が多ければ多いほどリスク・リターンが高くなり、債券の配分が多ければローリスク・ローリターンとなります。
4~5資産バランス型投信は、バランス型投信の中でもミドルリスク・ミドルリターンの銘柄が中心です。
つみたてNISAで運用できる4~5資産バランス型投信の注目ポイント
つみたてNISAの対象となっている4~5資産バランス型投信の注目ポイントについて抑えておきましょう。
※つみたてNISAの対象商品は金融庁の「つみたてNISAの対象商品」を参照しています。また、投資信託の「信託報酬」や「直近5年間の成績」については、日本経済新聞社の各投資信託ページに掲載されている2020年6月末時点のデータを参照しています。
・「運用タイプ」をチェック!
投資信託は、運用する方法によって「インデックス」と「アクティブ」に分けられます。
インデックスとは、日経平均株価やTOPIX、NYダウといった指数(インデックス)との連動を目指すファンドです。
アクティブは、ファンドが独自の観点で運用を行い、インデックスファンドよりも優れた成績を目指すファンドです。
インデックスファンドの方がリスク・リターンが低く、アクティブファンドはリスク・リターンが高いと認識しておきましょう。また、信託報酬もインデックスファンドの方が低くなる傾向があります。
バランス型投信も便宜上インデックス・アクティブと分けてはいますが、バランス型投信の場合はむしろ構成資産の割合の方が重要です。
・投資信託の手数料である「信託報酬」をチェック!
つみたてNISAの取引手数料は、多くの金融機関で無料となっています。
ただ、投資信託を運用する際には、ファンドに支払う手数料である「信託報酬」が発生してきます。信託報酬は年率で表示され、保有残高から日割り計算した金額が毎日差し引かれていきます。
信託報酬は投資信託ごとに異なりますが、言うまでもなく、信託報酬は低ければ低いに越したことはありません。
・「直近5年間の成績」をチェック!
投資信託の運用成績をはかる上では、「直近5年間の成績」(2020年6月末時点)をチェックしましょう。
なお、投資信託の運用成績は、個別株投資やETF投資とは異なり、分配金が再投資された上での成績となっています。つまり、「直近5年間の成績」は、直近5年間の値上がり益(キャピタルゲイン)と分配金(インカムゲイン)の合計です。また、投資信託の基準価額は信託報酬が控除されてからの値であるため、信託報酬も「直近5年間の成績」にしっかりと含まれています。
つみたてNISAで運用できる4資産バランス型投信全17銘柄について徹底比較!
つみたてNISAの対象となっている4資産バランス型投信全17銘柄について詳しく見ていきましょう。
JP4資産均等バランス
運用タイプ | アクティブ |
信託報酬 | 0.242% |
直近5年間の成績 | +4.67% |
JP4資産均等バランスは、JP投信が運用する、4資産バランス型投信です。
国内株式25%、国内債券25%、海外株式25%、海外債券25%の比率で分散投資するファンドです。
信託報酬は低く、4資産バランス型投信として問題なく運用可能です。
auスマート・ベーシック(安定)
運用タイプ | アクティブ |
信託報酬 | 0.385% |
直近5年間の成績 | +1.08% |
auスマート・ベーシック(安定)は、auアセットマネジメントが運用する、4資産バランス型投信です。
国内株式15%、国内債券65%、海外株式5%、海外債券15%の比率で分散投資するファンドです。
債券重視の4資産バランス型投信ですが、信託報酬がやや高めとなっており、あまりおすすめできません。
ダイワ・ライフ・バランス30
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.198% |
直近5年間の成績 | +9.62% |
ダイワ・ライフ・バランス30は、大和証券投資信託委託が運用する、4資産バランス型投信です。
国内株式20%、国内債券55%、海外株式10%、海外債券15%の比率で分散投資するファンドです。国内株式は「TOPIX」、国内債券は「NOMURA-BPI総合」、海外株式は「MSCIコクサイ(円ベース)」、海外債券は「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」と連動することを目指します。
債券比率が高いリスク重視の4資産バランス型投信で、信託報酬が低く、問題なく運用することができます。
ダイワ・ライフ・バランス50
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.22% |
直近5年間の成績 | +11.51% |
ダイワ・ライフ・バランス50は、大和証券投資信託委託が運用する、4資産バランス型投信です。
国内株式30%、国内債券40%、海外株式20%、海外債券10%の比率で分散投資するファンドです。国内株式は「TOPIX」、国内債券は「NOMURA-BPI総合」、海外株式は「MSCIコクサイ(円ベース)」、海外債券は「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」と連動することを目指します。
株式と債券の比率が50%ずつとなっており、信託報酬が低く、問題なく運用することが可能です。
ダイワ・ライフ・バランス70
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.242% |
直近5年間の成績 | +12.26% |
ダイワ・ライフ・バランス70は、大和証券投資信託委託が運用する、4資産バランス型投信です。
