ETF投資におすすめの銘柄11選!【2024年最新版】

・当サイトでおすすめのETF銘柄について、最新情報を記載しています。
・当サイトでおすすめするETF投資の具体的な方法についてはこちらの記事を参照ください。

・「信託報酬」「分配金」については、日本取引所のETF一覧ページにある銘柄詳細の情報を参照しています。また、月足チャート画像や値動きについては、マネックス証券の「マーケットライダープレミアム」で当該銘柄を参照したデータを記載しています。
・「分配金利回り」は、過去1年間の分配金実績を2024年1月1日時点の終値で割った値で算出しています。
・「直近5年間の値動き」は、2019年1月1日始値から2024年1月1日終値までの値動き率について記載しています。

○2024年の変更点
・新NISAを使ったETF投資向けに、銘柄数をより絞り込みました。
・見出しを「長期投資におすすめ」、「その他おすすめ」、「配当金再投資におすすめ」の3つにしました。
・NASDAQ100指数連動型ETFについては、これまで【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジなし)連動型上場投信をおすすめしてきましたが、流動性リスクが問題なく、信託報酬が同じで、分配金利回りがより高いことから、【2631】MAXISナスダック100上場投信に変更しました。
※本当に小さな差であるため、【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジなし)連動型上場投信でも何ら問題ありません!
・インド株ETF【1678】NEXT FUNDS インド株式指数・NIFTY 50連動型上場投信を追加しました(中国株ETFと新興国株ETFは削除しました)。
・ポートフォリオについても、より簡易化しました。

 

新NISAの成長投資枠におすすめのETF3選!

新NISAを使ったETF投資において、特におすすめのETF3銘柄を見ていきましょう。

ETF投資においては、基本的にこちらの銘柄さえ押さえておけば問題ありません。

 

世界株ETF!【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信

【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」に連動する世界株ETFです。

日本を含む世界株ETFとしては最も代表的な銘柄で、通称「オルカン」とも呼ばれます。

「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」は、全世界の大型株・中型株約2,900銘柄を対象に時価総額加重平均で算出される、代表的な世界株指数です。

全世界の時価総額が大きい銘柄が対象となるため、指数の6割程度は米国株が占めており、その分はほぼ「S&P500指数」と同じです。

信託報酬(税込) 0.0858%
分配金 274円(年2回)
分配金利回り 1.60%
直近5年間の値動き +56.71%(10,200円→17,120円)
必要投資金額 17,120円(1口)
上場日 2020年1月9日
長期投資おすすめ度 ★★★★★
流動性 ★★
ドル比率 62.4%

※ドル比率の出典:三菱UFJアセットマネジメント

ETFの長期・積立・分散投資において、最も基本となる銘柄です。

S&P500指数に連動する米国株ETFと比べると、直近5年間の値上がり益では差があるものの、分配金利回りの値が大きくなっています。

米国株以外の世界株でリスクヘッジされているため、S&P500指数よりもリスクが小さい銘柄と言えます。

新NISAの成長投資枠で投資する場合には、枠が一杯になってからの残りのつみたて投資枠は同種の世界株投信「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に投資することがおすすめです。

 

米国株ETF(S&P500指数)!【2558】MAXIS米国株式(S&P500)上場投信

【2558】MAXIS米国株式(S&P500)上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「S&P500指数」に連動する米国株ETFです。

「S&P500指数」は、米国市場を代表する500銘柄で構成され、時価総額ベースで算出される米国株指数です。

米国市場の時価総額の約75%を占めており、ダウ工業平均株価よりも米国市場全体の状態を表す株価指数となっています。

時価総額加重平均型であるため、時価総額が大きいGAFAM(Google、Amazon、Facebook(Meta)、Apple、Microsoft)やNVIDIA、TESLAといった銘柄の構成比率が高い点が特徴です。

信託報酬(税込) 0.077%
分配金 247円(年2回)
分配金利回り 1.23%
直近5年間の値動き +90.96%(10,180円→19,440円)
必要投資金額 19,440円(1口)
上場日 2020年1月9日
長期投資おすすめ度 ★★★★★
流動性 ★★
ドル比率 100%

世界株ETFと並んで、新NISAを使ったETFの長期・積立・分散投資において最も基本となる銘柄の一つです。

S&P500指数連動型ETFの中では、信託報酬が低く、流動性が最も大きい銘柄となっています。

世界株ETFのドル比率は6割程度である一方、米国株ETFのドル比率は100%であるため、円安ドル高になるとよりプラスになりやすくなっています。

ETF投資における基本銘柄として押さえておきましょう。

新NISAの成長投資枠で投資する場合には、枠が一杯になってからの残りのつみたて投資枠は同種の米国株投信「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に投資することがおすすめです。

 

米国株ETF(NASDAQ100指数)!【2631】MAXISナスダック100上場投信

【2631】MAXISナスダック100上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「NASDAQ100指数」に連動する米国株ETFです。

「NASDAQ100指数」は、米国の新興市場NASDAQに上場する時価総額が大きい100銘柄(金融業を除く)で構成される指数です。

「NASDAQ100指数」は、「S&P500指数」よりもGAFAM(Google、Amazon、Facebook(Meta)、Apple、Microsoft)やNVIDIA、TESLAといった時価総額が大きい有力銘柄の比率をより高めた指数となっています。

信託報酬(税込) 0.22%
分配金 82円(年2回)
分配金利回り 0.47%
直近5年間の値動き +67.48%(10,240円→17,150円)
必要投資金額 17,150円(1口)
上場日 2021年2月25日
長期投資おすすめ度 ★★★★★
流動性 ★★
ドル比率 100%

NASDAQ100指数連動型ETFの中では、信託報酬と分配金利回りの両面で、最も数値が良い銘柄となっています。

流動性は【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジなし)連動型上場投信と比較すると半分程度に留まりますが、終値で取得すれば問題なく投資できます。

なお、「直近5年間の値動き」は世界株ETF、S&P500指数連動型ETFと比較すると低いですが、これは上場日による影響です。

同指数に連動する【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジなし)連動型上場投信について、2020年1月~2023年12月で算出すると+152.76%(9,580円→24,215円)となります。

世界株ETF、S&P500指数連動型ETFと比較すると、ハイリスク・ハイリターンの銘柄となっています。

※当サイトでは、これまで【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジなし)連動型上場投信をおすすめしてきましたが、流動性リスクが問題なく、信託報酬が同じで、分配金利回りがより高いことから、【2631】MAXISナスダック100上場投信に変更しました。
※本当に小さな差であるため、【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジなし)連動型上場投信でも何ら問題ありません!

成長投資枠で投資する場合には、枠が一杯になってからの残りのつみたて投資枠は同種の米国株投信「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」に投資するようにしましょう。

 

その他おすすめのETF4選!

その他、新NISAによる長期・積立・分散投資におすすめのETFについて見ていきましょう。

 

先進国株ETF!【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信

【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「MSCI-KOKUSAIインデックス」に連動する先進国株ETFです。

「MSCI-KOKUSAIインデックス」は、日本以外の先進国株式で構成される時価総額加重平均型の先進国株指数です。

日本を含まない先進国株としては、代表的な銘柄となります。

信託報酬(税込) 0.165%
分配金 70.1円(年2回)
分配金利回り 1.50%
直近5年間の値動き +129.82%(2,022円→4,647円)
(参考)2020年1月~の値動き +80.88%(2,569円→4,647円)
必要投資金額 46,470円(10口)
上場日 2010年11月25日
長期投資おすすめ度 ★★★★★
流動性
ドル比率 74.1%

※ドル比率の出典:三菱UFJアセットマネジメント

米国株ETFと世界株ETFの中間のような銘柄です。

ただ、世界株ETF、S&P500指数連動型ETFと比較すると、信託報酬と流動性が良くないため、1段階下の見出しに掲載しています。

なお、むしろ先進国株投信の方が、信託報酬が低い銘柄もあります(「たわらノーロード 先進国株式」など)。

新NISAで投資する場合には、こちらの銘柄はスルーして、最初からつみたて投資枠で「たわらノーロード 先進国株式」に積み立てるのもアリです。

 

日本株ETF(TOPIX)!【1475】iシェアーズ・コア TOPIX ETF

【1475】iシェアーズ・コア TOPIX ETFは、ブラックロック・ジャパンが運用する、「TOPIX(配当込み)」に連動する日本株ETFです。

「TOPIX(配当込み)」は、配当込みとなっていますが、基本的にTOPIXと同じものと認識して問題なく、分配金も出ます。

「TOPIX(東証株価指数、Tokyo Stock Price IndeX)」は、東証プライム市場に上場する全ての銘柄を対象に時価総額加重平均で算出される日本株の株価指数です。

「TOPIX」は東証プライム市場に上場している全銘柄の時価総額加重平均型となっているため、トヨタやソニーなど時価総額の大きい銘柄の影響を受けやすくなっています。

信託報酬(税込) 0.0495%
分配金 46円(年2回)
分配金利回り 1.87%
直近5年間の値動き +65.22%(1,481円→2,447円)
(参考)2020年1月~の値動き +40.95%(1,736円→2,447円)
必要投資金額 2,447円(1口)
上場日 2015年10月20日
長期投資おすすめ度 ★★★★★
流動性 ★★★

TOPIX連動型ETFの中では、信託報酬が最も低くなっており、流動性も問題ありません。

日本株ETFの中でも、リスクおよび分配金利回りを重視する場合には、日経平均株価連動型ETFよりもおすすめです。

 

日本株ETF(日経平均株価)!【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETF

【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETFは、ブラックロック・ジャパンが運用する、「日経平均トータルリターン・インデックス」に連動する日本株ETFです。

「日経平均トータルリターン・インデックス」は、日経平均株価の配当込みの指数ですが、日経平均株価と同じと認識して問題なく、分配金も出ます。

「日経平均株価(日経225)」は、東証プライム市場に上場している代表的な225銘柄を対象に、株価平均によって算出される株価指数です。

「日経平均株価」は株価平均で算出されるため、ファーストリテイリングや東京エレクトロン、ソフトバンクグループなど日経平均を構成する値嵩株の影響を受けやすくなっています。

