つみたてNISAで運用できるJPX日経インデックス400に連動する日本株投信全5銘柄について徹底比較!【2020年最新版】

「つみたてNISAで、JPX日経インデックス400に連動する日本株投信を運用してみたいけど、どの銘柄がおすすめなんだろう?」と、疑問に思っていませんか?

JPX日経インデックス400は、ROE、営業利益、時価総額の3つの指標を基に投資家に魅力のある400銘柄で構成された日本株の株価指数です。東証一部はもちろん東証二部や東証マザーズ、JASDAQなどの新興銘柄も組み入れられています。

今回は、つみたてNISAの対象となっているJPX日経インデックス400に連動する日本株投信全5銘柄について徹底解説した上で、おすすめの銘柄を紹介していきます。

 

つみたてNISAでJPX日経インデックス400に連動する日本株投信を運用するメリットとは?

つみたてNISAは、2018年1月から始まった、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。

つみたてNISAの非課税投資枠は毎年40万円、2018年から2037年までの20年間で最大800万円となっています。
※2018年から2037年まで毎年積み立てた場合に非課税枠が最大800万円になるということであり、2020年から始めた場合には2037年までの18年間で最大720万円となります。また、投資信託の購入から20年間が非課税期間となります(2037年に購入した投資信託は2056年まで非課税)。

今回は、つみたてNISAの対象となっているJPX日経インデックス400に連動する日本株投信全5銘柄について徹底解説した上で、おすすめの銘柄を紹介していきます。

JPX日経インデックス400は、東京証券取引所に上場している全3,400銘柄以上の中から、企業の資本効率を示す自己資本利益率(ROE)、営業利益、時価総額の3つの指標を評点として、投資家に魅力のある400銘柄で構成された株価指数です。

JPX日経インデックス400は、東証一部に加えて、東証二部、東証マザーズ、JASDAQなどの新興市場に上場している銘柄も対象となる点が、日経平均・TOPIXにはない特徴です。

なお、2020年7月2日時点でのJPX日経インデックス400の構成銘柄は、東証一部393銘柄、東証二部0銘柄、東証マザーズ1銘柄、JASDAQ4銘柄の合計398銘柄となっています。日経平均採用銘柄225銘柄の内179銘柄が含まれています。

日経平均・TOPIX・JPX日経インデックス400の構成銘柄上位5銘柄とその構成比はそれぞれ次の通りです(2019年10月31日時点)。

TOPIX構成銘柄上位構成比日経平均構成銘柄上位構成比JPX日経インデックス400構成銘柄構成比
【7203】トヨタ自動車3.60%【9983】ファーストリテイリング9.21%【6758】ソニー1.80%
【6758】ソニー2.06%【9984】ソフトバンクグループ4.21%【6098】リクルートホールディングス1.60%
【8306】三菱UFJフィナンシャルグループ1.63%【8035】東京エレクトロン3.80%【7203】トヨタ自動車1.60%
【9432】NTT1.54%【6954】ファナック3.15%【8306】三菱UFJフィナンシャルグループ1.55%
【9984】ソフトバンクグループ1.48%【9433】KDDI3.05%【9432】NTT1.51%

※日経平均はETF【1321】日経225連動型上場投資信託、TOPIXはETF【1306】TOPIX連動型上場投資信託、JPX日経インデックス400はETF【1591】NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信のファンド組み入れ銘柄を参照しています。

構成比はやや異なるものの、JPX日経インデックス400の構成銘柄上位はTOPIXとほぼ同じとなっていることが分かります。

JPX日経インデックス400のリスク・リターンについては、日経平均よりもリスク・リターンともに一回り小さく、TOPIXと同程度であると認識しておくとよいでしょう。
※2017年1月始値から2019年12月終値までの3年間で計測してみると、JPX日経インデックス400は13,754.89→15,376.38(+11.78%)、日経平均株価は19,594.16円→23,656.62円(+20.73%)、TOPIXは1,554.48円→1,721.36円(+10.73%)となっています。

つまり、日本株投資におけるリスク・リターンは、TOPIX連動型投信≧JPX日経インデックス400連動型投信>日経平均株価連動型投信>日本株への個別株投資の順番に高くなっていると言えます。

 

つみたてNISAで運用できるJPX日経インデックス400に連動する日本株投信の注目ポイント

つみたてNISAの対象となっているJPX日経インデックス400に連動する日本株投信の注目ポイントについて抑えておきましょう。

※つみたてNISAの対象商品は金融庁の「つみたてNISAの対象商品」を参照しています。また、投資信託の「信託報酬」や「直近5年間の成績」については、日本経済新聞社の各投資信託ページに掲載されている2020年6月末時点のデータを参照しています。

 

・「運用タイプ」をチェック!

