つみたてNISAで運用できる8資産バランス型投信全29銘柄について徹底比較!【2020年最新版】

「つみたてNISAで、8資産バランス型投信を運用してみたいけど、どの銘柄を選べばいいんだろう?」と、お困りではありませんか?

国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・海外REITの8資産から構成されるバランス型投信は、つみたてNISAで最も人気の商品です。

今回は、つみたてNISAの対象となっている8資産バランス型投信全29銘柄について徹底解説した上で、おすすめの銘柄を紹介していきます。

 

  1. つみたてNISAで8資産バランス型投信を運用するメリットとは?
  2. つみたてNISAで運用できる8資産バランス型投信の注目ポイント
  3. つみたてNISAで運用できる8資産バランス型投信全29銘柄について徹底比較!
    1. たわらノーロード 最適化バランス(安定型)
    2. たわらノーロード 最適化バランス(安定成長型)
    3. たわらノーロード 最適化バランス(成長型)
    4. たわらノーロード 最適化バランス(積極型)
    5. たわらノーロード 最適化バランス(保守型)
    6. たわらノーロード バランス(8資産均等型)
    7. たわらノーロード バランス(堅実型)
    8. たわらノーロード バランス(積極型)
    9. たわらノーロード バランス(標準型)
    10. iFree 8資産バランス
    11. 三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド
    12. SMT 8資産インデックスバランス・オープン
    13. eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
    14. eMAXIS 最適化バランス(マイ ストライカー)
    15. eMAXIS 最適化バランス(マイ ディフェンダー)
    16. eMAXIS 最適化バランス(マイ フォワード)
    17. eMAXIS 最適化バランス(マイ ミッドフィルダー)
    18. eMAXIS バランス(8資産均等型)
    19. eMAXIS マイマネージャー 1970s
    20. eMAXIS マイマネージャー 1980s
    21. eMAXIS マイマネージャー 1990s
    22. つみたて8資産均等バランス
    23. Smart-i 8資産バランス 安定型
    24. Smart-i 8資産バランス 安定成長型
    25. Smart-i 8資産バランス 成長型
    26. 野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2030
    27. 野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2040
    28. 野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2050
    29. 野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2060
  4. つみたてNISAで運用できる8資産バランス型投信の比較一覧表
  5. 結論:つみたてNISAで運用できる8資産バランス型投信でおすすめの銘柄!
  6. つみたてNISAで8資産バランス型投信を運用できるおすすめネット証券は?

つみたてNISAで8資産バランス型投信を運用するメリットとは?

つみたてNISAは、2018年1月から始まった、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。

つみたてNISAの非課税投資枠は毎年40万円、2018年から2037年までの20年間で最大800万円となっています。
※2018年から2037年まで毎年積み立てた場合に非課税枠が最大800万円になるということであり、2020年から始めた場合には2037年までの18年間で最大720万円となります。また、投資信託の購入から20年間が非課税期間となります(2037年に購入した投資信託は2056年まで非課税)。

今回は、つみたてNISAの対象となっている8資産バランス型投信全29銘柄について徹底解説した上で、おすすめの銘柄を紹介していきます。

バランス型投信は、株式・債券・REITが一定のポートフォリオで構成された投資信託です。

今回見ていく8資産バランス型投信は、国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・海外REITの8資産から構成されるバランス型投信です。

いずれの銘柄も上記8資産から構成されていますが、資産構成比率は銘柄ごとに異なり、株式・REITの配分が多ければ多いほどハイリスク・ハイリターンとなり、債券の配分が多ければローリスク・ローリターンとなります。また、先進国よりも新興国の方がリスクが高くなります。

マネックス証券

つみたてNISAで運用できる8資産バランス型投信の注目ポイント

つみたてNISAの対象となっている8資産バランス型投信の注目ポイントについて抑えておきましょう。

※つみたてNISAの対象商品は金融庁の「つみたてNISAの対象商品」を参照しています。また、投資信託の「信託報酬」や「直近5年間の成績」については、日本経済新聞社の各投資信託ページに掲載されている2020年6月末時点のデータを参照しています。

 

・「運用タイプ」をチェック!