日本株のインデックス投資においては、TOPIXよりもリスク・リターンが高い株価指数のため、日本株でリターンを狙いに行きたい場合にはTOPIXよりもおすすめです。

信託報酬(税込) 0.0495%
分配金 585円(年2回)
分配金利回り 1.68%
直近5年間の値動き +73.09%(20,110円→34,810円)
(参考)2020年1月~の値動き +44.55%(24,080円→34,810円)
必要投資金額 34,810円(1口)
上場日 2001年9月5日
長期投資おすすめ度 ★★★★★
流動性 ★★

日経平均連動型ETFの中では、最も信託報酬が低い銘柄となっており、流動性も問題ありません。

日本株ETFでリターンを狙いたい場合にはおすすめです。

 

インド株ETF!【1678】NEXT FUNDS インド株式指数・NIFTY 50連動型上場投信

中国株ETFや新興国株ETFは新型コロナ以降は不人気銘柄となり流動性がなくなってしまっていますが、代わって注目されてきているのがインド株ETFです。

【1678】NEXT FUNDS インド株式指数・NIFTY 50連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「Nifty 50指数」に連動するインド株ETFです。

「Nifty 50指数」は、インド・ナショナル証券取引所に上場する銘柄のうち、時価総額、流動性、浮動株比率などから選定した50銘柄の株価を時価総額加重平均したインド株指数となっています。

信託報酬(税込) 1.045%
分配金 0円(年1回)
分配金利回り 0%
直近5年間の値動き +124.10%(146円→327.2円)
(参考)2020年1月~の値動き +101.97%(162円→327.2円)
必要投資金額 32,720円(100口)
上場日 2009年11月26日
長期投資おすすめ度 ★★★★★
流動性 ★★

東証に上場している唯一のインド株ETFです。

信託報酬が高い点はネックとなりますが、2020年以降の値上がり益はS&P500指数連動型ETFよりも高くなっており、流動性も問題ありません。

インドは、2023年には人口世界一の座を中国から奪還し、出生率も人口置換水準とほぼ同値(2020年2.05人)となっており、平均年齢も若く、ITに強いなど、21世紀の大国の条件を満たしています。

海外ETFの中でも、今後とも、目が離せない銘柄となりそうです。

新NISAのポートフォリオの一部に加えておいても悪くありません。

 

分配金再投資におすすめのETF4選!

新NISAでは分配金が恒久的に非課税となるため分配金再投資も注目されています。

分配金利回りが高く分配金再投資に適する、おすすめの高配当ETFについて見ていきましょう。

ただ、ここでは高配当ETFについて紹介しますが、当サイトでは高配当ETFへの投資は推奨していません(分配金利回りは高いに越したことはありませんが、成長のついでに受け取って再投資するものだと考えています)。

詳しくは下記記事などを参照ください。

ETFの分配金再投資とは?分配金再投資を自動化する方法や分配金再投資におすすめの銘柄を紹介!
「ETFの分配金再投資とは?」「分配金再投資を自動化する方法とは?」「分配金再投資におすすめのETFって?」など、疑問に思っていませんか? ETFは保有していることで分配金が支払われますが、この分配金を同じ銘柄に再投資する「分配金再投資」を...

 

国内REIT型ETF!【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信

【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数」に連動する国内REIT型ETFです。

「東証REIT指数」は、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数です。

国内REIT型ETFとしては、最も基本的な銘柄となります。

REITの分配金は賃貸収入などから出るため減配リスクが株式よりも低く、分配金利回りが安定しやいことがメリットです。

信託報酬(税込) 0.1705%
分配金 75円(年4回)
分配金利回り 3.84%
直近5年間の値動き +3.47%(1,885円→1,950.5円)
必要投資金額 19,505円(10口)
上場日 2008年9月18日
長期投資おすすめ度 ★★★★★
流動性 ★★

国内REIT型ETFでは最も代表的な銘柄となっています。

国内REIT型ETFは、直近5年間の値上がり益では株式に大きく見劣りするものの、分配金は安定して出続けています。

ただ、やはりトータルリターンで考えると、世界株ETFや米国株ETFには大きく劣ると言わざるを得ません。

 

海外REIT型ETF!【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信

【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み)」に連動する先進国REIT型ETFです。

先進国REIT型ETFは、外貨建て資産となるため、円安になるとプラスになることもメリットです。

信託報酬(税込) 0.187%
分配金 42.7円(年4回)
分配金利回り 3.27%
直近5年間の値動き +50.69%(864円→1,302円)
(参考)2020年1月~の値動き +22.36%(1,064円→1,302円)
必要投資金額 13,020円(10口)
上場日 2017年12月11日
長期投資おすすめ度 ★★★★★
流動性

海外REIT型ETFの中では、代表的な銘柄の一つとなっています。

ドルなどの外貨建てETFの中では、分配金再投資に最も適する銘柄の一つと言えます。

国内REIT型ETFよりも値上がり益が大きくなっているのは、円安が寄与したためです。

直近5年間の値上がり率は大きいものの、「2020年1月~の値動き」で見ると、トータルリターンは株には劣ります。

 

日本株の高配当ETF!【2564】グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETF

【2564】グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETFは、Global X Japanが運用する、「MSCIジャパン・高配当セレクト25指数」に連動する日本株ETFです。

「MSCIジャパン・高配当セレクト25指数」は、日本株・国内REITで配当の継続性や流動性に配慮して選定された銘柄のうち、配当利回りの高い25銘柄(普通株式23銘柄・REIT2銘柄)を構成銘柄とする指数です。

日本株の高配当株ETFの中でも、分配金利回りが高い銘柄となっています。

信託報酬(税込) 0.429%
分配金 105円(年4回)
分配金利回り 4.10%
直近5年間の値動き +66.44%(1,538円→2,560円)
必要投資金額 2,560円(1口)
上場日 2020年8月26日
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性

上場から3年で+60%以上の値上がり益となっており、それでいて分配金利回りは4%以上あります。

直近3年間のトータルリターンで見ても、TOPIX・日経平均株価連動型ETFを上回っています。

数値上は文句なしの高配当ETFですが、リスクとして考えられるのは、同ETFが連動する「MSCIジャパン・高配当セレクト25指数」は25銘柄にしか分散されていない点です。

高配当ETFは株価が分母にある逆張り指数であり成長株が除外されてしまうため、長期的なトータルリターンは、TOPIXと同程度に収束すると考えられます。

信託報酬が低い分だけ、TOPIX連動型ETFの方がトータルリターンが高くなるということが一般論です。

ただ、この一般論を理解した上で、日本株の高配当ETFに投資するなら何ら問題ありません。

 

日本株の高配当ETF!【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信

【1489】NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「日経平均高配当株50指数」に連動する日本株ETFです。

「日経平均高配当株50指数」は、日経平均株価を構成する225銘柄の中から配当利回りが高い50銘柄で算出される株価指数です。

日本株の高配当株ETFの中では代表的な銘柄です。

信託報酬(税込) 0.308%
分配金 2,108円(年4回)
分配金利回り 3.64%
直近5年間の値動き +80.75%(32,000円→57,840円)
(参考)2020年1月~の値動き +69.12%(34,200円→57,840円)
必要投資金額 57,840円(1口)
上場日 2017年2月13日
長期投資おすすめ度 ★★★★
流動性 ★★★

【2564】グローバルX MSCIスーパーディビィデンド-日本株式 ETFと比較すると、こちらは50銘柄に分散されています。

直近5年間では、日経平均株価連動型ETFよりもトータルリターンで優れています。

ただ、日経平均株価からの高配当銘柄を50銘柄に投資するということなので、より長期で見たトータルリターンは日経平均株価連動型ETFに収束し、信託報酬の分だけ不利になるということが一般論です。

 

おすすめポートフォリオ

◇リスク重視
・100% 世界株ETF:【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信

◇基本
・100% 米国株ETF(S&P500指数):【2558】MAXIS米国株式(S&P500)上場投信

◇リターン重視
・100% 米国株ETF(NASDAQ100指数):【2631】MAXISナスダック100上場投信

◇バランス(3分割)
・33% 世界株ETF:【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信
・33% 米国株ETF(S&P500指数):【2558】MAXIS米国株式(S&P500)上場投信
・33% 米国株ETF(NASDAQ100指数):【2631】MAXISナスダック100上場投信

※管理人の新NISAのポートフォリオはこの3分割です。

 

ETF投資のアイデア(管理人のETF投資ルール)

管理人がETF投資で実践している、長期・積立・分散投資の売買ルールを公開します。

恐らく、長期保有目的のETFの買い方としては、これが現状ではベターではないかと思います。

この買い方を実践すれば、年率平均5%から、年率平均10%程度までは成績が上がることが期待できるかもしれません(保証はできません)。

 

ETFの投資ルール

○投資ルール
1.世界株ETF【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(※)に、新NISA(成長投資枠)の範囲内で毎年80万円ずつ投資する。
※下記のポートフォリオのいずれか

◇リスク重視
・100% 世界株ETF:【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信

◇基本
・100% 米国株ETF(S&P500指数):【2558】MAXIS米国株式(S&P500)上場投信

◇リターン重視
・100% 米国株ETF(NASDAQ100指数):【2631】MAXISナスダック100上場投信

◇バランス(3分割)
・33% 世界株ETF:【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信
・33% 米国株ETF(S&P500指数):【2558】MAXIS米国株式(S&P500)上場投信
・33% 米国株ETF(NASDAQ100指数):【2631】MAXISナスダック100上場投信
※管理人の新NISAのポートフォリオはこの3分割です。

※成長投資枠を使い切った場合には、新NISA(つみたて投資枠)でいずれかの銘柄を同様にして積み立てていく。
・世界株投信:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・米国株投信:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

 