投資信託は、運用する方法によって「インデックス」と「アクティブ」に分けられます。

インデックスとは、日経平均株価やTOPIX、NYダウといった指数(インデックス)との連動を目指すファンドです。

アクティブは、ファンドが独自の観点で運用を行い、インデックスファンドよりも優れた成績を目指すファンドです。

インデックスファンドの方がリスク・リターンが低く、アクティブファンドはリスク・リターンが高いと認識しておきましょう。また、信託報酬もインデックスファンドの方が低くなる傾向があります。

JPX日経インデックス400連動型の日本株投信はいずれもインデックスファンドとなっています。

 

・投資信託の手数料である「信託報酬」をチェック!

つみたてNISAの取引手数料は、多くの金融機関で無料となっています。

ただ、投資信託を運用する際には、ファンドに支払う手数料である「信託報酬」が発生してきます。信託報酬は年率で表示され、保有残高から日割り計算した金額が毎日差し引かれていきます。

信託報酬は投資信託ごとに異なりますが、言うまでもなく、信託報酬は低ければ低いに越したことはありません。

 

・「直近5年間の成績」をチェック!

投資信託の運用成績をはかる上では、「直近5年間の成績」(2020年6月末時点)をチェックしましょう。

なお、投資信託の運用成績は、個別株投資やETF投資とは異なり、分配金が再投資された上での成績となっています。つまり、「直近5年間の成績」は、直近5年間の値上がり益(キャピタルゲイン)と分配金(インカムゲイン)の合計です。また、投資信託の基準価額は信託報酬が控除されてからの値であるため、信託報酬も「直近5年間の成績」にしっかりと含まれています。

 

つみたてNISAで運用できるJPX日経インデックス400に連動する日本株投信全5銘柄について徹底比較!

つみたてNISAの対象となっているJPX日経インデックス400に連動する日本株投信全5銘柄について詳しく見ていきましょう。

iFree JPX日経400インデックス

大和証券投資信託委託

運用タイプインデックス
信託報酬0.2145%
直近5年間の成績+26.27%

iFree JPX日経400インデックスは、大和証券投資信託委託が運用する、JPX日経インデックス400に連動する日本株投信です。

JPX日経400インデックス連動型投信の中では信託報酬は最安値帯となっており、問題なく運用することができます。

なお、他のJPX日経400インデックス連動型投信と比べて、これだけ良い成績となっている理由は、運用開始日が株安となっていた2016年9月8日からだったためです。

 

<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンド

ニッセイアセットマネジメント

運用タイプインデックス
信託報酬0.2145%
直近5年間の成績+3.87%

<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンドは、ニッセイアセットマネジメントが運用する、JPX日経インデックス400に連動する日本株投信です。

信託報酬は最安値帯となっており、問題なく運用することができます。

 

野村インデックスファンド・JPX日経400

野村アセットマネジメント

運用タイプインデックス
信託報酬0.44%
直近5年間の成績+4.52%

野村インデックスファンド・JPX日経400は、野村アセットマネジメントが運用する、JPX日経インデックス400に連動する日本株投信です。

JPX日経400インデックス連動型投信の中では信託報酬が高めであるため、おすすめできません。

 

SMT JPX日経インデックス400・オープン

三井住友トラスト・アセットマネジメント

運用タイプインデックス
信託報酬0.407%
直近5年間の成績+4.76%

SMT JPX日経インデックス400・オープンは、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用する、JPX日経インデックス400に連動する日本株投信です。

信託報酬が高めとなっている点がネックであり、おすすめできません。

 

eMAXIS JPX日経400インデックス

三菱UFJ国際投信

運用タイプインデックス
信託報酬0.44%
直近5年間の成績+4.49%

eMAXIS JPX日経400インデックスは、三菱UFJ国際投信が運用する、JPX日経インデックス400に連動する日本株投信です。

信託報酬は高めとなっているため、おすすめできません。

 

つみたてNISAで運用できるJPX日経インデックス400に連動する日本株投信の比較一覧表

JPX日経インデックス400に連動する日本株投信運用タイプ信託報酬直近5年間の成績
iFree JPX日経400インデックスインデックス0.2145%+26.27%
<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンドインデックス0.2145%+3.87%
野村インデックスファンド・JPX日経400インデックス0.44%+4.52%
SMT JPX日経インデックス400・オープンインデックス0.407%+4.76%
eMAXIS JPX日経400インデックスインデックス0.44%+4.49%

 

結論:つみたてNISAで運用できるJPX日経インデックス400に連動する日本株投信でおすすめの銘柄!

最後に、つみたてNISAで運用できるJPX日経インデックス400に連動する日本株投信について、おすすめの銘柄をまとめていきましょう。

単純に信託報酬で見ると、次の銘柄が最安値となっています。
・「iFree JPX日経400インデックス」
・「<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンド」

JPX日経インデックス400は、TOPIXと同程度のリスク・リターンとなっています。ただ、TOPIX連動型投信に比べると、信託報酬が高めの銘柄が多くなっており、リターンが削られてしまっている点は否めません。

このため当サイトでは、JPX日経インデックス400に連動する日本株投信をつみたてNISAで運用することはおすすめしません。

つみたてNISAでインデックス型日本株投信を運用する場合には、リスク重視ならTOPIX連動型投信、リターン重視なら日経平均連動型投信で運用することがおすすめです。