国内株式45%、国内債券20%、海外株式25%、海外債券10%の比率で分散投資するファンドです。国内株式は「TOPIX」、国内債券は「NOMURA-BPI総合」、海外株式は「MSCIコクサイ(円ベース)」、海外債券は「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」と連動することを目指します。
株式比率が高いリターン重視の4資産バランス型投信で、信託報酬が低く、問題なく運用することができます。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.154% |
直近5年間の成績 | +17.62% |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、ニッセイアセットマネジメントが運用する、4資産バランス型投信です。
国内株式25%、国内債券25%、海外株式25%、海外債券25%の比率で分散投資するファンドです。国内株式は「TOPIX」、国内債券は「NOMURA-BPI総合」、海外株式は「MSCIコクサイ(円ベース)」、海外債券は「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」と連動することを目指します。
4資産に均等配分されたポートフォリオとなっており、信託報酬が非常に低く、4資産バランス型投信としては最もおすすめできる銘柄です。
DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)
運用タイプ | アクティブ |
信託報酬 | 0.154% |
直近5年間の成績 | +4.36% |
DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)は、ニッセイアセットマネジメントが運用する、4資産バランス型投信です。
国内株式5%、国内債券60%、海外株式5%、海外債券25%、短期金融資産5%の比率で分散投資するファンドです。
債券比率が高いリスク重視の4資産バランス型投信となっており、信託報酬が低く、おすすめの銘柄です。
DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)
運用タイプ | アクティブ |
信託報酬 | 0.154% |
直近5年間の成績 | +11.93% |
DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)は、ニッセイアセットマネジメントが運用する、4資産バランス型投信です。
国内株式40%、国内債券15%、海外株式30%、海外債券10%、短期金融資産5%の比率で分散投資するファンドです。
株式比率が高いリターン重視の4資産バランス型投信となっており、信託報酬が低く、おすすめの銘柄です。
DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)
運用タイプ | アクティブ |
信託報酬 | 0.154% |
直近5年間の成績 | +8.64% |
DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)は、ニッセイアセットマネジメントが運用する、4資産バランス型投信です。
国内株式20%、国内債券45%、海外株式10%、海外債券20%、短期金融資産5%の比率で分散投資するファンドです。
債券比率が高いリスク重視の4資産バランス型投信で、信託報酬が低く、おすすめの銘柄です。
DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.154% |
直近5年間の成績 | +10.69% |
DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)は、ニッセイアセットマネジメントが運用する、4資産バランス型投信です。
国内株式30%、国内債券30%、海外株式20%、海外債券15%、短期金融資産5%の比率で分散投資するファンドです。
株式50%、債券45%というバランス重視の配分となっており、信託報酬が低く、おすすめの銘柄です。
三井住友・DCターゲットイヤーファンド2040(4資産タイプ)
運用タイプ | アクティブ |
信託報酬 | 0.462% |
直近5年間の成績 | +9.91% |
三井住友・DCターゲットイヤーファンド2040(4資産タイプ)は、三井住友DSアセットマネジメントが運用する、4資産バランス型投信です。ターゲットイヤーファンドとなります。
日本を含む世界株式・公社債への分散投資を行い、2040年をターゲットイヤーとして債権比率を高めていくファンドです。
信託報酬は高いものの、つみたてNISAでターゲットイヤーファンドを運用したいならおすすめとなります。30代以上の方は検討してもよいでしょう。
三井住友・DCターゲットイヤーファンド2045(4資産タイプ)
運用タイプ | アクティブ |
信託報酬 | 0.462% |
直近5年間の成績 | +10.24% |
三井住友・DCターゲットイヤーファンド2045(4資産タイプ)は、三井住友DSアセットマネジメントが運用する、4資産バランス型投信です。
日本を含む世界株式・公社債への分散投資を行い、2045年をターゲットイヤーとして債権比率を高めていくファンドです。
信託報酬は高いものの、つみたてNISAでターゲットイヤーファンドを運用したいならおすすめとなります。30代以下の方は検討してもよいでしょう。
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.242% |
直近5年間の成績 | +8.75% |
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)は、三井住友DSアセットマネジメントが運用する、4資産バランス型投信です。