2.年80万円は、2月末・5月末・8月末・11月末に20万円ずつ分散して積立投資する。
※【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の分配金支払い基準は「毎年6月8日、12月8日(年2回)」であるためです。
※年80万円は便宜上の数値です。

3.S&P500指数【1547】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)が直近3ヶ月以内の高値からn%下落した場合には積み立てを先回りする。
・15%:2回分(40万円)先回りして積み立てを行う。
・20%:さらに2回分(40万円)先回りして積み立てを行う。
※根拠は下記「S&P500指数ETFの最大ドローダウン率」を参照。
※n%下落を確認した翌日の終値で買う。

4.注文は成行の引成注文で行い、当日中の後場寄り以降に注文を出すこと。

 

○S&P500指数ETFの最大ドローダウン率

・S&P500指数ETF【1547】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)の最大ドローダウン率

2011年7~8月 2012年4~6月 2013年5~6月 2013年12月~1月 2015年7~8月 2015年12~2月 2016年5~6月 2018年1~3月 2018年10~12月 2020年2~3月 2020年9~10月 2022年1~2月 2022年4~6月 2022年12~1月
高値 1195 1271 1852 2117 2861 2809 2539 3370 3595 4085 4150 6079 6259 6309
安値 900 1061 1620 1886 2421 2207 2200 2922 2762 2685 3685 5128 5285 5430
ドローダウン率 24.69% 16.52% 12.53% 10.91% 15.38% 21.43% 13.35% 13.29% 23.17% 34.27% 11.20% 15.64% 15.56% 13.93%

このルールは、流動性が十分あり価格形成されやすいS&P500指数連動型ETF【1547】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)を指標として使うものです。

基本は四半期末ごとの積立投資としていますが、-15%を超えるドローダウンがあったら押し目と判断して、2期分先回りして投資するというものです。

このように押し目買いすることで、長期的には年率5%ほど利益が増分できることを期待しています。

参考指標としてはオリジナルのS&P500指数を参照してもよいですが、仕事のついでに参照しやすく、チャートが見やすいS&P500指数連動型ETFを参照するという楽をしているというのが実際の所です。

ただ、敢えてS&P500指数連動型ETFを参照指標にすることによって、米国株安だけではなく行き過ぎた円高の際にも押し目で買えるようになる効果もあると思います。

投資対象銘柄は世界株ETFとしていますが、米国株ETFや先進国株ETF、NASDAQでも使えるアイデアかと思います。

 

○上記ルールを実践すると

上記ルールを直近10年間、【1547】上場インデックスファンド米国株式(S&P500) で実践していた場合の違いについては次のようになります。

まずは、四半期末積立で投資していった場合は次のようになります。

2013/2/28 2013/5/31 2013/8/31 2013/11/30 2014/2/28 2014/5/31 2014/8/31 2014/11/30 2015/2/28 2015/5/31 2015/8/31 2015/11/30 2016/2/29 2016/5/31 2016/8/31 2016/11/30 2017/2/28 2017/5/31 2017/8/31 2017/11/30 2018/2/28 2018/5/31 2018/8/31 2018/11/30 2019/2/28 2019/5/31 2019/8/31 2019/11/30 2020/2/29 2020/5/31 2020/8/31 2020/11/30 2021/2/28 2021/5/31 2021/8/31 2021/11/30 2022/2/28 2022/5/31 2022/8/31 2022/11/30 2023/2/28 2023/5/31
株数 133 111 115 100 98 95 89 74 74 70 76 72 85 79 82 74 70 70 69 63 63 63 58 60 60 61 59 53 58 57 49 49 46 40 37 35 37 35 33 33 34 31
単価 1504 1800 1733 2000 2032 2113 2242 2697 2710 2840 2617 2784 2360 2536 2438 2706 2851 2865 2919 3175 3160 3175 3465 3350 3325 3265 3380 3740 3440 3515 4045 4100 4385 5010 5430 5689 5382 5794 6061 6011 5891 6367
投資額 200032 199800 199295 200000 199136 200735 199538 199578 200540 198800 198892 200448 200600 200344 199916 200244 199570 200550 201411 200025 199080 200025 200970 201000 199500 199165 199420 198220 199520 200355 198205 200900 201710 200400 200910 199115 199134 202790 200013 198363 200294 197377

投資株数:2,750株
投資額合計:8,395,920円
平均取得単価:3,053.062円

 

S&P500指数のドローダウンを狙った場合は次のようになります。

2013/2/28 2013/5/31 2013/8/31 2013/11/30 2014/2/28 2014/5/31 2014/8/31 2014/11/30 2015/2/28 2015/5/31 2015/8/1 2016/1/1 2016/2/1 2017/2/28 2017/5/31 2017/8/31 2017/11/30 2018/2/28 2018/5/31 2018/8/31 2018/11/30 2018/12/1 2018/12/15 2020/2/1 2020/3/1 2021/2/28 2021/5/31 2021/8/31 2021/11/30 2022/2/1 2022/6/1 2023/2/28 2023/5/31
株数 133 111 115 100 98 95 89 74 74 70 164 168 178 70 70 69 63 63 63 58 60 131 139 115 122 46 40 37 35 77 75 34 31
単価 1504 1800 1733 2000 2032 2113 2242 2697 2710 2840 2437 2387 2247 2851 2865 2919 3175 3160 3175 3465 3350 3055 2876 3472 3268 4385 5010 5430 5689 5167 5320 5891 6367
投資額 200032 199800 199295 200000 199136 200735 199538 199578 200540 198800 399668 401016 399966 199570 200550 201411 200025 199080 200025 200970 201000 400205 399764 399280 398696 201710 200400 200910 199115 397859 399000 200294 197377

投資株数:2,867株
投資額合計:8,395,345円
平均取得単価:2,928.268円

平均取得単価が、3,053.062円→2,928.268円、投資株数が2,750株→2,867株と約4.25%分だけ有利になったことが分かります。

 

新NISAの資金管理ルール

新NISAによるETF投資について、「S&P500指数かオルカンかNASDAQか?」といった銘柄選びよりも遥かに重要なことが、資金管理のルールです。

このコンテンツにおいて、この部分が一番重要です。

新NISAでETF投資をする場合には、次のルールを必ず守ることを推奨します。
・新NISAへの拠出金は総資産の50%まで(リーマンショック時の最大ドローダウン-57.69%、最大ドローダウン期間5年6ヶ月より)。

この根拠について解説していきます。

つまり、最悪の下落相場が来た場合にも、日常生活に支障なく暮らすためのルールです。

2008年秋のリーマンショックのとき、S&P500指数は2007年10月に付けた高値1576.09から2009年2月には666.79まで-57.69%下落しました。

また、S&P500指数は、2007年10月の高値を回復したのは2013年4月と、5年6ヶ月掛かっています。

最大ドローダウン率-57.69%、最大ドローダウン期間5年6ヶ月です。

仮に、リーマンショック級の経済危機が来て、新NISAで運用している資産が半減してしまった場合に、心理的に耐えられるでしょうか?

例えば、総資産が1,000万円だとして、3年間掛けて新NISAの枠を埋めた後に、リーマンショック級の経済危機が来た場合に耐えられるでしょうか?

しかも、新NISAにフルで拠出してしまっていたら、株価が安くなっているときに買える余裕もありません。

当サイトでは、新NISAに拠出する資金は、多くとも総資産の半分までにしておき、長期的に時間分散することをおすすめします。

具体的には、総資産が1,000万円だとしたら、新NISAで運用するのは半分の500万円までとしておき、その500万円を時間分散するといったことです。

例えば、年60万円ずつを年4回(15万円ずつを2月末・5月末・8月末・11月末など)に分けて投資していくといったことになります。

人生全体の資金管理の観点からすると、新NISAの1,800万円分の枠は10~30年程度に分けて拠出することをおすすめします(新NISAへのフル拠出を6年目以降にも継続できるほどの資産があるなら別)。

 

ETF投資を始めるならマネックス証券がおすすめ!

新NISAを使ったETF投資を始めるなら、マネックス証券がおすすめです。

マネックス証券は、新NISAの取引手数料が完全無料となっており、成長投資枠を使って世界株ETFや米国株ETFを手数料無料で長期・積立・分散投資できます。

マネックスカードでクレカ投信積立すると還元率1.1%となっており、つみたて投資枠で世界株投信や米国株投信に投資するとAmazonギフト券やdポイントと交換できるマネックスポイントが貯まります。

また、マネックス証券のiDeCoは、NASDAQ100指数「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」、米国株投信「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」、世界株投信「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と揃っているため、新NISAとiDeCoを同時に始めたい場合には特におすすめです。

マネックス証券

マネックス証券のETF投資について、より詳しく知りたい場合には下記記事も参照してみてください。

マネックス証券のETF投資を解説!新NISAや人気ランキング、買い方についても紹介!
「マネックス証券で新NISAを使ったETF投資はおすすめ?」「マネックス証券でETFを買う方法とは?」など、お困りではありませんか? マネックス証券では、新NISAの取引手数料が完全無料となっており、マネックスカードのクレカ投信積立の還元率...