投資信託は、運用する方法によって「インデックス」と「アクティブ」に分けられます。

インデックスとは、日経平均株価やTOPIX、NYダウといった指数(インデックス)との連動を目指すファンドです。

アクティブは、ファンドが独自の観点で運用を行い、インデックスファンドよりも優れた成績を目指すファンドです。

インデックスファンドの方がリスク・リターンが低く、アクティブファンドはリスク・リターンが高いと認識しておきましょう。また、信託報酬もインデックスファンドの方が低くなる傾向があります。

バランス型投信も便宜上インデックス・アクティブと分けてはいますが、バランス型投信の場合はむしろ構成資産の割合の方が重要です。

 

・投資信託の手数料である「信託報酬」をチェック!

つみたてNISAの取引手数料は、多くの金融機関で無料となっています。

ただ、投資信託を運用する際には、ファンドに支払う手数料である「信託報酬」が発生してきます。信託報酬は年率で表示され、保有残高から日割り計算した金額が毎日差し引かれていきます。

信託報酬は投資信託ごとに異なりますが、言うまでもなく、信託報酬は低ければ低いに越したことはありません。

 

・「直近5年間の成績」をチェック!

投資信託の運用成績をはかる上では、「直近5年間の成績」(2020年6月末時点)をチェックしましょう。

なお、投資信託の運用成績は、個別株投資やETF投資とは異なり、分配金が再投資された上での成績となっています。つまり、「直近5年間の成績」は、直近5年間の値上がり益(キャピタルゲイン)と分配金(インカムゲイン)の合計です。また、投資信託の基準価額は信託報酬が控除されてからの値であるため、信託報酬も「直近5年間の成績」にしっかりと含まれています。

 

つみたてNISAで運用できる8資産バランス型投信全29銘柄について徹底比較!

つみたてNISAの対象となっている8資産バランス型投信全29銘柄について詳しく見ていきましょう。

たわらノーロード 最適化バランス(安定型)

アセットマネジメントOne

運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.55%
直近5年間の成績 +4.18%

たわらノーロード 最適化バランス(安定型)は、アセットマネジメントOneが運用する、8資産バランス型投信です。

直近の資産構成比率は、先進国債券(除く日本)(39.04%)、国内債券(25.43%)、国内REIT(9.11%)、先進国株式(除く日本)(8.91%)、新興国債券(7.01%)、国内株式(4.9%)、外国REIT(4.0%)、新興国株式(0.9%)となっています。

債券比率が高い8資産バランス型投信ですが、信託報酬が高めです。同じ運用会社でより信託報酬が低い「たわらノーロード バランス(堅実型)」などを選ぶことをおすすめします。

 

たわらノーロード 最適化バランス(安定成長型)

アセットマネジメントOne

運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.55%
直近5年間の成績 +3.26%

たわらノーロード 最適化バランス(安定成長型)は、アセットマネジメントOneが運用する、8資産バランス型投信です。

直近の資産構成比率は、先進国債券(除く日本)(33.0%)、国内債券(18.5%)、先進国株式(除く日本)(13.0%)、国内REIT(11.1%)、外国REIT(8.0%)、国内株式(6.9%)、新興国債券(6.0%)、新興国株式(2.9%)となっています。

債券比率がやや高い8資産バランス型投信ですが、信託報酬が高めです。同じ運用会社でより信託報酬が低い「たわらノーロード バランス(堅実型)」などを選ぶことをおすすめします。

 

たわらノーロード 最適化バランス(成長型)

アセットマネジメントOne

運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.55%
直近5年間の成績 +1.50%

たわらノーロード 最適化バランス(成長型)は、アセットマネジメントOneが運用する、8資産バランス型投信です。

直近の資産構成比率は、先進国債券(除く日本)(22.97%)、先進国株式(除く日本)(20.87%)、国内REIT(13.09%)、外国REIT(12.89%)、国内株式(11.79%)、国内債券(8.49%)、新興国債券(5.00%)、新興国株式(3.90%)となっています。