国内株式20%、国内債券55%、海外株式10%、海外債券10%、短期金融資産5%の割合で分散投資するファンドです。
債券比率が高いリスク重視のバランス投信で、信託報酬は低く、問題なく運用できます。
三井住友・DC年金バランス50(標準型)
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.253% |
直近5年間の成績 | +10.07% |
三井住友・DC年金バランス50(標準型)は、三井住友DSアセットマネジメントが運用する、4資産バランス型投信です。
国内株式35%、国内債券35%、海外株式15%、海外債券10%、短期金融資産5%の割合で分散投資するファンドです。
株式50%、債券45%とバランスよい構成比率となっており、信託報酬は低く、問題なく運用可能です。
三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.264% |
直近5年間の成績 | +10.49% |
三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)は、三井住友DSアセットマネジメントが運用する、4資産バランス型投信です。
国内株式50%、国内債券15%、海外株式20%、海外債券10%、短期金融資産5%の割合で分散投資するファンドです。
株式比率が高いリターン重視のバランス投信で、信託報酬は低く、問題なく運用できます。
eMAXIS バランス(4資産均等型)
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.55% |
直近5年間の成績 | +16.06% |
eMAXIS バランス(4資産均等型)は、三菱UFJ国際投信が運用する、4資産バランス型投信です。
国内株式25%、国内債券25%、海外株式25%、海外債券25%の比率で分散投資するファンドです。国内株式は「TOPIX」、国内債券は「NOMURA-BPI総合」、海外株式は「MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)」、海外債券は「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース)」と連動することを目指します。
運用開始日が世界株安となっていた2015年8月27日からであることもあって直近5年間の成績はとてもよくなっていますが、信託報酬が高く、おすすめできません。
つみたて4資産均等バランス
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.242% |
直近5年間の成績 | +8.34% |
つみたて4資産均等バランスは、三菱UFJ国際投信が運用する、4資産バランス型投信です。
国内株式25%、国内債券25%、海外株式25%、海外債券25%の比率で分散投資するファンドです。
信託報酬は低く、4資産バランスファンドとして問題なく運用できます。
つみたてNISAで運用できる4資産バランス型投信の比較一覧表
4資産バランス型投信 | 運用タイプ | 信託報酬 | 直近5年間の成績 |
JP4資産均等バランス | アクティブ | 0.242% | +4.67% |
auスマート・ベーシック(安定) | アクティブ | 0.385% | +1.08% |
ダイワ・ライフ・バランス30 | インデックス | 0.198% | +9.62% |
ダイワ・ライフ・バランス50 | インデックス | 0.22% | +11.51% |
ダイワ・ライフ・バランス70 | インデックス | 0.242% | +12.26% |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) | インデックス | 0.154% | +17.62% |
DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型) | アクティブ | 0.154% | +4.36% |
DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型) | アクティブ | 0.154% | +11.93% |
DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型) | アクティブ | 0.154% | +8.64% |
DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型) | インデックス | 0.154% | +10.69% |
三井住友・DCターゲットイヤーファンド2040(4資産タイプ) | アクティブ | 0.462% | +9.91% |
三井住友・DCターゲットイヤーファンド2045(4資産タイプ) | アクティブ | 0.462% | +10.24% |
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型) | インデックス | 0.242% | +8.75% |
三井住友・DC年金バランス50(標準型) | インデックス | 0.253% | +10.07% |
三井住友・DC年金バランス70(株式重点型) | インデックス | 0.264% | +10.49% |
eMAXIS バランス(4資産均等型) | インデックス | 0.55% | +16.06% |
つみたて4資産均等バランス | インデックス | 0.242% | +8.34% |
つみたてNISAで運用できる5資産バランス型投信全2銘柄について徹底比較!