 

 

参考:2023年

・当サイトでは、これまでETF投資での分配金再投資についておすすめしてきました。管理人がETF投資を始めた2020年時点では分配金利回りが大きい銘柄が多かったのですが、ETFの分配金について定点観測をしてきた所、減配されてきています。このため、当サイトでは、REIT以外のETFについては分配金目的で投資することはおすすめしません。

○2023年の変更点
・2022年にETF全銘柄について検証した結果を反映しました。
・世界株ETF【2558】MAXIS米国株式(S&P500)上場投信、原油先物ETF【1699】NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信を追加しました。
・債権は削除しました(NISA枠を使ってまで投資する必要はないため)。

 

・TOPIX連動型ETF!【1475】iシェアーズ・コア TOPIX ETF

【1475】iシェアーズ・コア TOPIX ETF

信託報酬(税込) 0.0495%
分配金 46円(年2回)
分配金利回り 2.38%
直近5年間の値動き +3.37%(1,864円→1,927円)
必要投資金額 1927円(1口)

【1475】iシェアーズ・コア TOPIX ETFは、ブラックロック・ジャパンが運用する、「TOPIX」に連動する日本株ETFです。

TOPIXは、東証プライム市場に上場する全銘柄を対象に時価総額加重平均で算出される日本株の株価指数で、トヨタやソニーなど時価総額の大きい銘柄の影響を受けやすいことが特徴です。

TOPIX連動型ETFは、日経平均株価連動型ETFに比べてリスクが小さいことが特徴となります。

構成銘柄上位は、トヨタ自動車(3.64%)、ソニーグループ(2.48%)、キーエンス(1.85%)、日本電信電話(NTT)(1.83%)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(1.60%)となっています。

TOPIX連動型ETFの中では信託報酬は最安値帯となっており、流動性も1日1億円以上はあるため流動性リスクも及第点で、1口から投資できるため必要投資金額が安く済むこともメリットです。

TOPIX連動型ETFで日本株のインデックス投資をする際には、特におすすめの銘柄です。

 

・日経平均株価連動型ETF!【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETF

【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETF

信託報酬(税込) 0.0495%
分配金 515円(年2回)
分配金利回り 1.91%
直近5年間の値動き +12.77%(23,830円→26,875円)
必要投資金額 26,875円(1口)

【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETFは、ブラックロック・ジャパンが運用する、「日経平均株価」に連動する日本株ETFです。

日経平均株価は、東証プライム市場に上場する代表的な日本株225銘柄の株価単純平均で算出される株価指数で、ファーストリテイリングや東京エレクトロンなど値嵩株の影響を受けやすいことが特徴です。

日経平均株価連動型ETFは、TOPIXよりもリスク・リターンが大きい日本株インデックスとなっており、値上がり益を期待したい場合におすすめの日本株ETFとなります。

構成銘柄上位は、ファーストリテイリング(10.14%)、東京エレクトロン(4.72%)、ソフトバンクグループ(3.88%)、KDDI(3.36%)、ダイキン工業(2.95%)となっています。

日経平均株価連動型ETFの中では、信託報酬が最低水準となっておりおすすめです。

 

・玄人好みの日本株ETF!【1311】TOPIX Core 30 連動型上場投資信託

【1311】TOPIX Core 30 連動型上場投資信託

信託報酬(税込) 0.209%
分配金 14.1円(年1回)
分配金利回り 1.53%
直近5年間の値動き +12.21%(819円→919円)
必要投資金額 9,190円(10口)

【1311】TOPIX Core 30 連動型上場投資信託は、野村アセットマネジメントが運用する、「TOPIX Core30」に連動する日本株ETFです。

TOPIX Core30は、東証プライム市場に上場している銘柄の内、時価総額・流動性が高い主要30銘柄で構成された株価指数です。

日本経済をけん引する主力30銘柄で構成されており、TOPIXをより値上がり益重視とした日本株ETFです。

構成銘柄上位は、トヨタ自動車(10.12%)、ソニーグループ(6.89%)、日本電信電話(NTT)(5.08%)、キーエンス(5.08%)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(4.45%)となっています。

玄人好みの銘柄で当サイトでも一押しの日本株です。

ただ、流動性は最低限しかないため、投資する場合には、流動性が最も大きくなる終値に引成注文を使って買うようにしましょう。

 

・S&P500指数連動型ETF!【2558】MAXIS米国株式(S&P500)上場投信

【2558】MAXIS米国株式(S&P500)上場投信

信託報酬(税込) 0.077%
分配金 132円(年2回)
分配金利回り 0.90%
直近5年間の値動き +43.95%(10,180円→14,655円)
必要投資金額 14,655円(1口)

【2558】MAXIS米国株式(S&P500)上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「S&P500指数」に連動する米国株ETFです。

「S&P500指数」は、米国市場を代表する500銘柄で構成され、時価総額ベースで算出される米国株指数です。

構成銘柄上位は、APPLE INC(7.00%)、MICROSOFT CORP(5.63%)、AMAZON.COM INC(3.23%)、TESLA INC(2.00%)、ALPHABET INC-CL A(1.88%)となっています。

S&P500指数型ETFは、米国株ETFの中では500銘柄に分散投資されていてリスクが低く、時価総額が大きいGAFAMの構成比率が高いことが特徴です。

また、米国株ETFはいずれも100%米ドル建て資産となるため、円安へのリスクヘッジになることもメリットの一つです(対円為替ヘッジありの米国株ETFも多く上場していますが、当サイトではおすすめしません。為替ヘッジなしのドル建てETFをおすすめします)。

当ETFは、東証に上場している「S&P500指数」連動型ETFとしては上場日は浅く、分配金利回りはやや低くなっていますが、信託報酬は最も低く、流動性は最も高くなっています。

これから「S&P500指数」に投資する上では、最もおすすめできる銘柄と言ってよいでしょう。

 

・NYダウ連動型ETF!【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価(為替ヘッジなし)連動型上場投信

【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価(為替ヘッジなし)連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.33%
分配金 744円(年1回)
分配金利回り 1.73%
直近5年間の値動き +54.88%(27,730円→42,950円)
必要投資金額 42,950円(1口)

【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価(為替ヘッジなし)連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均」に連動する米国株ETFです。

「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均(ダウ平均株価)」は、米国を代表する30銘柄の株価単純平均で算出される株価指数です。

構成銘柄上位は、UNITEDHEALTH GROUP INC(11.45%)、GOLDMAN SACHS GROUP INC(6.66%)、HOME DEPOT INC(6.26%)、MICROSOFT CORP(5.34%)、MCDONALD’S CORP(5.27%)となっています。

新型コロナ相場以降は、「S&P500指数」「NASDAQ100指数」の陰に隠れてはいるものの、米国株ETFとしておすすめの銘柄です。

 

・NASDAQ-100指数連動型ETF!【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100®(為替ヘッジなし)連動型上場投信

【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100®(為替ヘッジなし)連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.22%
分配金 57円(年1回)
分配金利回り 0.38%
直近5年間の値動き +96.11%(7,470円→14,650円)
必要投資金額 146,500円(10口)

【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100®(為替ヘッジなし)連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「NASDAQ100指数」に連動する米国株ETFです。

「NASDAQ100指数」は、米国の新興市場NASDAQに上場する時価総額が大きい100銘柄(金融業を除く)で構成される指数です。

構成銘柄上位は、APPLE INC(13.47%)、MICROSOFT CORP(10.42%)、AMAZON.COM INC(6.88%)、TESLA INC(4.90%)、ALPHABET INC-CL C(3.56%)となっています。

分配金利回りは期待できませんが、値上がり益においては最強のETFと言って間違いなく、長期的な値上がり益を目的にETF投資したい場合には最もおすすめの銘柄です。

2022年は米国利上げの影響もあり、急激な円安ドル高による相殺分を含めても下げていますが、それでも直近5年間では+100%に近い上昇率となっています。

なお、信用取引を使って同ETFを全力買いする行為は「レバナス」と呼ばれていますが、当サイトを含めた少なくない投資家はレバナスのリスクを警告していたにも関わらず、2022年には多くの初心者投資家を追証に追い込むことになりました。

現物株の範囲で長期・積立・分散投資によるインデックス投資をするようにしましょう。

 

・先進国株ETF!【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信

【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信

信託報酬(税込) 0.165%
分配金 51.2円(年2回)
分配金利回り 1.42%
直近5年間の値動き +51.03%(2,377円→3,590円)
必要投資金額 35,900円(10口)

【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「MSCI-KOKUSAIインデックス」の円換算値に連動する先進国株ETFです。

「MSCI-KOKUSAIインデックス」は、日本を除く先進国株式で構成される浮動株ベースの時価総額加重平均方式型の指数です。

構成銘柄上位は、APPLE INC(5.11%)、MICROSOFT CORP(3.69%)、AMAZON.COM INC(2.32%)、TESLA INC(1.44%)、ALPHABET INC-CL A(1.29%)となっています。

先進国株ETFの中身は、GAFAを始めとする米国の時価総額が高い銘柄が中心となっており、S&P500指数に他の先進国株が入っているものと認識しておきましょう。

同銘柄は、先進国株ETFの中では信託報酬が最も低く、流動性も最も高くなっており、最も一般的な先進国株ETFとなっています。

また、円安リスク対策の外貨建てETFとしてもおすすめです。

当サイトでは、全ETFの中で長期投資に最もおすすめしている銘柄の一つです。

ただ、流動性が低い点には注意が必要です。

 

・世界株ETF!【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信

【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信

信託報酬(税込) 0.0858%
分配金 192円(年2回)
分配金利回り 1.41%
直近5年間の値動き +32.94%(10,200円→13,560円)
必要投資金額 13,560円(1口)

【2559】MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「MSCI ACWIインデックス」に連動する世界株ETFです。

「MSCI ACWIインデックス」は、日本を含む世界の先進国・新興国の株式の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均した指数です。

日本を含む全世界の銘柄で構成されている、外貨建て資産であるため円安対策になる、信託報酬が低い、流動性が十分にある、分配金利回りも1%も上回っているなど、デメリットが見つかりません。

全ETFの中で最もおすすめの銘柄の一つで、ETF投資の基本となる銘柄です。

投資初心者の方は、こちらの銘柄をポートフォリオ100%で運用することをおすすめします。

当サイトでは、2022年までは先進国株ETFの【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信を最もおすすめの銘柄としてきましたが、こちらの世界株ETFを最もおすすめの銘柄とします。

先進国株ETFの【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信と比較すると、日本株・新興国株が入っていること、何よりも流動性が高いことがメリットです。

 

・欧州株ETF!【1386】UBS ETF 欧州株 (MSCI ヨーロッパ)

【1386】UBS ETF 欧州株 (MSCI ヨーロッパ)