株式・REIT比率がやや高い8資産バランス型投信ですが、信託報酬が高めです。同じ運用会社でより信託報酬が低い「たわらノーロード バランス(積極型)」などを選ぶことをおすすめします。

 

たわらノーロード 最適化バランス(積極型)

アセットマネジメントOne

運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.55%
直近5年間の成績 -0.40%

たわらノーロード 最適化バランス(積極型)は、アセットマネジメントOneが運用する、8資産バランス型投信です。

直近の資産構成比率は、先進国株式(除く日本)(28.96%)、外国REIT(18.08%)、国内株式(16.78%)、国内REIT(14.19%)、先進国債券(除く日本)(12.99%)、新興国株式(4.90%)、新興国債券(3.00%)、国内債券(0.50%)となっています。

株式・REIT比率が高い8資産バランス型投信ですが、信託報酬が高めです。同じ運用会社でより信託報酬が低い「たわらノーロード バランス(積極型)」などを選ぶことをおすすめします。

 

たわらノーロード 最適化バランス(保守型)

アセットマネジメントOne

運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.55%
直近5年間の成績 +3.48%

たわらノーロード 最適化バランス(保守型)は、アセットマネジメントOneが運用する、8資産バランス型投信です。

直近の資産構成比率は、国内債券(56.4%)、先進国債券(除く日本)(31.0%)、新興国債券(6.0%)、国内株式(3.9%)、先進国株式(除く日本)(2.0%)となっています。

つみたてNISAでの分類上は8資産バランス型投信に分類されますが、実質的には5資産分散となっており、債権が90%以上を占めています。

債券重視でリスク特化したバランス型投信ですが、信託報酬が高めです。同じ運用会社でより信託報酬が低い「たわらノーロード バランス(堅実型)」などを選ぶことをおすすめします。

 

たわらノーロード バランス(8資産均等型)

アセットマネジメントOne

運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.154%
直近5年間の成績 +6.46%

たわらノーロード バランス(8資産均等型)は、アセットマネジメントOneが運用する、8資産バランス型投信です。

国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・海外REITの8資産に均等(12.5%ずつ)に分散投資するファンドです。

信託報酬が低く、おすすめの銘柄です。

 

たわらノーロード バランス(堅実型)

アセットマネジメントOne

運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.242%
直近5年間の成績 +5.61%

たわらノーロード バランス(堅実型)は、アセットマネジメントOneが運用する、8資産バランス型投信です。

直近の資産構成比率は、先進国債券(除く日本)(35.94%)、国内債券(35.54%)、先進国株式(除く日本)(11.51%)、新興国債券(8.01%)、国内株式(4.00%)、国内REIT(2.00%)、新興国株式(1.00%)、外国REIT(1.00%)となっています。

債券重視の8資産バランス型投信で、信託報酬が低く、問題なく運用可能です。

 

たわらノーロード バランス(積極型)

アセットマネジメントOne

運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.242%
直近5年間の成績 +5.00%

たわらノーロード バランス(積極型)は、アセットマネジメントOneが運用する、8資産バランス型投信です。

直近の資産構成比率は、先進国株式(除く日本)(39.5%)、先進国債券(除く日本)(13.9%)、国内REIT(13.1%)、国内株式(12.9%)、外国REIT(12.0%)、新興国債券(3.0%)、国内債券(2.5%)、新興国株式(2.1%)となっています。

債券重視の8資産バランス型投信で、信託報酬が低く、問題なく運用できます。

 

たわらノーロード バランス(標準型)

アセットマネジメントOne

運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.242%
直近5年間の成績 +7.37%

たわらノーロード バランス(標準型)は、アセットマネジメントOneが運用する、8資産バランス型投信です。

直近の資産構成比率は、先進国債券(除く日本)(26.92%)、先進国株式(除く日本)(26.42%)、国内債券(16.52%)、国内REIT(10.11%)、国内株式(6.91%)、新興国債券(6.01%)、外国REIT(5.01%)、新興国株式(1.00%)となっています。