つみたてNISAの対象となっている5資産バランス型投信全2銘柄について詳しく見ていきましょう。
ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式/リート)
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.3564% |
直近5年間の成績 | -1.34% |
ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式/リート)は、ニッセイアセットマネジメントが運用する、5資産バランス型投信です。
国内株式20%、先進国株式20%、新興国株式20%、国内REIT20%、先進国REIT20%の比率で分散投資を行うファンドです。
全てリスク資産で構成されていることからバランス型投信の中でもリスクが高い銘柄となっています。
野村インデックスファンド・海外5資産バランス
運用タイプ | インデックス |
信託報酬 | 0.66% |
直近5年間の成績 | +2.72% |
野村インデックスファンド・海外5資産バランスは、野村アセットマネジメントが運用する、5資産バランス型投信です。
先進国株式16%、先進国債券16%、新興国株式16%、新興国債券16%、海外REIT33%の割合で海外資産に分散投資するファンドです。
リスク資産で構成されていることからリスクが高く、また信託報酬も高いため、おすすめできません。
つみたてNISAで運用できる5資産バランス型投信の比較一覧表
5資産バランス型投信 | 運用タイプ | 信託報酬 | 直近5年間の成績 |
ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式/リート) | インデックス | 0.3564% | -1.34% |
野村インデックスファンド・海外5資産バランス | インデックス | 0.66% | +2.72% |
結論:つみたてNISAで運用できる4~5資産バランス型投信でおすすめの銘柄!
最後に、つみたてNISAで運用できる4~5資産バランス型投信について、おすすめの銘柄をまとめていきましょう。
今回は、つみたてNISAの対象になっている①国内外資産で構成される4資産バランス型投信、②国内外資産で構成される5資産バランス型投信について見てきました。
4資産バランス型投信では、ニッセイアセットマネジメントが運用している信託報酬が低い銘柄がおすすめです。
具体的には、国内株式・国内債券・海外株式・海外債券を均等に運用する4資産均等型では「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」、株式(リターン)を重視したい場合には「DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)」、債券(リスク)を重視したい場合には「DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)」がおすすめとなります。
また、信託報酬は高くなりますが、ターゲットイヤーファンドである「三井住友・DCターゲットイヤーファンド2040(4資産タイプ)」「三井住友・DCターゲットイヤーファンド2045(4資産タイプ)」も、30代以下の方におすすめです。
5資産バランス型投信は、いずれの銘柄もリスク資産のみで運用されているためリスクが高く、信託報酬も高いためおすすめできません。
今回紹介してきたバランス型投信の中で、つみたてNISA初心者の方にどれか1銘柄だけおすすめするとしたら、4資産均等型の「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」がおすすめとなります。
つみたてNISAで4~5資産バランス型投信を運用できるおすすめネット証券は?
つみたてNISAで4~5資産バランス型投信を運用するなら、マネックス証券がおすすめです。
マネックス証券のつみたてNISAでは150銘柄以上の投資信託を取り扱っており、つみたてNISA口座の買付・換金手数料は無料となっています。また、マネックス証券のつみたてNISAは最低積立金額が毎月100円から、どなたでも簡単に始めることができます。
マネックス証券のつみたてNISAで投資信託を保有していると、Amazonギフト券などに交換できるマネックスポイントが貯まることもお得なポイントです。
マネックス証券のつみたてNISAでは、対象となるほぼ全てのインデックス投信を取り扱っていることはもちろん、当サイトでもおすすめしている日本株アクティブ投信「ひふみプラス」、NYダウ連動の米国株投信「eMAXIS NYダウインデックス」、欧州株アクティブ投信「フィデリティ・欧州株・ファンド」などアクティブ投信も一通り揃っています。
特に、複利効果が大きく得られる「eMAXIS NYダウインデックス」を扱っていることは大きなメリットであり、当サイト一押しの証券口座です。