信託報酬(税込) 0.20%
分配金 274円(年2回)
分配金利回り 2.71%
直近5年間の値動き +15.31%(8,750円→10,090円)
必要投資金額 10,090円(1口)

【1386】UBS ETF 欧州株 (MSCI ヨーロッパ)は、UBSファンド・マネジメント(ルクセンブルク)エス・エイが運用する、「MSCIヨーロッパ・インデックス(ネットリターン)」に連動する欧州株ETFです。

「MSCIヨーロッパ・インデックス(ネットリターン)」は、欧州の先進国15か国(オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、UK)の大型・中型株で構成される浮動株調整後時価総額加重平均型の指標です。

構成銘柄上位は、ネスレ(3.88%)、ロッシュホールディングス(2.77%)、シェル(2.37%)、ASML ホールディング(2.31%)、アストラゼネカ(2.24%)となっています。

同ETFは、信託報酬が低く、分配金利回りも良く、欧州のグローバル企業でリスク分散もしっかりとされているため、長期投資におすすめの欧州株ETFです。

ただ、流動性が非常に低いため、投資する際には取引量が最も多くなる大引けに終値価格で取得するようにしましょう。

※近年は、流動性が余りにも低くなり過ぎているため、流動性リスクが高く、おすすめできなくなってきています。

※この銘柄は2023年7月12日付で上場廃止になりました。

 

・環太平洋先進国株ETF!【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株(除ク日本)

【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株(除ク日本)

信託報酬(税込) 0.30%
分配金 204円(年2回)
分配金利回り 3.54%
直近5年間の値動き +4.54%(5,500円→5,750円)
必要投資金額 5,750円(1口)

【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株(除ク日本)は、UBSファンド・マネジメント(ルクセンブルク)エス・エイが運用する、「MSCIパシフィック(除く日本)インデックス(ネットリターン)」と連動するETFです。

「MSCIパシフィック(除く日本)インデックス(ネットリターン)」は、日本を除く環アジア太平洋地域の先進国(オーストラリア、香港、ニュージーランド、シンガポール)の大型・中型株で構成される浮動株調整後時価総額加重平均型の指標です。

構成銘柄上位は、BHP グループ(7.96%)、AIA グループ(6.61%)、オーストラリア・コモンウェルス銀行(6.44%)、シー・エス・エル(5.48%)、ナショナルオーストラリア銀行(3.83%)となっています。

ETFとしてはややマイナーな銘柄ですが、分配金利回りが高く、先進国株でリスク分散されているおすすめETFです。

ただ、流動性が低いため、投資する際には売買高が最も多くなる大引けで取得するようにしましょう。

※近年は、流動性が余りにも低くなり過ぎているため、流動性リスクが高く、おすすめできなくなってきています。

※この銘柄は2023年7月12日付で上場廃止になりました。

 

・中国株ETF!【1309】NEXT FUNDS ChinaAMC・中国株式・上証50連動型上場投信

【1309】NEXT FUNDS ChinaAMC・中国株式・上証50連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.93%
分配金 0円(年1回)
分配金利回り 0%
直近5年間の値動き +15.42%(34,300円→39,590円)
必要投資金額 39,590円(1口)

【1309】NEXT FUNDS ChinaAMC・中国株式・上証50連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「上海50指数」の円換算値に連動する中国株ETFです。

「上海50指数」は、上海証券取引所に上場する中国A株の中から、規模・流動性の高い代表的な50銘柄で構成された指数となっています。

信託報酬はアクティブ投信並みに高いものの、中国株ETFの中では流動性は最も大きく、中国株にインデックス投資したいならおすすめの銘柄です。

なお、流動性が低い銘柄であるため、投資する際には取引量が最も多くなる大引けに買うことをおすすめします。

 

・新興国株ETF!【1681】上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)

【1681】上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)

信託報酬(税込) 0.264%
分配金 33.3円(年1回)
分配金利回り 2.00%
直近5年間の値動き +1.90%(1,630円→1,661円)
必要投資金額 1,661円(10口)

【1681】上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)は、日興アセットマネジメントが運用する、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」に連動する新興国株ETFです。

「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」は、世界の新興国市場について時価総額比率で加重平均した新興国株指数です。

中国のアリババやテンセント、台湾のTSMC、韓国のサムスン電子といったアジアのグローバル企業を中心に構成されており、新興国株ETFとしては最も代表的な銘柄です。

直近5年間の値上がり益はトントンに留まっていますが、分配金利回りは2%ほどあるため、配当金再投資をすることも可能です。

米国株や先進国株、中国株などに比べると上昇率は見劣りしますが、ポートフォリオの一部に加えておくのも悪くないでしょう。

 

・国内REIT!【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信

【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.1705%
分配金 71.8円(年4回)
分配金利回り 3.58%
直近5年間の値動き +12.21%(1,785円→2,003円)
必要投資金額 20,030円(10口)

【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数」に連動するREIT型ETFです。

「東証REIT指数」は、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数です。

不動産金融商品であるREIT型ETFは、不動産投資の家賃収入のような形で配金を貰うことができ、分配金利回りが高い銘柄が多いことが特徴です。

同ETFは、国内REIT型ETFとしては最も流動性が高い基本的な銘柄となります。

ポートフォリオに国内REITを組み込みたい場合には一押しの銘柄で、分配金再投資にもおすすめの銘柄です。

 

・海外REIT!【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信

【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.187%
分配金 35.8円(年4回)
分配金利回り 3.15%
直近5年間の値動き +10.76%(1,026円→1,136.5円)
必要投資金額 円(10口)

【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み)」の円換算値に連動するREIT型ETFです。

「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み)」は、S&Pが算出するグローバル・インデックスである「S&Pグローバル株価指数」から、REIT及びREITと同様の制度に基づく銘柄から算出される指数です。

ポートフォリオに海外REITを加えたい場合には最も一般的な銘柄となっており、分配金再投資にもおすすめの銘柄です。

ただ、流動性が低いため、投資する際には最も売買が活発化する大引けに取得するようにしましょう。

 

・ゴールド連動型ETF!【1540】純金上場信託(現物国内保管型)

【1540】純金上場信託(現物国内保管型)

信託報酬(税込) 0.44%
分配金 0円(年0回)
分配金利回り 0%
直近5年間の値動き +63.61%(4,590円→7,510円)
必要投資金額 7,510円(1口)

【1540】純金上場信託(現物国内保管型)は、三菱UFJ信託銀行が運用する、「大阪取引所における金地金1グラムあたりの先物価格」に連動する金(ゴールド)ETFです。

ETFによる金(ゴールド)投資は手数料の点で非常に優れており、同ETFの信託報酬は0.44%となっています。
※参考:ネット証券大手のSBI証券で現物純金投資を行う場合の買い付け手数料は1.65%(2023年1月時点)。

ゴールドETFは、ドル建て資産で、分配金が出ません。

直近5年間では、金価格が上昇し、かつ2022年に急激な円安ドル高が進んだこともあり、米国株並みの上昇率となっています。

金(ゴールド)ETFの中では最も流動性が大きいため、最もおすすめの銘柄です。

 

・原油先物ETF!【1699】NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信

【1699】NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.55%
分配金 0円(年0回)
分配金利回り 0%
直近5年間の値動き -22.95%(403円→310.5円)
必要投資金額 3,105円(10口)

【1699】NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「NOMURA原油ロングインデックス」に連動する原油先物ETFです。

「NOMURA原油ロングインデックス」は、世界の原油先物取引の中で取引量が多く流動性が十分あるものを構成銘柄として採用し、原油価格の値動きに連動することを目的としている指数です。

原油先物ETFは、ドル建て資産となり、分配金は出ません。

原油先物としてはWTI原油価格がポピュラーですが、当ETFはWTI先物で運用しているため、原油価格としっかりと連動しています。

流動性も問題なく、信託報酬も【1671】WTI原油価格連動型上場投信の半分強となっています。

直近5年間では下がっていますが、原油先物ETFとして最もおすすめの銘柄です。

 

参考:2022年1月

こちらのデータは2022年1月時点でのETFの記事となります。分配金利回りや値上がりについて参考ください。
※新興国株ETFについてもおすすめしていませんでしたが、グローバル企業で構成される【1681】上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)についてもおすすめ銘柄として追加しました。

 

・TOPIX連動型ETF!【1473】One ETF トピックス

【1473】One ETF トピックス

信託報酬(税込) 0.0858%
分配金 30.7円(年2回)
分配金利回り 1.47%
直近5年間の値動き +34.77%(1,540円→2075.5円)
必要投資金額 20,755円(10口)

【1473】One ETF トピックスは、アセットマネジメントOneが運用する、「東証株価指数TOPIX」に連動する日本株ETFです。

TOPIXは、東証一部に上場している全銘柄の時価総額から算出される株価指数です。TOPIX連動型ETFは、日経平均株価連動型ETFに比べてリスクが小さいことが特徴となります。

構成銘柄上位は、トヨタ自動車(3.62%)、ソニーグループ(2.65%)、キーエンス(2.41%)、ソフトバンクグループ(1.79%)、リクルートホールディングス(1.66%)となっています。

こちらのETFは運用を開始したのが2015年9月からとTOPIX連動型ETFとしてはやや運用歴が浅いですが、信託報酬は最低水準であり、分配金利回りも高くなっているため、TOPIX連動型ETFの中では当サイトで最もおすすめの銘柄となります。

※追記(2022年4月19日)
・2020年のETF検証においてTOPIX連動型ETFではこちらの銘柄をおすすめしていましたが、2022年時点では【1475】iシェアーズ・コア TOPIX ETFをおすすめします。【1473】One ETF トピックスは流動性が低くなっており、分配金利回りが低下しているためです。

 

・日経平均株価連動型ETF!【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETF

【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETF

信託報酬(税込) 0.1155%
分配金 379円(年2回)
分配金利回り 1.24%
直近5年間の値動き +52.99%(19,850円→30,370円)
必要投資金額 30,370円(1口)