バランス重視の8資産バランス型投信で、信託報酬が低く、問題なく運用可能です。

 

iFree 8資産バランス

大和証券投資信託委託

運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.242%
直近5年間の成績 +15.34%

iFree 8資産バランスは、大和証券投資信託委託が運用する、8資産バランス型投信です。

国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・海外REITの8資産に均等(12.5%ずつ)に分散投資するファンドです。

信託報酬が低く、8資産均等型ファンドとして問題なく運用できます。

 

三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド

三井住友DSアセットマネジメント

運用タイプ インデックス
信託報酬 0.231%
直近5年間の成績 +2.88%

三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンドは、三井住友DSアセットマネジメントが運用する、8資産バランス型投信です。

直近の資産構成比率は、先進国債券(除く日本)(26.22%)、先進国株式(除く日本)(19.29%)、国内債券(15.31%)、外国REIT(14.49%)、国内株式(9.29%)、新興国株式(7.97%)、国内REIT(4.70%)、外国株式(1.20%)となっています。

信託報酬は低く、8資産バランス型投信として問題なく運用できます。

 

SMT 8資産インデックスバランス・オープン

三井住友トラスト・アセットマネジメント

運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.55%
直近5年間の成績 +3.54%

SMT 8資産インデックスバランス・オープンは、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用する、8資産バランス型投信です。

国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・海外REITの8資産に均等(12.5%ずつ)に分散投資するファンドです。

信託報酬が高く、おすすめできません。

 

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

三菱UFJ国際投信

運用タイプ インデックス
信託報酬 0.154%
直近5年間の成績 +6.68%

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、三菱UFJ国際投信が運用する、8資産バランス型投信です。

国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・先進国REITの8資産に均等(12.5%ずつ)に分散投資するファンドです。

均等型8資産バランス型ファンドの中でも信託報酬が低く、おすすめの銘柄です。

 

eMAXIS 最適化バランス(マイ ストライカー)

三菱UFJ国際投信

運用タイプ インデックス
信託報酬 0.55%
直近5年間の成績 +24.71%

eMAXIS 最適化バランス(マイ ストライカー)は、三菱UFJ国際投信が運用する、8資産バランス型投信です。

直近の資産構成比率は、先進国株式(除く日本)(33.13%)、新興国株式(29.84%)、国内株式(27.94%)、外国REIT(3.09%)、新興国債券(2.00%)、国内REIT(2.00%)、国内債券(0.50%)、先進国債券(除く日本)(0.50%)となっています。

株式で90%以上占めているリターン重視の8資産バランス型投信ですが、信託報酬が高めです。

なお、成績が非常に高くなっていますが、これは運用開始日が中国株安による世界株安となっていた2016年3月30日からだったためです。

 

eMAXIS 最適化バランス(マイ ディフェンダー)

三菱UFJ国際投信

運用タイプ インデックス
信託報酬 0.55%
直近5年間の成績 +10.70%

eMAXIS 最適化バランス(マイ ディフェンダー)は、三菱UFJ国際投信が運用する、8資産バランス型投信です。

直近の資産構成比率は、国内債券(34.5%)、先進国債券(除く日本)(16.6%)、先進国株式(除く日本)(15.4%)、国内株式(14.1%)、外国REIT(6.3%)、新興国株式(4.1%)、新興国債券(4.0%)、国内REIT(4.0%)となっています。

債券比率がやや高い8資産バランス型投信ですが、信託報酬が高めです。

 

eMAXIS 最適化バランス(マイ フォワード)

三菱UFJ国際投信

運用タイプ インデックス
信託報酬 0.55%
直近5年間の成績 +18.27%

eMAXIS 最適化バランス(マイ フォワード)は、三菱UFJ国際投信が運用する、8資産バランス型投信です。

直近の資産構成比率は、先進国株式(除く日本)(26.4%)、国内株式(23.0%)、外国REIT(12.2%)、新興国株式(12.0%)、新興国債券(11.7%)、国内REIT(7.9%)、国内債券(3.9%)、先進国債券(除く日本)(1.9%)となっています。

