つみたてNISAで運用できるTOPIXに連動する日本株投信全12銘柄について徹底比較!【2020年最新版】

「つみたてNISAで、TOPIX連動型日本株投信を運用したいけど、どの銘柄がおすすめなんだろう?」と、お困りではありませんか?

東証株価指数TOPIXは、東証一部に上場している全銘柄にリスク分散されているため、日本株投信の中でも低リスクであることが特徴です。

今回は、つみたてNISAの対象となっているTOPIXに連動する日本株投信全12銘柄について徹底解説した上で、おすすめの銘柄を紹介していきます。

 

つみたてNISAでTOPIXに連動する日本株投信を運用するメリットとは?

つみたてNISAは、2018年1月から始まった、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。

つみたてNISAの非課税投資枠は毎年40万円、2018年から2037年までの20年間で最大800万円となっています。
※2018年から2037年まで毎年積み立てた場合に非課税枠が最大800万円になるということであり、2020年から始めた場合には2037年までの18年間で最大720万円となります。また、投資信託の購入から20年間が非課税期間となります(2037年に購入した投資信託は2056年まで非課税)。

今回は、つみたてNISAの対象となっているTOPIXに連動する日本株投信全12銘柄について徹底解説した上で、おすすめの銘柄を紹介していきます。

東証株価指数TOPIXは、日経平均株価と並ぶ代表的な日本株の株価指数です。

日経平均株価は東証一部に上場している主要225銘柄の株価単純平均で算出される一方で、TOPIXは東証一部に上場している全銘柄の時価総額加重平均で算出されます。

TOPIXは東証一部に上場している全2,169銘柄(2020年7月1日時点)の時価総額から算出されるため、日経平均よりも市場全体の値動きを表していると言えますが、トヨタやソニーなど時価総額の大きい銘柄の影響を受けやすくなっています。

TOPIXと日経平均の構成銘柄上位5銘柄とその構成比はそれぞれ次の通りです(2020年1月31日時点)。

TOPIX構成銘柄上位構成比日経平均構成銘柄上位構成比
【7203】トヨタ自動車3.60%【9983】ファーストリテイリング9.21%
【6758】ソニー2.06%【9984】ソフトバンクグループ4.21%
【8306】三菱UFJフィナンシャルグループ1.63%【8035】東京エレクトロン3.80%
【9432】NTT1.54%【6954】ファナック3.15%
【9984】ソフトバンクグループ1.48%【9433】KDDI3.05%

※TOPIXはETF【1306】TOPIX連動型上場投資信託、日経平均はETF【1321】日経225連動型上場投資信託のファンド組み入れ銘柄を参照しています。

TOPIXと日経平均株価を比較してみると、TOPIXの方がリスク・リターンともに小さいと言えます。
※2017年1月始値から2019年12月終値までの3年間で計測してみると、日経平均株価は19,594.16円→23,656.62円(+20.73%)、TOPIXは1,554.48円→1,721.36円(+10.73%)と日経平均株価がダブルスコアを付けています。

投資におけるリスク・リターンは、TOPIX連動型投信>日経平均株価連動型投信>日本株への個別株投資の順番に高くなっていると認識しておきましょう。

 

つみたてNISAで運用できるTOPIXに連動する日本株投信の注目ポイント

つみたてNISAの対象となっているTOPIXに連動する日本株投信の注目ポイントについて抑えておきましょう。

※つみたてNISAの対象商品は金融庁の「つみたてNISAの対象商品」を参照しています。また、投資信託の「信託報酬」や「直近5年間の成績」については、日本経済新聞社の各投資信託ページに掲載されている2020年6月末時点のデータを参照しています。

 

・「運用タイプ」をチェック!

投資信託は、運用する方法によって「インデックス」と「アクティブ」に分けられます。

インデックスとは、日経平均株価やTOPIX、NYダウといった指数(インデックス)との連動を目指すファンドです。

アクティブは、ファンドが独自の観点で運用を行い、インデックスファンドよりも優れた成績を目指すファンドです。

インデックスファンドの方がリスク・リターンが低く、アクティブファンドはリスク・リターンが高いと認識しておきましょう。また、信託報酬もインデックスファンドの方が低くなる傾向があります。

TOPIX連動型の日本株投信はいずれもインデックスファンドとなっています。

 

・投資信託の手数料である「信託報酬」をチェック!