【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETFは、ブラックロック・ジャパンが運用する、「日経平均株価」に連動する日本株ETFです。

日経平均株価は、代表的な日本株225銘柄の株価の単純平均で算出される株価指数です。日経平均株価連動型ETFは、値上がり益を期待したい場合におすすめの日本株ETFとなります。

構成銘柄上位は、ファーストリテイリング(9.30%)、東京エレクトロン(6.06%)、ソフトバンクグループ(4.75%)、ダイキン工業(3.51%)、ファナック(3.08%)となっています。

同ETFは、日経平均株価連動型ETFの中で信託報酬が最低水準となっておりおすすめです。

日経平均ETFは、日銀が2021年3月にETF買いを終了したこともあり2021年は低調となりましたが、値上がり益を重視したい場合にはTOPIXよりもおすすめなのは変わりません。

 

・高配当日本株ETF!【1311】TOPIX Core 30 連動型上場投資信託

【1311】TOPIX Core 30 連動型上場投資信託

信託報酬(税込) 0.209%
分配金 12.4円(年1回)
分配金利回り 1.20%
直近5年間の値動き +43.51%(717円→1,029円)
必要投資金額 10,290円(10口)

【1311】TOPIX Core 30 連動型上場投資信託は、野村アセットマネジメントが運用する、「TOPIX Core30」に連動する日本株ETFです。

TOPIX Core30は、東証一部に上場している銘柄の内、時価総額・流動性が高い東証一部の主要30銘柄で構成された株価指数です。日本経済をけん引する主力30銘柄で構成されており、TOPIXをより値上がり益重視とした日本株ETFです。

構成銘柄上位は、トヨタ自動車(10.44%)、ソニーグループ(7.61%)、キーエンス(6.92%)、ソフトバンクグループ(5.17%)、リクルートホールディングス(4.76%)となっています。

当サイトでは、同ETFはこれまで高配当ETFとしておすすめしてきましたが、高配当株であるJTなどが除外され、2021年にはトヨタが大きく上がったことから値上がりし、またETF全体の分配金が減らされたこともあり、1年前と比べて分配金利回りは3分の1程度まで激減しているため、分配金目的ではおすすめできなくなっています。

ただ、信託報酬が下げられました(推測ではありますが、信託報酬が下げられた分だけ分配金も減らされたものと思われます)。

 

・S&P500指数連動型ETF!【1547】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)

【1547】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)

信託報酬(税込) 0.165%
分配金 46.7円(年1回)
分配金利回り 0.76%
直近5年間の値動き +110.42%(2,887円→6,075円)
必要投資金額 60,750円(10口)

【1547】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)は、日興アセットマネジメントが運用する、「S&P500指数」の円換算値に連動する米国株ETFです。

S&P500指数は、米国市場を代表する500銘柄で構成されており、時価総額ベースで算出されています。構成銘柄で米国市場の時価総額約75%を占めており、ダウ工業平均株価よりも米国市場全体の状態を表す株価指数であると言えます。

S&P500指数の構成銘柄上位は、Apple Inc(5.91%)、Microsoft Corporation(5.62%)、Amazon.com Inc(4.06%)、Facebook Inc. Class A(2.29%)、Alphabet Inc. Class A(2.02%)となっています。
※【1557】SPDR® S&P500® ETFのファンド組入銘柄より。

S&P500指数型ETFは、米国株ETFの中では500銘柄に分散投資されていてリスクが低く、GAFAMの構成比率が高いことが特徴です。

同ETFは、信託報酬が低く、おすすめです。なお、S&P500指数連動型では【1557】SPDR® S&P500® ETFの方が信託報酬が低くなっていますが、こちらのETFは外国株口座を開設する必要があります。

「S&P500指数」は2020年3月以降の新型コロナ相場でGAFAMが大きく上昇したことから大きな値上がりとなっています。

 

・NYダウ連動型ETF!【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信

【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.33%
分配金 302円(年1回)
分配金利回り 0.72%
直近5年間の値動き +80.59%(22,930円→41,410円)
必要投資金額 41,410円(1口)

【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価」の円換算値に連動する米国株ETFです。

「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価(ダウ平均株価)」は、米国を代表する30銘柄で構成される株価指数です。30銘柄で米国市場の時価総額約25%を占めています。

構成銘柄上位は、UNITEDHEALTH GROUP INC(7.74%)、GOLDMAN SACHS GROUP INC(7.66%)、HOME DEPOT INC(6.05%)、MICROSOFT CORP(5.62%)、SALESFORCE.COM INC(4.90%)となっています。

信託報酬がこの1年で下がりましたが、それ以上に分配金も大きく下げられており、S&P500指数と変わらなくなってしまいました。

当サイトでは、これまで同ETFを分配金でおすすめの銘柄としてきましたが、分配金目的ではおすすめできなくなっています。

とはいえ、代表的な米国株ETFとして、インデックス投資におすすめの銘柄であることには変わりません。

 

・NASDAQ-100指数連動型ETF!【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信

【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.22%
分配金 9円(年1回)
分配金利回り 0.02%
直近5年間の値動き +232.02%(5,840円→19,390円)
必要投資金額 193,900円(10口)

【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「NASDAQ-100指数」の円換算値と連動する米国株ETFです。

「NASDAQ-100指数」は、米国の新興市場NASDAQに上場する時価総額が大きい100銘柄(金融業を除く)で構成される指数です。

構成銘柄上位は、APPLE INC(11.33%)、MICROSOFT CORP(10.14%)、AMAZON.COM INC(7.66%)、ALPHABET INC-CL C(4.18%)、FACEBOOK INC-CLASS A(4.05%)となっています。

分配金利回りは期待できませんが、値上がり益においては最強のETFと言って間違いありません。長期的な値上がり益を目的にETF投資したい場合には最もおすすめの銘柄です。

ただ、そろそろ調整局面が来てもおかしくないことは注意が必要です。

なお、信用取引を使って同ETFを全力買いする行為は「レバナス」と呼ばれていますが、インデックス投資においては絶対にやめておきましょう。

 

・欧州株ETF!【1386】UBS ETF 欧州株 (MSCI ヨーロッパ)

【1386】UBS ETF 欧州株 (MSCI ヨーロッパ)

信託報酬(税込) 0.20%
分配金 203円(年2回)
分配金利回り 1.95%
直近5年間の値動き +40.60%(7,400円→10,405円)
必要投資金額 10,405円(1口)

【1386】UBS ETF 欧州株 (MSCI ヨーロッパ)は、UBSファンド・マネジメント(ルクセンブルク)エス・エイが運用する、「MSCIヨーロッパ・インデックス(ネットリターン)」に連動する欧州株ETFです。

「MSCIヨーロッパ・インデックス(ネットリターン)」は、欧州の先進国15か国(オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、UK)の大型・中型株で構成される浮動株調整後時価総額加重平均型の指標です。

構成銘柄上位は、ネスレ(3.28%)、ASML ホールディング(2.85%)、ロッシュホールディングス(2.56%)、LVMH モエヘネシー・ルイヴィトン(1.99%)、ノバルティス(1.84%)となっています。

同ETFは、信託報酬が低く、分配金利回りも悪くなく、欧州のグローバル企業でリスク分散もしっかりとされているため、長期投資におすすめの欧州株ETFです。ただ、流動性が低いため、投資する際には取引量が最も多くなる大引けに終値価格で取得するようにしましょう。

 

・環太平洋先進国株ETF!【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株 (除く日本)

【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株 (除く日本)

信託報酬(税込) 0.30%
分配金 132円(年2回)
分配金利回り 2.41%
直近5年間の値動き +35.99%(4,015円→5,460円)
必要投資金額 5,460円(1口)

【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株 (除く日本)は、UBSファンド・マネジメント(ルクセンブルク)エス・エイが運用する、「MSCIパシフィック(除く日本)インデックス(ネットリターン)」と連動するETFです。

「MSCIパシフィック(除く日本)インデックス(ネットリターン)」は、日本を除く環アジア太平洋地域の先進国(オーストラリア、香港、ニュージーランド、シンガポール)の大型・中型株で構成される浮動株調整後時価総額加重平均型の指標です。

構成銘柄上位は、AIA グループ(7.38%)、オーストラリア・コモンウェルス銀行(6.62%)、BHP グループ(5.90%)、シー・エス・エル(4.92%)、香港取引所(3.92%)となっています。

ETFとしてはややマイナーな銘柄ですが、分配金利回りが高く、先進国株でリスク分散されているおすすめETFです。ただ、流動性が低いため、投資する際には売買高が最も多くなる大引けで取得するようにしましょう。

 

・中国株ETF!【1309】NEXT FUNDS ChinaAMC・中国株式・上証50連動型上場投信

【1309】NEXT FUNDS ChinaAMC・中国株式・上証50連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.93%
分配金 0円(年1回)
分配金利回り 0%
直近5年間の値動き +54.49%(28,810円→44,510円)
必要投資金額 44,510円(1口)

【1309】NEXT FUNDS ChinaAMC・中国株式・上証50連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「上海50指数」の円換算値に連動する中国株ETFです。

「上海50指数」は、上海証券取引所に上場する中国A株の中から、規模・流動性の高い代表的な50銘柄で構成された指数となっています。

同ETFは、中国株ETFの中では最も代表的な銘柄となります。分配金が出ないのはネックですが、値上がり益に期待できる銘柄としておすすめです。

なお、流動性が低い銘柄であるため、投資する際には取引量が最も多くなる大引けに買うことをおすすめします。

 

・新興国株ETF!【1681】上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)

【1681】上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)

信託報酬(税込) 0.264%
分配金 23.6円(年1回)
分配金利回り 1.30%
直近5年間の値動き +40.54%(1,290円→1,813円)
必要投資金額 44,510円(10口)

【1681】上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)は、日興アセットマネジメントが運用する、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」に連動する新興国株ETFです。

「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」は、世界の新興国市場について時価総額比率で加重平均した新興国株指数です。