株式比率がやや高く、新興国比率も高めの8資産バランス型投信です。信託報酬が高めとなっているため、おすすめできません。

なお、成績が非常に高くなっていますが、これは運用開始日が中国株安による世界株安となっていた2016年3月30日からだったためです。

 

eMAXIS 最適化バランス(マイ ミッドフィルダー)

三菱UFJ国際投信

運用タイプ インデックス
信託報酬 0.55%
直近5年間の成績 +14.49%

eMAXIS 最適化バランス(マイ ミッドフィルダー)は、三菱UFJ国際投信が運用する、8資産バランス型投信です。

直近の資産構成比率は、国内債券(23.5%)、先進国株式(除く日本)(20.4%)、国内株式(17.0%)、外国REIT(9.4%)、新興国株式(8.1%)、新興国債券(7.9%)、先進国債券(除く日本)(6.8%)、国内REIT(5.9%)となっています。

バランスがよいポートフォリオとなっている8資産バランス型投信ですが、信託報酬が高い点がデメリットです。

 

eMAXIS バランス(8資産均等型)

三菱UFJ国際投信

運用タイプ インデックス
信託報酬 0.55%
直近5年間の成績 +6.82%

eMAXIS バランス(8資産均等型)は、三菱UFJ国際投信が運用する、8資産バランス型投信です。

国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・先進国REITの8資産に均等(12.5%ずつ)に分散投資するファンドです。

信託報酬が高く、おすすめできません。均等型8資産バランス型ファンドを選ぶとしても、同じ運用会社でより信託報酬が低い「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」などをおすすめします。

 

eMAXIS マイマネージャー 1970s

三菱UFJ国際投信

運用タイプ インデックス
信託報酬 0.55%
直近5年間の成績 +2.43%

eMAXIS マイマネージャー 1970sは、三菱UFJ国際投信が運用する、8資産バランス型投信です。

イボットソン・アソシエイツ・ジャパンが算出する「マイライフサイクル指数1970s」に連動することを目指します。「マイライフサイクル指数1970s」は、1970年代に生まれた人の人的資本と金融資産に合わせた指標です。

1970年代生まれの人向けの銘柄となりますが、信託報酬が高い点がデメリットとなります。

 

eMAXIS マイマネージャー 1980s

三菱UFJ国際投信

運用タイプ インデックス
信託報酬 0.55%
直近5年間の成績 +2.56%

eMAXIS マイマネージャー 1980sは、三菱UFJ国際投信が運用する、8資産バランス型投信です。

1980年代に生まれた人の人的資本と金融資産に合わせた指標「マイライフサイクル指数1980s」に連動することを目指すファンドです。

1980年代生まれの人向けの銘柄ですが、信託報酬が高い点がデメリットとなります。

 

eMAXIS マイマネージャー 1990s

三菱UFJ国際投信

運用タイプ インデックス
信託報酬 0.55%
直近5年間の成績 +0.25%

eMAXIS マイマネージャー 1990sは、三菱UFJ国際投信が運用する、8資産バランス型投信です。

1990年代に生まれた人の人的資本と金融資産に合わせた指標「マイライフサイクル指数1990s」に連動することを目指すファンドです。

1990年代生まれの人向けの銘柄ですが、信託報酬が高い点がデメリットです。

 

つみたて8資産均等バランス

三菱UFJ国際投信

運用タイプ インデックス
信託報酬 0.242%
直近5年間の成績 +5.10%

つみたて8資産均等バランスは、三菱UFJ国際投信が運用する、8資産バランス型投信です。

国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・先進国REITの8資産に均等(12.5%ずつ)に分散投資するファンドです。

信託報酬が低く、問題なく運用できます。ただ、同じ運用会社の「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の方が、信託報酬が低くおすすめです。

 

Smart-i 8資産バランス 安定型

りそなアセットマネジメント

運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.176%
直近5年間の成績 +6.18%

Smart-i 8資産バランス 安定型は、りそなアセットマネジメントが運用する、8資産バランス型投信です。

国内債券28.5%、先進国債券(為替ヘッジあり)28.5%、先進国債券(為替ヘッジなし)16%、新興国債券2%、国内株式8%、先進国株式10%、新興国株式3%、国内REIT2%、先進国REIT2%の割合で分散投資するファンドです。