つみたてNISAの取引手数料は、多くの金融機関で無料となっています。

ただ、投資信託を運用する際には、ファンドに支払う手数料である「信託報酬」が発生してきます。信託報酬は年率で表示され、保有残高から日割り計算した金額が毎日差し引かれていきます。

信託報酬は投資信託ごとに異なりますが、言うまでもなく、信託報酬は低ければ低いに越したことはありません。

 

・「直近5年間の成績」をチェック!

投資信託の運用成績をはかる上では、「直近5年間の成績」(2020年6月末時点)をチェックしましょう。

なお、投資信託の運用成績は、個別株投資やETF投資とは異なり、分配金が再投資された上での成績となっています。つまり、「直近5年間の成績」は、直近5年間の値上がり益(キャピタルゲイン)と分配金(インカムゲイン)の合計です。また、投資信託の基準価額は信託報酬が控除されてからの値であるため、信託報酬も「直近5年間の成績」にしっかりと含まれています。

 

つみたてNISAで運用できるTOPIXに連動する日本株投信全12銘柄について徹底比較!

つみたてNISAの対象となっているTOPIXに連動する日本株投信全12銘柄について詳しく見ていきましょう。

たわらノーロード TOPIX

アセットマネジメントOne

運用タイプインデックス
信託報酬0.187%
直近5年間の成績+7.49%

たわらノーロード TOPIXは、アセットマネジメントOneが運用する、TOPIXに連動する日本株投信です。

信託報酬は低く、TOPIX連動型の日本株投信として問題なく運用できます。

 

iFree TOPIXインデックス

大和証券投資信託委託

運用タイプインデックス
信託報酬0.154%
直近5年間の成績+25.63%

iFree TOPIXインデックスは、大和証券投資信託委託が運用する、TOPIXに連動する日本株投信です。

信託報酬はTOPIX連動型投信の中で最安値帯となっており、直近5年間で+25%もの高い成績となっています。おすすめの銘柄です。

なお、他のTOPIX連動型投信と比べて、これだけ良い成績となっている理由は、運用開始日が株安となっていた2016年9月8日からだったためです。

 

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド

ニッセイアセットマネジメント

運用タイプインデックス
信託報酬0.154%
直近5年間の成績+6.67%

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドは、ニッセイアセットマネジメントが運用する、TOPIXに連動する日本株投信です。

信託報酬は最安値帯であり、TOPIX連動型日本株投信としておすすめの銘柄です。

 

ニッセイTOPIXオープン

ニッセイアセットマネジメント

運用タイプインデックス
信託報酬0.55%
直近5年間の成績+4.45%

ニッセイTOPIXオープンは、ニッセイアセットマネジメントが運用する、TOPIXに連動する日本株投信です。

TOPIX連動型投信の中では信託報酬が高くなっています。「<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド」など、他の銘柄を選ぶようにしましょう。

 

野村インデックスファンド・TOPIX

野村アセットマネジメント

運用タイプインデックス
信託報酬0.44%
直近5年間の成績+4.86%

野村インデックスファンド・TOPIXは、野村アセットマネジメントが運用する、TOPIXに連動する日本株投信です。

TOPIX連動型投信の中では信託報酬が高めとなっているため、他の銘柄を選ぶことをおすすめします。

 

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

三井住友DSアセットマネジメント

運用タイプインデックス
信託報酬0.176%
直近5年間の成績+5.99%

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドは、三井住友DSアセットマネジメントが運用する、TOPIXに連動する日本株投信です。

信託報酬は低く、問題なく運用することができます。

 

i-SMT TOPIXインデックス(ノーロード)

三井住友トラスト・アセットマネジメント

運用タイプインデックス
信託報酬0.187%
直近5年間の成績-12.08%

i-SMT TOPIXインデックス(ノーロード)は、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用する、TOPIXに連動する日本株投信です。