同ETFは投資信託「インデックスファンド新興国株式」で運用されており、同投資信託の構成銘柄上位は、ALIBABA GROUP HOLDING-SP-ADR(8.41%)、TENCENT HOLDINGS LTD(6.41%)、TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC(5.40%)、SAMSUNG ELECTRONICS CO LTD(3.52%)、MEITUAN-CLASS B -B(1.96%)となっています。

新興国ETFでは最も流動性が高い代表的な銘柄となっており、中国のBATや台湾のTSMC、韓国のサムスン電子といった、アジアのグローバル企業を中心に構成されています。

 

・世界株ETF!【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信

【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信

信託報酬(税込) 0.165%
分配金 38.6円(年2回)
分配金利回り 0.99%
直近5年間の値動き +90.27%(2,037円→3,876円)
必要投資金額 38,760円(10口)

【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「MSCI-KOKUSAIインデックス」の円換算値に連動する世界株ETF(より正確には先進国株ETF)です。

「MSCI-KOKUSAIインデックス」は、日本を除く先進国株式で構成される浮動株ベースの時価総額加重平均方式型の指数です。

構成銘柄上位は、APPLE INC(4.30%)、MICROSOFT CORP(3.60%)、AMAZON.COM INC(2.70%)、ALPHABET INC-CL A(1.90%)、FACEBOOK INC-CLASS A(1.50%)となっています。

世界株ETFの中身は、GAFAを始めとする米国の時価総額が高い銘柄が中心です。S&P500指数に他の先進国株を入れてリスクヘッジしたものと認識して問題ありません。

同銘柄は、世界株ETFの中では信託報酬が最も低く、流動性も最も高くなっており、最も一般的な世界株ETFとなっています。

ETF投資の基本となる銘柄です。投資初心者の方は、こちらの銘柄をポートフォリオ100%で運用することをおすすめします。

 

・国内REIT!【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信

【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.1705%
分配金 70.5円(年4回)
分配金利回り 3.13%
直近5年間の値動き +14.21%(1,970円→2,250円)
必要投資金額 22,500円(10口)

【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数」に連動するREIT型ETFです。

「東証REIT指数」は、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数です。

不動産金融商品であるREIT型ETFは、不動産投資の家賃収入のような形で配金を貰うことができ、分配金利回りが高い銘柄が多いことが特徴です。

同ETFは国内REIT型ETFとしては最も流動性が高い基本的な銘柄となります。

多くの銘柄が分配金を減らされる中、REIT型ETFの分配金は高水準をキープしています。

 

・海外REIT!【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信

【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.187%
分配金 26.5円(年4回)
分配金利回り 1.99%
直近5年間の値動き +30.00%(1,023円→1,330円)
必要投資金額 13,300円(10口)

【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み)」の円換算値に連動するREIT型ETFです。

「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み)」は、S&Pが算出するグローバル・インデックスである「S&Pグローバル株価指数」から、REIT及びREITと同様の制度に基づく銘柄から算出される指数です。

同ETFは、分配金は減らされていませんが、2021年に大きく値上がりしたため、分配金利回りは2%弱まで落ちています。安定した分配金を得られるETFとしておすすめなのは変わりません。

なお、流動性が低いため、投資する際には最も売買が活発化する大引けに取得するようにしましょう。

 

・世界国債ETF!【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型

【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型

信託報酬(税込) 0.275%
分配金 1,168円(年12回)
分配金利回り 2.23%
直近5年間の値動き -0.94%(52,700円→52,200円)
必要投資金額 522,000円(10口)

【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型は、日興アセットマネジメントが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」と連動する海外債券ETFです。

「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」は、日本を除く世界主要国の国債の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均した指数です。為替ヘッジは行われず、円換算されています。

国債などの債券ETFは、大きな値上がり益は期待できませんが、値下がりリスクを抑えて分配金を受け取ることができるディフェンシブETFです。

同ETFは年12回の毎月分配であることが最大の特徴で、トータルの分配金利回りも問題ありません。また、日本以外の主要国の国債で運用することからカントリーリスクが分散されていることもメリットです。

ただ、必要投資金額は約50万円となっているため、NISAに組み込むとしたら半分近くのポートフォリオを占めてしまい、SBI証券や楽天証券で取引手数料無料の恩恵を受けられるかどうか微妙なラインでもあります。流動性も低いため、最も取引が活発に行われる大引けに取得することをおすすめします。

 

・ゴールド連動型ETF!【1540】純金上場信託(現物国内保管型)

【1540】純金上場信託(現物国内保管型)

信託報酬(税込) 0.44%
分配金 0円(年0回)
分配金利回り 0%
直近5年間の値動き +50.56%(4,250円→6,399円)
必要投資金額 6,399円(1口)

【1540】純金上場信託(現物国内保管型)は、三菱UFJ信託銀行が運用する、国内商品先物取引市場の金先物価格に連動する金(ゴールド)先物ETFです。

ETFによる金(ゴールド)投資は手数料の点で非常に優れており、同ETFの信託報酬は0.44%となっています。
※参考:ネット証券大手のSBI証券で現物純金投資を行う場合の買い付け手数料は1.65%(2022年1月時点)。

同ETFは、日本人に馴染みのある「グラム・円」単位の金価格に連動します。また、一定の受益権口数を持っている場合には、受益権と引き換えに貴金属地金の現物を受け取ることも可能です。金(ゴールド)ETFでは、最も流動性が高い銘柄でもあります。

商品先物ETFでは分配金は全く得られない点はネックですが、絶対的な安全資産である金(ゴールド)で運用したい場合にはおすすめです。

 

参考:2021年2月

こちらのデータは2021年2月時点でのETFの記事となります。分配金利回りや値上がりについて参考ください。

 

・TOPIX連動型ETF!【1473】One ETF トピックス

信託報酬(税込) 0.0858%
分配金 37.2円(年2回)
分配金利回り 1.96%
直近5年間の値動き +29.71%(1,457円→1,890円)
必要投資金額 18,900円(10口)

【1473】One ETF トピックスは、アセットマネジメントOneが運用する、「東証株価指数TOPIX」に連動する日本株ETFです。

TOPIXは、東証一部に上場している全銘柄の時価総額から算出される株価指数です。TOPIX連動型ETFは、日経平均株価連動型ETFに比べてリスクが小さいことが特徴となります。

構成銘柄上位は、トヨタ自動車3.42%、ソニー2.28%、ソフトバンクグループ2.27%、キーエンス1.86%、NTT1.52%となっています。

こちらのETFは運用を開始したのが2015年9月からとTOPIX連動型ETFとしてはやや運用歴が浅いですが、信託報酬は最低水準であり、分配金利回りも高くなっているため、TOPIX連動型ETFの中では当サイトで最もおすすめの銘柄となります。

 

・日経平均株価連動型ETF!【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETF

信託報酬(税込) 0.1155%
分配金 447円(年2回)
分配金利回り 1.50%
直近5年間の値動き +61.35%(18,370円→29,640円)
必要投資金額 29,640円(1口)

【1329】iシェアーズ・コア 日経225 ETFは、ブラックロック・ジャパンが運用する、「日経平均株価」に連動する日本株ETFです。

日経平均株価は、代表的な日本株225銘柄の株価の単純平均で算出される株価指数です。日経平均株価連動型ETFは、値上がり益を期待したい場合におすすめの日本株ETFとなります。

構成銘柄上位は、ファーストリテイリング9.38%、ソフトバンクグループ6.12%、東京エレクトロン4.58%、ファナック3.31%、KDDI3.15%となっています。

同ETFは、日経平均株価連動型ETFの中で信託報酬が最低水準となっておりおすすめです。

 

・高配当日本株ETF!【1311】TOPIX Core 30 連動型上場投資信託

信託報酬(税込) 0.242%
分配金 26.8円(年1回)
分配金利回り 3.12%
直近5年間の値動き +20.84%(710円→858円)
必要投資金額 円(10口)

【1311】TOPIX Core 30 連動型上場投資信託は、野村アセットマネジメントが運用する、「TOPIX Core30」に連動する日本株ETFです。

TOPIX Core30は、東証一部に上場している銘柄の内、時価総額・流動性が高い東証一部の主要30銘柄で構成された株価指数です。日本経済をけん引する主力30銘柄で構成されており、日経平均やTOPIXに連動するETFよりも安定した値上がりが期待できかつ、分配金利回りが高くなっていることが特徴となっています。

構成銘柄上位は、トヨタ自動車10.40%、ソニー6.92%、ソフトバンクグループ6.92%、キーエンス5.58%、NTT4.62%となっています。

こちらのETFは、分配金利回りが高く、信託報酬も手頃となっており、日本株ETFの中ではバランスが良くおすすめの銘柄の一つです。

 

・S&P500指数連動型ETF!【1547】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)

信託報酬(税込) 0.165%
分配金 46.2円(年1回)
分配金利回り 1.05%
直近5年間の値動き +72.67%(2,525円→4,360円)
必要投資金額 43,600円(10口)

【1547】上場インデックスファンド米国株式(S&P500)は、日興アセットマネジメントが運用する、「S&P500指数」の円換算値に連動する米国株ETFです。

S&P500指数は、S&P500指数は、米国市場を代表する500銘柄で構成されており、時価総額ベースで算出されています。構成銘柄で米国市場の時価総額約75%を占めており、ダウ工業平均株価よりも米国市場全体の状態を表す株価指数であると言えます。

構成銘柄上位は、Microsoft Corporation(6.02%)、Apple Inc(5.80%)、Amazon.com Inc(4.51%)、Facebook Inc. Class A(2.13%)、Alphabet Inc. Class A(1.66%)となっています。
※【1557】SPDR® S&P500® ETFのファンド組入銘柄より。

S&P500指数型ETFは、米国株ETFの中では分散投資されていてリスクが低い点がメリットとなります。

同ETFは、信託報酬が低く、おすすめです。なお、S&P500指数連動型では【1557】SPDR® S&P500® ETFの方が信託報酬が低くなっていますが、こちらのETFは外国株口座を開設する必要があります。