債券重視の8資産バランス型投信の中でも信託報酬が低く、おすすめの銘柄です。

 

Smart-i 8資産バランス 安定成長型

りそなアセットマネジメント

運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.198%
直近5年間の成績 +5.10%

Smart-i 8資産バランス 安定成長型は、りそなアセットマネジメントが運用する、8資産バランス型投信です。

国内債券15.5%、先進国債券(為替ヘッジあり)15.5%、先進国債券(為替ヘッジなし)8%、新興国債券4%、国内株式19%、先進国株式21%、新興国株式7%、国内REIT5%、先進国REIT5%の割合で分散投資するファンドです。

株式と債券がバランスよく構成された8資産バランス型投信で、信託報酬が低く、おすすめの銘柄です。

 

Smart-i 8資産バランス 成長型

りそなアセットマネジメント

運用タイプ アクティブ
信託報酬 0.22%
直近5年間の成績 +4.28%

Smart-i 8資産バランス 成長型は、りそなアセットマネジメントが運用する、8資産バランス型投信です。

国内債券7%、先進国債券(為替ヘッジあり)7%、先進国債券(為替ヘッジなし)4%、新興国債券5%、国内株式26%、先進国株式28%、新興国株式10%、国内REIT6%、先進国REIT7%の割合で分散投資するファンドです。

株式重視の8資産バランス型投信の中でも信託報酬が低く、おすすめの銘柄です。

 

野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2030

野村アセットマネジメント

運用タイプ インデックス
信託報酬 0.462%
直近5年間の成績 +4.28%

野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2030は、野村アセットマネジメントが運用する、8資産バランス型投信です。ターゲットイヤーファンドとなります。

8資産に分散投資を行い、2030年をターゲットイヤーとして債権比率を高めていくファンドです。

40代以上の方におすすめのターゲットイヤーファンドとなります。

 

野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2040

野村アセットマネジメント

運用タイプ インデックス
信託報酬 0.461%
直近5年間の成績 +4.41%

野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2040は、野村アセットマネジメントが運用する、8資産バランス型投信です。

8資産に分散投資を行い、2040年をターゲットイヤーとして債権比率を高めていくファンドです。

30代の方におすすめのターゲットイヤーファンドとなります。

 

野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2050

野村アセットマネジメント

運用タイプ インデックス
信託報酬 0.462%
直近5年間の成績 +4.79%

野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2050は、野村アセットマネジメントが運用する、8資産バランス型投信です。

8資産に分散投資を行い、2050年をターゲットイヤーとして債権比率を高めていくファンドです。

20代の方におすすめのターゲットイヤーファンドとなります。

 

野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2060

野村アセットマネジメント

運用タイプ インデックス
信託報酬 0.462%
直近5年間の成績 -1.44%

野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2060は、野村アセットマネジメントが運用する、8資産バランス型投信です。

8資産に分散投資を行い、2060年をターゲットイヤーとして債権比率を高めていくファンドです。

20代以下の方におすすめのターゲットイヤーファンドとなります。

 