運用開始日が2018年1月12日からと株高の時期からの運用開始で、コロナショックがあったこともあり大きなマイナスとなっています。ただ、信託報酬は低く、運用に問題があるわけではありません。

 

SMT TOPIXインデックス・オープン

三井住友トラスト・アセットマネジメント

運用タイプインデックス
信託報酬0.407%
直近5年間の成績+5.04%

SMT TOPIXインデックス・オープンは、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用する、TOPIXに連動する日本株投信です。

TOPIX連動型投信では信託報酬が高めです。他の銘柄をおすすめします。

 

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

三菱UFJ国際投信

運用タイプインデックス
信託報酬0.154%
直近5年間の成績+8.54%

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、三菱UFJ国際投信が運用する、TOPIXに連動する日本株投信です。

信託報酬はTOPIX連動型投信では最安値帯となっており、おすすめの銘柄です。

 

eMAXIS TOPIXインデックス

三菱UFJ国際投信

運用タイプインデックス
信託報酬0.44%
直近5年間の成績+4.83%

eMAXIS TOPIXインデックスは、三菱UFJ国際投信が運用する、TOPIXに連動する日本株投信です。

信託報酬が高めです。「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」など、信託報酬が低い他のTOPIX連動型投信を選ぶことをおすすめします。

 

つみたて日本株式(TOPIX)

三菱UFJ国際投信

運用タイプインデックス
信託報酬0.198%
直近5年間の成績+2.97%

つみたて日本株式(TOPIX)は、三菱UFJ国際投信が運用する、TOPIX(配当込み)に連動する日本株投信です。

信託報酬は低めですが、同じ運用会社でより信託報酬が低い「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」の方がおすすめです。

 

Smart-i TOPIXインデックス

りそなアセットマネジメント

運用タイプインデックス
信託報酬0.154%
直近5年間の成績+3.74%

Smart-i TOPIXインデックスは、りそなアセットマネジメントが運用する、TOPIXに連動する日本株投信です。

信託報酬は最安値帯となっており、おすすめのTOPIX連動型投信です。

なお、他の信託報酬最安値帯のTOPIX連動型投信に比べると、成績がやや低くなっていますが、これは運用開始日が2017年8月29日からとやや短くなっているためです。

 

つみたてNISAで運用できるTOPIXに連動する日本株投信の比較一覧表

TOPIXに連動する日本株投信運用タイプ信託報酬直近5年間の成績
たわらノーロード TOPIXインデックス0.187%+7.49%
iFree TOPIXインデックスインデックス0.154%+25.63%
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドインデックス0.154%+6.67%
ニッセイTOPIXオープンインデックス0.55%+4.45%
野村インデックスファンド・TOPIXインデックス0.44%+4.86%
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドインデックス0.176%+5.99%
i-SMT TOPIXインデックス(ノーロード)インデックス0.187%-12.08%
SMT TOPIXインデックス・オープンインデックス0.407%+5.04%
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)インデックス0.154%+8.54%
eMAXIS TOPIXインデックスインデックス0.44%+4.83%
つみたて日本株式(TOPIX)インデックス0.198%+2.97%
Smart-i TOPIXインデックスインデックス0.154%+3.74%

 

結論:つみたてNISAで運用できるTOPIXに連動する日本株投信でおすすめの銘柄!

最後に、つみたてNISAで運用できるTOPIXに連動する日本株投信について、おすすめの銘柄をまとめていきましょう。

TOPIX連動型日本株投信は、東証一部上場の全銘柄に分散されていることから、インデックス型の日本株投信の中でもリスクが低いことが特徴です。

基本的にどの銘柄にも違いはなく、成績の差は信託報酬と運用開始日の違いによるものです。このため、信託報酬で銘柄を選んでしまって問題ありません。

TOPIX連動型投信で信託報酬が最安値帯となっている銘柄は次の通りです。
・「iFree TOPIXインデックス」
・「<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド」
・「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」
・「Smart-i TOPIXインデックス」

上記4銘柄には運用開始日以外の違いはほとんどないため、好みで選んで構いません。