 

・NYダウ連動型ETF!【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.495%
分配金 1,015円(年1回)
分配金利回り 3.22%
直近5年間の値動き +58.43%(19,850円→31,450円)
必要投資金額 31,450円(1口)

【1546】NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価」の円換算値に連動する米国株ETFです。

「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価(ダウ平均株価)」は、米国を代表する30銘柄で構成される株価指数です。30銘柄で米国市場の時価総額約25%を占めています。

構成銘柄上位は、APPLE INC(9.94%)、UNITEDHEALTH GROUP INC(7.90%)、HOME DEPOT INC(6.60%)、GOLDMAN SACHS GROUP INC(5.48%)、MICROSOFT CORP(5.33%)となっています。

米国株ETFの中では、値上がり益と分配金のバランスが最も良い銘柄となっており、全ETFの中でも長期投資に最もおすすめのETFの一つです。

 

・NASDAQ-100指数連動型ETF!【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.495%
分配金 63.2円(年1回)
分配金利回り 0.43%
直近5年間の値動き +174.28%(5,250円→14,400円)
必要投資金額 144,000円(10口)

【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「NASDAQ-100指数」の円換算値と連動する米国株ETFです。

「NASDAQ-100指数」は、米国の新興市場NASDAQに上場する時価総額が大きい100銘柄(金融業を除く)で構成される指数です。

構成銘柄上位は、APPLE INC(12.18%)、MICROSOFT CORP(11.44%)、AMAZON.COM INC(11.14%)、FACEBOOK INC-CLASS A(4.17%)、ALPHABET INC-CL A(3.79%)となっています。

分配金利回りは期待できませんが、値上がり益においては最強のETFと言って間違いありません。長期的な値上がり益を目的にETF投資したい場合には最もおすすめの銘柄です。

 

・欧州株ETF!【1386】UBS ETF 欧州株 (MSCI ヨーロッパ)

信託報酬(税込) 0.20%
分配金 237円(年2回)
分配金利回り 2.83%
直近5年間の値動き +11.00%(7,540円→8,370円)
必要投資金額 8,370円(1口)

【1386】UBS ETF 欧州株 (MSCI ヨーロッパ)は、UBSファンド・マネジメント(ルクセンブルク)エス・エイが運用する、「MSCIヨーロッパ・インデックス(ネットリターン)」に連動する欧州株ETFです。

「MSCIヨーロッパ・インデックス(ネットリターン)」は、欧州の先進国15か国(オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、UK)の大型・中型株で構成される浮動株調整後時価総額加重平均型の指標です。

構成銘柄上位は、Nestle SA(4.02%)、Roche Holding AG(2.98%)、Novartis AG(2.29%)、ASML Holding NV(1.91%)、SAP SE(1.78%)となっています。

同ETFは、信託報酬が低く、分配金利回りも3%弱以上あり、欧州のグローバル企業でリスク分散もしっかりとされているため、長期投資におすすめの欧州株ETFです。ただ、流動性が低いため、投資する際には取引量が最も多くなる大引けに終値価格で取得するようにしましょう。

 

・環太平洋先進国株ETF!【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株 (除く日本)

信託報酬(税込) 0.30%
分配金 181円(年2回)
分配金利回り 3.67%
直近5年間の値動き +22.66%(4,015円→4,925円)
必要投資金額 4,925円(1口)

【1390】UBS ETF MSCIアジア太平洋株 (除く日本)は、UBSファンド・マネジメント(ルクセンブルク)エス・エイが運用する、「MSCIパシフィック(除く日本)インデックス(ネットリターン)」と連動するETFです。

「MSCIパシフィック(除く日本)インデックス(ネットリターン)」は、日本を除く環アジア太平洋地域の先進国(オーストラリア、香港、ニュージーランド、シンガポール)の大型・中型株で構成される浮動株調整後時価総額加重平均型の指標です。

構成銘柄上位は、AIA GROUP LTD(7.43%)、CSL Ltd(5.91%)、Commonwealth Bank of Australia(5.57%)、BHP Billiton Ltd(4.78%)、Hong Kong Exchanges & Clearing Ltd(3.36%)となっています。

ETFとしてはややマイナーな銘柄ですが、分配金利回りが高く、先進国株でリスク分散されているおすすめETFです。ただ、流動性が低いため、投資する際には売買高が最も多くなる大引けで取得するようにしましょう。

 

・中国株ETF!【1309】NEXT FUNDS ChinaAMC・中国株式・上証50連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.93%
分配金 0円(年1回)
分配金利回り 0%
直近5年間の値動き +59.27%(28,850円→45,950円)
必要投資金額 45,950円(1口)

【1309】NEXT FUNDS ChinaAMC・中国株式・上証50連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「上海50指数」の円換算値に連動する中国株ETFです。

「上海50指数」は、上海証券取引所に上場する中国A株の中から、規模・流動性の高い代表的な50銘柄で構成された指数となっています。

同ETFは、中国株ETFの中では最も代表的な銘柄となります。分配金が出ないのはネックですが、値上がり益に期待できる銘柄としておすすめです。

なお、流動性が低い銘柄であるため、投資する際には取引量が最も多くなる大引けに買うことをおすすめします。

 

・世界株ETF!【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信

信託報酬(税込) 0.165%
分配金 36.6円(年2回)
分配金利回り 1.25%
直近5年間の値動き +54.02%(1,890円→2,911円)
必要投資金額 29,110円(10口)

【1550】MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信は、三菱UFJ国際投信が運用する、「MSCI-KOKUSAIインデックス」の円換算値に連動する世界株ETFです。

「MSCI-KOKUSAIインデックス」は、日本を除く先進国株式で構成される浮動株べースの時価総額加重平均方式型の指数です。

構成銘柄上位は、APPLE INC(4.00%)、MICROSOFT CORP(3.60%)、AMAZON.COM INC(2.90%)、ALPHABET INC-CL A(1.50%)、FACEBOOK INC-CLASS A(1.30%)となっています。

世界株ETFの中身は、GAFAを始めとする米国の時価総額が高い銘柄が中心です。米国株に他の先進国株を入れてリスクヘッジしたものと認識して問題ありません。

同銘柄は、世界株ETFの中では信託報酬が最も低く、流動性も最も高くなっており、最も一般的な世界株ETFとなっています。

ETF投資の基本となる銘柄です。

 

・国内REIT!【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.1705%
分配金 69.9円(年4回)
分配金利回り 3.54%
直近5年間の値動き +1.02%(1,952円→1,972円)
必要投資金額 19,720円(10口)

【1343】NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「東証REIT指数」に連動するREIT型ETFです。

「東証REIT指数」は、東京証券取引所に上場するREIT全銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数です。

不動産金融商品であるREIT型ETFは、不動産投資の家賃収入のような形で配金を貰うことができ、分配金利回りが高い銘柄が多いことが特徴です。

同ETFは国内REIT型ETFとしては最も流動性が高い基本的な銘柄となります。

 

・海外REIT!【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信

信託報酬(税込) 0.187%
分配金 30.3円(年4回)
分配金利回り 3.21%
直近5年間の値動き -7.91%(1,023円→942円)
必要投資金額 9,420円(10口)

【2515】NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信は、野村アセットマネジメントが運用する、「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み)」の円換算値に連動するREIT型ETFです。

「S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み)」は、S&Pが算出するグローバル・インデックスである「S&Pグローバル株価指数」から、REIT及びREITと同様の制度に基づく銘柄から算出される指数です。

同ETFは分配金に優れ、分配金利回りは3%を超えています。ただ、流動性が低いため、投資する際には最も売買が活発化する大引けに取得するようにしましょう。

 

・世界国債ETF!【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型

信託報酬(税込) 0.275%
分配金 1,364円(年12回)
分配金利回り 2.66%
直近5年間の値動き -10.66%(57,200円→51,100円)
必要投資金額 511,000円(10口)

【1677】上場インデックスファンド海外債券(FTSE WGBI)毎月分配型は、日興アセットマネジメントが運用する、「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」と連動する海外債券ETFです。

「FTSE世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」は、日本を除く世界主要国の国債の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均した指数です。為替ヘッジは行われず、円換算されています。

国債などの債券ETFは、大きな値上がり益は期待できませんが、値下がりリスクを抑えて分配金を受け取ることができるディフェンシブETFです。

同ETFは年12回の毎月分配であることが最大の特徴で、トータルの分配金利回りも問題ありません。また、日本以外の主要国の国債で運用することからカントリーリスクが分散されていることもメリットです。

ただ、必要投資金額は約50万円となっているため、NISAに組み込むとしたら半分近くのポートフォリオを占めてしまい、SBI証券や楽天証券で取引手数料無料の恩恵を受けられるかどうか微妙なラインでもあります。流動性も低いため、最も取引が活発に行われる大引けに取得することをおすすめします。

 

・ゴールド連動型ETF!【1540】純金上場信託(現物国内保管型)

信託報酬(税込) 0.44%
分配金 0円(年0回)
分配金利回り 0%
直近5年間の値動き +40.11%(4,275円→5,990円)
必要投資金額 円(1口)

【1540】純金上場信託(現物国内保管型)は、三菱UFJ信託銀行が運用する、国内商品先物取引市場の金先物価格に連動する金(ゴールド)先物ETFです。

ETFによる金(ゴールド)投資は手数料の点で非常に優れており、同ETFの信託報酬は0.44%となっています。
※参考:ネット証券大手のSBI証券で現物純金投資を行う場合の買い付け手数料は2.20%(2020年4月時点)。

同ETFは、日本人に馴染みのある「グラム・円」単位の金価格に連動します。また、一定の受益権口数を持っている場合には、受益権と引き換えに貴金属地金の現物を受け取ることも可能です。金(ゴールド)ETFでは、最も流動性が高い銘柄でもあります。

商品先物ETFでは分配金は全く得られない点はネックですが、絶対的な安全資産である金(ゴールド)で運用したい場合にはおすすめです。