マネックス証券

つみたてNISAで運用できる8資産バランス型投信の比較一覧表

8資産バランス型投信 運用タイプ 信託報酬 直近5年間の成績
たわらノーロード 最適化バランス(安定型) アクティブ 0.55% +4.18%
たわらノーロード 最適化バランス(安定成長型) アクティブ 0.55% +3.26%
たわらノーロード 最適化バランス(成長型) アクティブ 0.55% +1.50%
たわらノーロード 最適化バランス(積極型) アクティブ 0.55% -0.40%
たわらノーロード 最適化バランス(保守型) アクティブ 0.55% +3.48%
たわらノーロード バランス(8資産均等型) アクティブ 0.154% +6.46%
たわらノーロード バランス(堅実型) アクティブ 0.242% +5.61%
たわらノーロード バランス(積極型) アクティブ 0.242% +5.00%
たわらノーロード バランス(標準型) アクティブ 0.242% +7.37%
iFree 8資産バランス アクティブ 0.242% +15.34%
三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド インデックス 0.231% +2.88%
SMT 8資産インデックスバランス・オープン アクティブ 0.55% +3.54%
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) インデックス 0.154% +6.68%
eMAXIS 最適化バランス(マイ ストライカー) インデックス 0.55% +24.71%
eMAXIS 最適化バランス(マイ ディフェンダー) インデックス 0.55% +10.70%
eMAXIS 最適化バランス(マイ フォワード) インデックス 0.55% +18.27%
eMAXIS 最適化バランス(マイ ミッドフィルダー) インデックス 0.55% +14.49%
eMAXIS バランス(8資産均等型) インデックス 0.55% +6.82%
eMAXIS マイマネージャー 1970s インデックス 0.55% +2.43%
eMAXIS マイマネージャー 1980s インデックス 0.55% +2.56%
eMAXIS マイマネージャー 1990s インデックス 0.55% +0.25%
つみたて8資産均等バランス インデックス 0.242% +5.10%
Smart-i 8資産バランス 安定型 アクティブ 0.176% +6.18%
Smart-i 8資産バランス 安定成長型 アクティブ 0.198% +5.10%
Smart-i 8資産バランス 成長型 アクティブ 0.22% +4.28%
野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2030 インデックス 0.462% +4.28%
野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2040 インデックス 0.461% +4.41%
野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2050 インデックス 0.462% +4.79%
野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2060 インデックス 0.462% -1.44%

 

結論:つみたてNISAで運用できる8資産バランス型投信でおすすめの銘柄!

最後に、つみたてNISAで運用できる8資産バランス型投信について、おすすめの銘柄をまとめていきましょう。

今回は、つみたてNISAの対象になっている、国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT・海外REITの8資産から構成される8資産バランス型投信について見てきました。

8資産を均等に12.5%ずつで構成される8資産バランス型投信では、信託報酬が最安値帯の「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」もしくは「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」がおすすめです。

8資産バランス型投信の中でも、債券重視で構成される銘柄としては「Smart-i 8資産バランス 安定型」、株式重視で構成される銘柄としては「Smart-i 8資産バランス 安定成長型」、株式・債券がバランスよく構成される銘柄としては「Smart-i 8資産バランス 成長型」が、それぞれ信託報酬が低くおすすめとなります。

また、投資初心者の方には、8資産で運用されるターゲットイヤーファンドもおすすめです。

40代以上の方には「野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2030」、30代の方には「野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2040」、20代の方には「野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2050」が、それぞれ8資産型ターゲットイヤーファンドでおすすめの銘柄となります。

今回紹介してきたバランス型投信の中で、つみたてNISA初心者の方にどれか1銘柄だけおすすめするとしたら、8資産均等型の「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」もしくは「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」がおすすめです。

マネックス証券

つみたてNISAで8資産バランス型投信を運用できるおすすめネット証券は?

つみたてNISAで8資産バランス型投信を運用するなら、マネックス証券がおすすめです。

マネックス証券のつみたてNISAでは150銘柄以上の投資信託を取り扱っており、つみたてNISA口座の買付・換金手数料は無料となっています。また、マネックス証券のつみたてNISAは最低積立金額が毎月100円から、どなたでも簡単に始めることができます。

マネックス証券のつみたてNISAで投資信託を保有していると、Amazonギフト券などに交換できるマネックスポイントが貯まることもお得なポイントです。

マネックス証券のつみたてNISAでは、対象となるほぼ全てのインデックス投信を取り扱っていることはもちろん、当サイトでもおすすめしている日本株アクティブ投信「ひふみプラス」、NYダウ連動の米国株投信「eMAXIS NYダウインデックス」、欧州株アクティブ投信「フィデリティ・欧州株・ファンド」などアクティブ投信も一通り揃っています。

特に、複利効果が大きく得られる「eMAXIS NYダウインデックス」を扱っていることは大きなメリットであり、当サイト一押しの証券口座です。

マネックス証券